【驚愕】国旗に「紫色」が使われていない理由が明らかに!!
国旗
日本国旗は「日の丸」とも呼ばれ、赤と白でシンプルですよね。
海外の国旗はカラフルで、いろんな色や模様が。
ですが‥
「紫色」
現在196の国がありますが、どの国旗にもほとんど使われていない色があります。
それが「紫色」なのです。
その理由が、明らかになりました。
皇族のカラー
紫色は何世紀もの間、「王家の力」と「富」を表す色とされてきたそうです。
そのため、皇帝のみだけが身につけることができたのだとか。
エリザベス女王
引用:https://www.pinterest.jp/pin/102105116532289223/
実際に、エリザベス女王は皇室関係者以外が「紫色」を身につけることを、禁じていたそうです。
なぜ、ここまで制限されていたのでしょうか?それは‥
貴重
紫の染料の元となっていたのは貝殻で、地中海のティルス地方でしか取れなかったそうです。
しかも1gの紫の染料を得るためには、1万個もの貝殻が必要とされていたのだとか。
かなりの貝殻が必要になりますよね。
価値
当時はそれらの理由から、紫の染料は450gで、金の1.4kgに相当していたのだそうです。
現在の価格に換算すると、約636万円!!
それだけ貴重なものなので、やはり価値も高い!これでは、国旗に利用されなかったのも納得しますよね。
今のように安くなったのは‥
歴史
紫色が今のように手ごろに使えるようになったのは、今より1世紀半ほど前にあたる1856年のこと。
当時18歳だったイギリスの化学者、ウィリアム・ヘンリー・パーキンがマラリアの治療薬を「キニーネ」の開発をしている時でした。
偶然の産物
ウィリアムは、その実験の過程で「紫」の化合物を作り出したのです。
彼はその化合物が布の染料として使用可能であることに気づいて、特許申請をしました。
この出来事によって、紫の染料が大量生産されることになったのです。
現在
ウィリアムの発見によって大量生産されたために、現在では「紫は上流階級の色」というイメージは無くなりました。
ですが、それでも国旗に紫色が使われることはありませんでした。
しかし‥
1900年以降
引用:https://www.ituaj.jp/00_sg/20141207_TW14/TW14.html
1900年以降には新しい国旗がデザインされた国もあり、「カタール」や「ラトビア」などの国が国旗に紫を取り入れています。
ネットでの反応は‥
ネットの反応
ネットでは、
・国旗の色ってあまり気にしたことがなかった
・紫は欲求不満の色って教わったけど‥笑
・こんな歴史があったなんて知らなかった
などなど。
結論
歴史は、面白い。