間違えて女性専用車両に乗った男性に向かって「降りろ!ボケ!」。怒鳴るオバサンに向かって放ったOLの一言が!
遅刻する!
乗り遅れそうになり急いで乗り込んだ電車が女性専用車両だった・・・
「急いでいて・・・」
「間違えて・・・」
故意ではなく女性専用車両に乗り込んでしまい、冷や汗をかいた経験のある男性は結構多いみたいです。
今日もまた、間違えて女性専用車両に乗ってしまった男性が一人・・・
彼は人が多く移動が難しい為、車両に両手を付け目的地に到着するのを待つ事にしました。
すると、一人のおばさんが・・・
え・・・
「あんた、わざと女性専用車両に乗ったんでしょ!」
「恥ずかしいと思わないの!?」
「降りろ」
都会の方にはこんな強めのオバサンが普通にいらっしゃるんでしょうか・・・
凄いですね。
おばさんの暴言に女性専用車両の空気はピンと張りつめました。
「すみません・・・急いで間違えてしまいました。。。」
おばさんに平謝り状態の男性。
「どうしてくれんのよ!?」
おばさんの暴言はまだまだ終わる事を知りません。
「気持ち悪い」
「怖くて電車乗れなくなるわ・・・」
怖くて電車ww・・・
扉を向いて、下を向いたままの男性。
そろそろ、可哀そうすぎますね。
よほどストレスの溜まっているオバサンだったのでしょうか。
暴言のような小言はまだまだ続きます。
・・・もう、許してあげて!
すると、偶然隣に乗車していたOLが・・・
「もう辞めませんか?」
「もう、責めるのは辞めません?」
「彼だって、今移動したくても出来ない状態な訳ですし・・・」
隣にいたOLが、オバサンに話しかけます。
OLにそう言われても、今さら簡単に引き下がれない様子のオバサン。
「気持ち悪くて無理だわ!!こういうの犯罪なんじゃないの?」
間違って乗車してしまった男性を罵りつくし、更には犯罪者扱い・・・
「犯罪行為じゃないですよ。」
「女性専用車両は、法律的には男性も乗車してOKな車両なんですよ。」
「鉄道会社の配慮と、男性の協力によって成り立っているだけなんです。」
「あなたのせいで・・・」
これにはオバサンは何も反論できず、シュンと小さくなってしまいました。
そこにOLの最後の追い打ち・・・
「間違ったって本人も言ってるのに・・・」
「あなたのせいで、この男性が可哀そうですよ。」
思いやりに感謝しよう!
女性専用車両は、鉄道会社と男性の「思いやり」によって成り立っている車両でした。
もちろん、女性専用車両を狙って乗車してくるような人は、嫌がられて当然です。
しかし、間違えて乗車してしまった人を罵るような事をしてはいけません。
「ありがとうございます。」
男性はOLにお礼を告げ、次の駅で降りて行きました。
世の中には女性専用車両の他にも思いやりによって成り立っている仕組みが沢山あります。
私達もこのOLのように、「思いやりの仕組み」を理解し、感謝し賛同出来るような人間になりたいものですね。