【めっちゃ怖っ!!けど思ってたんと違う!】衝撃のラストが待っている「身の毛もよだつ怖い話」
「誰か怖い話してよ」の一言が事の発端だった…
今回ご紹介するには、背筋も凍るとっても怖いお話です。教えてくれたのは『ジェニファーななちくん』さんというツイッターユーザーの方でした。
「暇だから誰か怖い話して」
その言葉をきっかけに語られる衝撃の結末とは…
現場は『99階建てのホテル』
物語の現場は、99階建てだという超高層のホテルです。観光に行くため鍵をフロントに預けると「電気工事があるから、夜中の1時までには戻ってください」とのこと。
帰りが遅くなってしまった2人は…
「夜中の1時までには帰ってきてね」と言われていた2人ですが、ついうっかり1時を過ぎてしまいます。部屋に戻ろうとエレベーターのボタンを押しても反応しません。
非常階段を歩いて99階まで登らないと…
そうだ「怖い話をしよう!」
非常階段は薄暗く、とても怖かったのですが、少しでも早く部屋で休みたい2人は歩いて階段を登る決断をします。そして階段を登ろうとした瞬間、Aさんから提案が
「1階登るたびに、怖い話を1つしよう!」
カオリ : 99階まであるんだよ~、百物語まであと1つだよ~。余計怖いじゃんっ!という突っ込みはさておき…
時刻は深夜2時
階段を登り進めるうちに時計は周り、時刻は夜中の2時になりました。人ならざるものが活動を始める、いわゆる丑三つ時です。
ようやく98階に到着
そしてとうとう98階にまで辿りつきました。ゴールはすぐ目の前です。物語の最後、99話目はAさんの番。
「次にするのは、今までの話と比べてダントツに怖い話になると思う」こう前置きをしてAさんは語ります。
最高の恐怖が…!!
鍵!!フロント!!持ってない!!
工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工.
創作の怪談
実はこのお話、ジェニファーななちくんさんの創作だったそうです。少しずつ淡々と語られる物語が「何が起こるんだろう」というドキドキと、最後のオチのトンでもない恐怖が、よく出来てますよね☆
そう言えばこのお話でも絡んできた「百物語」って、どんなものかご存知ですか?調べてみると結構面白くて…
古来伝統の『百物語』
人が集まって怪談を聞かせあうと「幽霊や妖怪が寄ってくる」と言われています。幽霊が出るのは怖いけど、修学旅行などでは百物語は定番のイベントですよね。
カオリ : でも大抵は、100話まで話のネタが持たなかったり、泣く人が出たりして途中で終わっちゃうんですよね(汗)
正しいお作法は
「百物語」は、人が集まって単純に怖い話を100個すればいいというわけではありません。実は正しいお作法があるそうです。
新月の夜を選んで、参加者は一箇所に集まります。この時、参加者は「青い着物」を「逆合わせ」にして着てくることが求められます。集まった部屋には青い紙を巻いた行灯と、百本の点火した灯心を用意します。行灯は別の部屋においても構いません。参加者はそれぞれの怖い話を語り、一話語り終えたら灯心を消火していきます。これを百回繰り返し、100話語り終えたとき何かの怪異が起こるのです。
江戸時代には簡略化され、火が灯った100本のろうそくを用意し、1つのお話が終わるたびに吹き消すという、現在でもよく知られている方法になったそうです。
百物語の目的
百物語の起源には諸説がありますが、武士の度胸試しのために行われたというのが有力な説だそうです。実際に100話を終えた後、どんな不思議なことが起きるのでしょうか?体験談のようなものも、文献として残っているそうですが、真偽は不明なのだとか…
どうして怖い話って人気なの?
人間には「生存本能」がありますが、同時に破滅に自ら近づきたくなる「自己破壊願望」も持ち合わせています。
車を運転しているときに、危ないとわかっているのに制限速度を大きく超えてスピードを出したくなったり、崖の上から下を覗き込みたくなるのも、自己破壊願望の一種と言えるそうです。そして、怖い話を聞きたくなるのも自己破壊願望の現われなのだとか…。
本能が「怖い話」を求めてるとは、面白いですよね。
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