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アメリカで絶対的終身刑を言い渡された子供たち

アメリカで絶対的終身刑を言い渡された子供たち

少年犯罪

日本では、少年犯罪に対する判決の重さについて議論が活発にされていますよね。少年に対する刑を重くすべきという重罰化の流れではありますが、その刑の重さはまだまだアメリカには及びません。

絶対的終身刑

アメリカには、少年時代に罪を犯して、終身刑に服役している子供の受刑者が全部で200人ほどいると言われています。その状況が議論されていますが、確かに凶悪な殺人犯は多くいます。
これから紹介する5人は、犯行当時に未成年にも関わらず仮釈放の可能性が全くない、絶対的終身刑を言い渡された殺人犯です。

ライオネル・テート

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終身刑を言い渡された少年として、アメリカ史上最年少の少年です。
なんと犯行当時たったの12歳というから驚きです。

レスリングの練習で・・


レスリングの練習の途中で6歳年下の女の子を殺してしまったと供述したテート。しかし、女の子の体には、踏みつけられたり押しつぶされた痕跡が。
体内では多くの臓器が破裂し、骨折が多く見つかったのだとか。
レスリングの練習で着くはずのない傷ばかりです。

ブライアン・リー・ドレイバー

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クラスメイトを計画的に殺害した罪で服役している彼。共犯の友人と一緒に、15歳のときに殺人を犯しました。

銃乱射事件に触発?


クラスメートのジョーを殺すため、入念に計画をした計画殺人でした。
29回も滅多刺しにしてしまったのです。二人は住居侵入などその他多くの罪状でも起訴され、終身刑になっています。
実はこれ、1999年に起きたコロンバイン高校乱射事件に触発されたのではないかと言われています。

ジョシュア・フィリップス

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13歳のときに近所の8歳の女の子を絞殺し、遺体を自宅のベッドの下に隠したジョシュア。
殺害から8日後、母親がジョシュアの部屋を掃除していたときに、女の子の遺体を見つけました。

犯行の理由とは?


その犯行理由が驚きで、世間に衝撃を与えたのですが、「遊んでいるときに野球のボールを女の子に当ててしまい、父親を激怒させるのが怖かったので殺して遺体を隠した。」とのこと。

エリック・スミス

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事件が起こったのは1993年のことでした。当時まだ13歳だったエリックは、近所の公園で遊んでいた4歳の子供に気づき、その少年を森の中に誘い込んで頭に石を打ち付け、その後性的ないたずらをしました。。

いじめが原因で・・


事件の動機はクラスメイトへの怒り。
メガネや赤毛のせいでいじめられていたので、その怒りを4歳の子供にぶつけてしまったのです。
現在36歳になったエリックは今も服役しており、8回申し立てた仮釈放をすべて却下されています。

ケネス・ユーフルス

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彼の場合はとても特殊なケースでした。
自分の意思に反して殺人を行い、それが原因で服役しています。

どうして犯行に及んだのか・・


当時14歳だったケネスは、母親にドラッグを売っていた男に脅されて、強盗を手伝わされます。そうしないと、ケネスのガールフレンドや弟たちを傷つけると言われたのです。
家族や彼女を守るために強盗を手伝ったケネスは、特殊なケースであるにも関わらず、終身刑を言い渡されました。

少年犯罪の原因とは?


幼くして重大な犯罪を行う人には特有の性質があるのだとか、遺伝子の異変だとかまことしやかに語られていますが、どれも明らかにはなっていません。ただし、事実としてあることが一つ。
それは、重犯罪者の多くが虐待家庭の出身者で、親から性的な虐待・または暴力を受けていたということです。

いかがでしたか?


未成年が起こした凶悪な犯罪とはいえ、その根本原因が家庭のせいであるとすれば、一生刑務所に放り込むのが正しいことなのでしょうか?
だからと言ってこれほどまで凶悪な殺人を起こした犯罪者を数年で世に出すのは不安が大きいという声も多くあります。
私たちには何ができるのでしょうか?