『育児満了のお知らせ』20歳の誕生日に両親から届いた書類が本気すぎる!
1月の第2月曜は成人式の日
2017年は1月9日が成人の日でした。9日を含む3連休の間に、各地で成人式が開かれ、晴れ着を着た女性の姿を見かけた方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、とある人物が20歳の誕生日に受けたちょっと変わった方法の「お祝い」です。
二十歳の誕生日、両親から贈り物が…
二十歳を迎えた誕生日当日、投稿者さんはある封筒を両親から贈られます。豪華なご祝儀袋で、中身を期待しちゃいますよね。当然「ヒャッハー!」な気持ちで封筒を開けると…
衝撃の中身が…
1枚の書類が出てきた!
その内容をかいつまんで説明すると…
・立派な大人になってください
・光熱費を今後は入れてください
・お金を貸しても良いけど、利子がつきますよ
というものです。
「これからの人生を楽しんで…」
その他にも、年金への加入や犯罪を犯したときの処罰、結婚などに関する注意事項が書かれた後、末尾は
「これからの人生を楽しんで下さい」という一文で締められています。仕事の書類のような雰囲気の手紙ですが、言葉の端々にご両親の愛情が感じられて、ほっこりしますよね。
成人になると変わるもの
今回ご紹介したご両親の手紙にも書かれているように、成人(20歳)を迎えると色々と義務や、やって良いことが増えてきます。
●20歳になったら、できるようになるもの
・飲酒
・喫煙
・公営ギャンブル(競馬、ボートレース、競艇、競輪)
・結婚(親の同意が不要になる)
・親の許可がない契約
・10年有効のパスポートの申請
●20歳になると、変わるもの
・少年法ではなく、刑法で裁かれるようになる
・悪いことをしたら、実名で報道されるようになる
・裁判員に選ばれる可能性がある
など。1人の人間としての責任が、ぐっと重たくなりますね。
ユーモアたっぷりに説明
大人(成人)になっても、特に学生さんの場合、普段の生活では実感できないものです。でも、こんな風に要点をまとめてくれると、とっても分かりやすくていいアイディアですよね。
成人年齢は国によって変わる
日本では、二十歳になると成人(大人)とみなされますが、国によって成人となる年齢は異なります。欧米諸国や中国は18歳、アルゼンチン・エジプト・シンガポールは21歳、プエルトリコは14歳が成人年齢です。
成人式は日本独自の文化
スーツや色鮮やかな晴れ着を着て式典に参加する「成人式」は、地元の友人との絆も再確認できる、人生の中でも華やかなひと時ですよね。実は、成人式って日本独自の文化で、欧米では成人式に相当する儀式は無いのだそうです。
社内成人式
百貨店や外食産業に勤めているなど、仕事によっては祝祭日に休みを取れない職場もありますよね。成人式に参加できなかった社員のために、社内で成人式を行う企業もあるそうです。芸能事務所でも、大手の事務所などは晴れ着を着て成人のお祝いをする姿が報じられることもありますね。
1/2成人式
近年は、1/2成人式という言葉も聞くようになりました。20歳の半分である10歳(小学4年生)を対象に「十歳式」を開く学校も増えているそうです。内容としては、合唱や育ててくれた親への感謝の手紙の朗読、親からの祝辞などが行われるとのこと。
各国の成人の儀式 その1
世界には、「できればやりたくない!」と思うような過酷な成人の儀式が残っている地域もあります。
●毒アリ入りの袋に手を入れる
ブラジルのアマゾンに暮らす先住民族サテレ・マウェ族の男性は、成人の儀式として「毒アリが数百匹入った袋に両手を入れる」儀式を行います。このアリの毒は非常に強烈で、刺された時の痛みはハチやアリの中でも最強クラス、しかも痛みが24時間持続するのだそうです。この痛みに耐えてこその『大人』ということですね…
各国の成人の儀式 その2
●30メートルからバンジージャンプ
今でこそレジャーの一環としても楽しまれているバンジージャンプですが、元々はバヌアツで行われていた成人の儀式が起源と言われています。30メートルのやぐらから、ロープの代わりにヤムイモのツルを足に結び付けて飛び降りるのです。怪我をする人も多く、時には死者が出るという過酷な儀式なのだとか。