男性は100万ドル以上をかけて26時間の手術に挑んだ。その後、彼の顔は信じられない変化を遂げることに!!
最愛の息子
引用:http://www.imishin.jp/nancy-millar/
アメリカ在住のナンシー・ミラーさんには、最愛の一人息子のデイヴィットと生活していました。
ですがデイヴィットが26歳の時、彼はニューヨークでバイク事故を起こして病院に運び込まれましたが、残念ながら脳死判定を受けることに‥
まさか息子が‥
突然の知らせに、ナンシーさんはショックでその事実を受け入れることができませんでした。
そのような状況で、さらなる決断を迫られたのです。
それは‥
ドナー登録
引用:http://d.hatena.ne.jp/mo_tomoco_mo/20110417/1303024374
デイヴィッドは生前、同期提供のドナー登録をしていました。
そして、医師がデイヴィットに求めたものは「顔」の移植だったのです。
デイヴィットの臓器提供を待っていた患者は‥
消防士
ミシシッピ州で消防士として働いていた、パット・ハーディソンさん。
パットさんは2001年、消火活動を行なっていた建物で生き埋め状態になり、顔に大火傷を負ってしまったのです。
パットさんの状態は‥
顔のほとんどが‥
引用:http://www.imishin.jp/nancy-millar/
パットさんは一命をとりとめたものの、顔のパーツや耳までが溶け落ちて無くなってしまいました。
さらに、子供や孫を怖がらせることになると会うこともできず、顔の再建手術を70回以上も受けるも鎮痛剤の影響などで家族関係は悪化して、離婚。うつ病も患って、15年も苦しんできたのです。
ナンシーの決断
ナンシーは、デイヴィットの「顔」の提供を承諾しました。
その理由は、デイヴィットの将来の夢が「消防士」だったからだそうです。
そして‥
顔の手術へ
引用:http://www.imishin.jp/nancy-millar/
手術には医師や看護師ら100名以上のスタッフが携わって、費用は100万ドル、26時間以上の大手術となりました。
「史上最も難しい」と言われたこの手術は、無事に成功したのでした。
退院後
手術後の経過は順調で、パットさんはこの手術によって、
「新しい人生を手に入れた」というような感覚になったと語っています。
そして、顔の提供に同意してくれたナンシーさんに会いに行きました。
息子が‥
引用:http://www.imishin.jp/nancy-millar/
待ち合わせ場所に到着したパットさんを見て、ナンシーさんは涙が止まりませんでした。
「私は、自分の息子と同じように、あなたのことを誇りに思っています。これはもうデイヴィッドの顔じゃないわ、あなたの顔になったのよ」
引用:http://www.imishin.jp/nancy-millar/
と、優しくパットさんに語りかけました。
新しい人生
この手術を受けたことで、パットさんは子供や孫にも会えるようになり、今までのように好奇の目で見られることもなくなったそうです。
そして、新しい妻を迎えることもできたのだとか。
実際の映像
こちらが、2人があった時の実際の映像です。
ナンシーさんは、息子の死は非常に辛かったけど、意味があるものだったと感じることができるようになったそうです。
ネットの反応
ネットでは、
・自分が死後に誰かを救うことができるのなら、ドナー登録しよう
・提供する臓器は選べないんだよな‥
・臓器提供はまだまだ日本ではそこまで浸透していな気がする
などなど。