世界一の億万長者”ビルゲイツ”が認めた日本人女性。その驚きの職業に誰もが唖然。
言わずと知れた大富豪
「ビル・ゲイツ」
という名前を聞いたことがある人は多いでしょう。マイクロソフトの共同創業者兼元会長兼顧問、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同創業者兼共同会長。カスケード・インベストメント共同創業者兼CEO兼会長、コービス共同創業者兼CEO兼会長、bgC3共同創業者、マイクロソフトリサーチ共同創業者兼会長、テラパワー会長、ResearchGate共同創業者兼名誉理事長。
マイクロソフトをはじめとして、こんなにも肩書を持つ彼は、
幹部クラスですら対等に話せない雲の上の存在
です。しかし、
そんな彼と対等に言葉を交わすことができる日本人女性
がいるそうです。ある日本人女性
ビルゲイツと対等に話せるという日本人女性とは、なんと昭和14年生まれの77歳のおばあちゃん。
彼女は
ビル・ゲイツさんにパーティーへ招待されるほどの交友関係
を持っているそうです。いったいどうやってビルゲイツに出逢い、対等に話せるまでになったというのでしょうか・・・。
出会いは男子トイレ
彼女の職業は
「掃除のおばちゃん」
。マイクロソフト社の日本支社の清掃責任者
を任される立場にあり、30名ほどの部下を持ちながら、自らも掃除の仕事をする日々を送っていました。
きっかけは「ヒゲソーリー」
ある日、トイレ掃除を終えた彼女が入口で背の高い外国人男性とぶつかりそうになりました。
「I’m sorry」と発した彼に、反射的に「ヒゲソーリー」と答えてしまったのです。
彼は日本語が理解できたようで、「髭剃り?」とあごを触るそぶりをし、一緒に笑いました。
なんとその男性がビル・ゲイツさんだったのです。
単なる偶然ともいえる出会いでしたが、その後彼女が思わぬ事態へと発展したのです。
パーティーへの招待
そんな出会いから時間は流れ、冗談を言ったことなど誰もが忘れるような小さな出来事でした。
ビル・ゲイツさんにとってはなおさらでしょう。
しかし、ある日
「クリスマスパーティーに参加するように」
と内線電話を受けたのです。「他の掃除のおばちゃんたちもいるから、自分だけ出席するわけにはいかない」と彼女は断りました。
二度目の内線
しかし、再度内線電話がかかってきたのです。
「おばちゃんたち全員、参加してください。ビル・ゲイツ社長直々の依頼です」
ここまで言われてしまえば、欠席のしようがありません。
やむなく、当日出社していたおばちゃんたちを全員集め、パーティーへ向かいました。
よく来てくれました!
もちろん、オシャレもしていません。
いつもの作業着のままで、恐る恐る会場へ入ると、たくさんの社員がいました。
当然、ビル・ゲイツさんの姿も・・・。
普通の社員なら言葉なんて交わせません、幹部ですらそうそう話せないのですから。
しかし、ビル・ゲイツさんはおばちゃんの姿をみつけると「よく来てくれました!」と抱きかかえんばかりの歓迎をしてくれたのです。
僕が大好きな人
さらに、社員たちに
「この人はすごい日本人で、僕の大好きな人です」
と紹介したのです。一緒に来ていた他の掃除のおばちゃんたちも歓迎する姿に、周りの社員たちはビル・ゲイツさんが本当に彼女たちを尊敬し、親しみを込めていることがわかったそうです。
掃除のおばちゃんという仕事は、会社では主役とは言えません。
トイレや廊下で出会っても、たいして意識する人はいないかもしれません。
しかし、彼は掃除のおばちゃんの仕事に対する姿勢や生き方を瞬時に見抜いたのでしょう・・・。
それもそのはず、掃除のおばちゃんの過去は壮絶でした。
10代で自立を余儀なくされた
関西生まれの彼女は、幼いころにご両親をなくし、中学を卒業後、働かなくてはなりませんでした。
高校へは行っていません。
地元の大手百貨店に就職するため、面接を受けたときの事です。
孤児であることから、面接官に冷たい態度をとられ、自分を受け入れてもらえないと確信した彼女は
「私のような者に働き口を提供するのも、あなた方の仕事ではありませんか?これで失礼します。」
と、一言残しその場を後にしたそうです。
当時15歳が見た現実
自分ではどうすることもできないことで見下され、15歳だった彼女にとってとてもつらく悲しい経験となりました。
その後結婚し、一児に恵まれた彼女は家計を支えるために社会へ出ることに・・・。
そこで選んだのが掃除のおばちゃんでした。
土日も出勤で、早朝からの仕事でも日によっては極端に遅くなることもあり、時間も不定期でした。
それでも一生懸命仕事をこなし、マイクロソフト社の日本支社の清掃責任者を任されるまでになったのです。
大富豪が見つけたシンデレラ
そんな過去を持つ彼女をビル・ゲイツは日本でただ一人信頼できる友人だと称しています。
どんなに辛い仕事でも誠実に何十年も誇りをもって臨み、ユーモアも忘れず明るく、自分の仕事に精を出す・・・。
日本が大好きな彼だからこそ、そんな本来の日本人の典型を見出したのかもしれません。
やはり、成功している人は見ているところが違うようですね。
役に立てることが嬉しい
あの「ビル・ゲイツ」をそこまで虜にした掃除のおばちゃんですが、
実は同い年の旦那さんは定年後、その手腕を買われてさらに高給取りな仕事に就いています。
つまり、おばちゃんは働かなくても十分ご飯を食べていけるのです。
「働かないと体がなまるし、働くことで毎日人のお役に立てれることがとっても嬉しい」
生活のためではなく、働くこと自体に喜びを見出している彼女の美しさを見習いたいですね。
サムネイル:引用元
〈記事作成で参考にさせて頂いたサイト〉
http://cadot.jp/ 世界一の億万長者’ビルゲイツ’が認めた日本人女性。その驚きの職業に誰もが唖然。