”全て聞こえてたよ” こん睡状態から12年ぶりに目覚めた息子が発した言葉に驚愕の真実が隠されていた。
ケント : こんにちは!
今日は12年間も昏睡状態だった少年の記事だよ!
ヒロミ : 12年間も。。。
ケント : しかもその間、全部記憶はあったみたいですごく話題になってるんだ。
ごく普通の幸せな家族
南アフリカ出身のマーティンピストリウスさん。
3人兄弟の一番上で、ごく普通の子供でした。
彼は機会技師の父ロドニーさんとレントゲン医師の母ジョアンさん、
さらに妹と弟と何不自由ない生活を送っていたそうです。
激しい喉の痛み
しかし、12歳の時にいつもと同じように何事もない生活を送っていると突如激しい喉の痛みに教われました。
最初はただの風邪かと思いましたが徐々に食欲が落ち、日中に何時間も眠ったり、歩くと足に衝撃が走ったりと、風邪とは思えない症状が次々に現れるようになったのです。
そして。。
ただ事ではないと感じた両親は数々の有名病院で治療や検査を受けさせましたが何も判明せず、さらには国外の専門医にも助けを乞うたそうです。
そんな中、マーティンさんは思考力や記憶力までも徐々に失われていき、やがてクリプトコッカス髄膜炎が発症。
そして昏睡状態に陥ってしまいました。
介護し続ける生活に
母ジョアンさんはレントゲン技師の仕事を辞め、1日中マーティンさんの看病をし続ける生活になったそうです。
しかし、意識を失ってから1年が経過しましたが、回復に兆しは一向に見られません。
そして看病に疲れ、息子を助ける事ができなかったという自責の念に悩んでいたジョアンさんは自殺をしてしまったのです。
介護施設に
結果、未遂で止まりましたが、ジョアンさんには介護をする余力は残っておらず、今度は父ロドニーさんが介護を行う事にしました。
しかし、ロドニーさんは昼間に仕事があるため、その間はマーティンさんは介護施設へと預けられる事に。
出勤前に預けては、夕方に仕事を終えると施設まで迎えに行き、マーティンさんが眠るまで世話をし続ける毎日を送るロドニーさん。
突然意識が・・?
そんな意識が戻らないまま、3年の月日が経ち、マーティンさんは16歳になりました。
そしてある日、マーティンさんは突如意識を取り戻したのです!
しかし意識を取り戻した事を伝えようにも、声を発する事も、視線を変える事もできなかったのです。
徐々に回復したがゆえに
そうしてマーティンさんは自分の意思を伝えることが一切できない状況「閉じ込め症候群」と呼ばれる状態になってしまいました。
そうして意識を取り戻したマーティンさん。
徐々に意識が回復していき、19歳になるころには自分の状況を完全に把握できるようになっていたそうです。
そして、自分の存在が家族の負担になっている事に苦しんだといいます。
そんな辛い日々を送っていると、追い詰められたジョアンさんがとんでもない事を口にしてしまったのです。
息子の前で、、
心身ともに追い詰められていたジョアンさんは
「死んでくれたらいいのに」
とぼやいてしまったそうです。
悲しかったが、恨みはしなかった
マーティンさんは当時の事をこのように話しています。
言われたとおりにしたかった。
人生を終えたくて仕方なかった。
こんな言葉を聞くのに耐えられなかった。
母親の言葉を聞いて本当は悲しかったけど、彼女がなぜそんな事を言ったのか理解できたから恨んだりはしなかったし、それどころか自分お気持ちを抑えられないほうが悲しかったよ。
意識があった事を後に知ったジョアンさん
後にマーティンさんは本当は意識が戻っていたことを知ったジョアンさんは、涙を流しながらインタビューに答えています。
私は彼が聞こえているなんて思いもしなかった。
私はなんて酷いことを言ってしまったんだろう。
マーティンには本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。
介護施設でも、、
さらに、意思を伝えられないという中で起きていた衝撃的な事実を告げました。
マーティンさんの看病生活の最中、看病に心身ともに疲れていた家族は、時に数週間施設に預ける事もありました。
しかし、この施設はマーティンさんを人形のように扱う最悪の施設だったのです。
生活のほとんどをこの施設で過ごしていたマーティンさんは、職員からの身体的虐待や言葉の暴力、さらには性的虐待まで受けていたと言います。
軌跡の出会い
ですが、ある女性との奇跡的な出会いがマーティンさんの運命を大きく変えたのです。
その彼女の名前は、アロママッサージを担当する介護士のヴァ-ナさん。
ヴァーナさんはそれまでの介護士とは違い、マーティンさんをモノのように扱いませんでした。
まるで友人のように話しかけてくれるのです。
〇〇が発覚!?
ヴァーナさんは長い間、マーティンさんの顔を見ながらコミュニケーションを図っていました。
そうして、顔を見ているうちにある疑問を持つようになります。
もしかしたら、マーティンさんに意識があるのではないか?
ヴァーナさんはとある障害者センターにマーティンさんに意識があるかどうかの検査を受けさせる事にしました。
そして検査の結果、マーティンさんに意識があることが発覚したのです。
この結果を知ったジョアンさんは再び仕事を辞める決心をし、一日中マーティンさんに付き添うようになりました。
そして、一緒にコミュニケーションの訓練やリハビリに励みました。
異常な回復力
リハビリを開始してから1年が経ったころ、マーティンさんは赤外線で画面のキーボードの文字や画をポイントし、意思を伝えるコンピュータを入手しそれを用い、会話する事ができるまで回復しました。
そして5年後には自分の手でキーボードを打ち、パソコンを使いこなせるようになったのです。
その後はパソコンの情報処理を専門的に学ぶために大学で勉強し、フリーランスのウェブデザイナーとして活躍しています。
さらに妹の紹介で知り合った女性と結婚し、げんざいはイギリスで暮らしているそうです。
苦しみからの脱却
一時は植物状態だったマーティンさん。
そこには想像を絶する苦しみがあったでしょう。
マーティンさんの家族のように愛情で始めた介護でも両立ができずに仕事を辞めなければならなかったり、金銭面の問題から施設に入れられなかったりなど、様々な理由から追いやられ、精神的に壊れてしまうのです。
これからはご家族ともに、幸せな日常が待っている事を心から願います。
ヒロミ : 考えさせられるね。。
この間、施設の事件があったばかりだから、なおさら。
ケント : うん。
でもどんな障碍者でも僕らと何も変わらない同じ人だと思うんだ。
だからどんな理由であれ、結果がそうなのであればすべていい訳にしかならない。
ヒロミ : えらく辛口だね。
わからないこともないけど。
結論
[aside type=”normal”] 引用元
http://cadot.jp/
http://spotlight-media.jp/
https://buzzall.jp[/aside]