Academic Box Logo

【驚愕】便秘で1年以上排便しなかった女性(21)が死亡⇒解剖するとヤバすぎる結果が・・・

【驚愕】便秘で1年以上排便しなかった女性(21)が死亡⇒解剖するとヤバすぎる結果が・・・




便通はいかがですか?

開けたら閉める、食べたら出す。

世の中にはちゃんと循環していくための原理があります。

便通のリズムは乱れていませんか?




とくに女性は便秘の悩みがつきない人が多く、市販されている便秘薬も女性をターゲットとしたものが多いです。

しかし、よくある不調という、軽い気持ちで便秘をとらえていると大変なことになります。

21歳の若さで便秘により死亡した女性のニュースに激震しました。

まさか便秘で死ぬわけがないと思っている人には、とくに必見です。








便秘が起こる原因

便秘の定義は「2日以上便通がない場合」とされることがよくあります。

2日だとあてはまるという方は結構いらっしゃるかもしれませんね。

しかし、回数ではなく便の状態も把握しておくと体のリズムもつかめます。

便秘の種類は主に器質性と機能性の2つに分けられます。




器質性便秘は、消化管に物理的な障害があることが原因でおこります。

先天性のものと後天性のものに分けられ、ガンや子宮筋腫といった病気が隠れている場合もあるので注意が必要です。

機能性便秘は、食生活の変化や精神的要因が関わってくる一時的な急性のものと、

長期的な大腸の機能異常からきている慢性的なものがあります。







女性に便秘が多い理由

実際、女性の場合は男性よりも骨盤が広く、腸が骨盤内に落ち込んで、たるみやすいため、便が大腸に滞留する時間が長くなります。この間に便が硬くなり、便秘になりやすい傾向があるようです。また、女性のほうが腹筋や横隔膜の筋力が弱いために便を排出する力が弱いことも影響しているのでしょう。

引用元




 

体の構造的にも便秘になりやすいのが女性なわけですが、他にもダイエットが原因に考えられます。

ダイエットで一時的に食事の量が減った際に、腸への刺激が弱まってしまい、動きが悪くなってしまいます。

摂取できる食物繊維の量が少ないと、ますます便秘サイクルに陥りやすくなるのです。

ダイエットはやり方によっては、身体に悪影響を及ぼすかもしれないことを頭に置いておいてください。

以上のことをふまえて、今回のケースをみてみましょう。







1年以上の便秘の末に

21歳で便秘のため亡くなった女性。

この事例は2016年7月4日に放送された「直撃!コロシアム!ズバっと!TV2時間SP」で紹介され、

世間に衝撃を与えました。

この女性は1年間排便がなく、市販の薬だけの服用で、医師の診察はうけていませんでした。




いらないから排出されるはずの便が体に溜まり続けるのは、よろしくないのは一目瞭然です。

が、まさか便秘が原因で死亡するなんて、ご本人が一番思ってもいなかったことでしょう。

たかが便秘、されど便秘―。

いかにしてこのような事態になったのか、番組ではさらに詳しく迫っていました。







死因は腸閉塞

ある日、激しい腹痛が遅い、翌日トイレで亡くなったこの女性。

死因は腸閉塞で、解剖の結果おなかの中には便が6.7kgもあったそうです。

腸閉塞とは、腸が何らかの原因で通過障害をきたし、腸液やガス、便などが腸の中に充満する病態のこと。

イレウスとも言われてします。




一番身近なものは、痙攣イレウスではないでしょうか。

・ヒステリーや神経の衰弱といった神経性因子によるもの
・鉛やニコチンによる中毒
・腸管に対する鈍力、損傷、異物などによるもの
・虫垂炎、胆石症、腎結石などの疾患によるもの
・腸間膜血管に血栓や塞栓が生じた影響

排ガスや排便がなくなり、腹痛、嘔吐、腹部膨満などの症状を生じ、

場合によっては重篤な全身症状をきたして命にかかわることもあるそうです。

今回の女性は、便秘によって溜まった便が原因で腸に通過障害が起こってしまったようです。







当日の様子

前日に「風邪気味でおなかが痛い」といって、寝て起きてを繰り返していたそうです。

死亡当日は、朝から自分の部屋で横になっており、

昼過ぎに学校から帰ってきた弟さんが、トレイの前で死亡しているお姉さんを発見したそうです。

発見時、嘔吐した跡や尿失禁があったということでした。

弟さんはさぞかし驚き、ショックだったことでしょう・・・。




大腸と小腸は膨れ上がっていたそうです。

解剖の結果についての論文によると、

「一般に便秘が死亡に至る原因になるとは考えにくく、死因について考察を加えてみる」

となっていました。

あくまでも、便秘が直接の死亡原因になることはかなり稀なケースだとされています。

しかし、今回のようなケースが実際に起こった以上、

 

便秘は甘く見るとおそろしい結果につながるということを解っていただけたと思います。

いつものことだからと便秘をほおっておかず、場合によっては医師に相談するのも必要ですね。

 

サムネイル:引用元