YouTubeでのガジェット通信提携切り抜き動画の作成方法と注意点

クリエイターは、切り抜き動画を「黙認」し、自分たちの責任ではないことを明確にすることで、トラブルを回避しようとしている。

ただし、一部のチャンネルでは「公式」や「公認」などの記載を行っているが、これらは非公式であり、チャンネルの停止につながる可能性がある。

また、切り抜き動画に収益に関する情報を掲載することはYouTubeポリシー違反となるため、避ける必要がある。

チャンネルの切り抜き動画を作成する場合、申請フォームからの申請が必要になります。

申請フォームはチャンネルによって異なるので注意しましょう。

申請にはチャンネルの作成が必須です。

申請フォームの1ページ目で入力する内容は、連絡用のメールアドレスになります。

切り抜き動画専用のメールアドレスが推奨されています。

YouTubeで切り抜き動画を投稿する際には、許可申請、10秒ルール、4分ルール、編集、加工という5つのルールを守ることが大切です。

許可申請は、切り抜きを容認しているYouTuberから受け、10秒ルールは動画の最初の10秒以内には切り抜かれた元の動画を使用しないことを意味します。

4分ルールは切り抜き動画が4分を超えないようにすること、編集は動画の冒頭と末尾に独自の内容を加えることを指します。

加工は元の動画に字幕やモザイクなどの加工を加えることで、著作権侵害を避けることができます。

切り抜き動画を申請するには、YouTubeパートナープログラム承認前と承認後で必要な情報が異なります。

承認前はチャンネルIDのみ必要ですが、承認後は収益化後に再度メールで連絡する必要があります。

申請方法は以下の通りです。

①ガジェット通信クリエイターネットワークに登録②メールで「チャンネルID」を送信③申請完了④登録したメールアドレスに「ガジェット通信クリエイターネットワーク事務局」からメールが届くので、内容を確認。

ウェザーニューズの番組を収益化するには、YouTubeパートナープログラムを利用し、提携パートナーのガジェット通信クリエイターネットワークに登録する必要があります。

ただし、番組内の知的財産権を第三者が所有している場合は、権利者から個別に許諾を得る必要があります。

切り抜き動画の収益は、YouTubeから直接クリエイターに支払われるのではなく、権利を所持するガジェット通信を経由して支払われます。

ガジェット通信は、収益比率を考慮してクリエイターに支払います。

切り抜き動画の収益は、月100万円を超えるチャンネルもあるそうです。

切り抜き動画の制作には多くの作業が必要であり、時間を確保し、やり切る力が求められます。

また、YouTubeのサムネイルやチャンネルの備考欄のSEO対策など、視聴者にクリックされる工夫も必要です。

YouTubeの収益化は難しく、泥臭い作業が必要となります。

有名なクリエイターを生み出すには、最低500時間のYouTube継続が必要であり、視聴する動画の裏には綿密な計画が隠されています。

YouTuberから切り抜き動画の許可をもらうには、所属事務所に連絡するのが一般的です。

ほとんどのYouTuberは事務所に所属しており、切り抜き動画の投稿許可は事務所が管理しています。

事務所の連絡先は、YouTuberのチャンネルページや公式サイトなどで確認できます。

他人の動画を加工してアップロードするのは著作権侵害にあたります。

自分の動画が盗用された場合は、削除申請をするのではなく、ガジェット通信に報告しましょう。

また、動画で使用する音楽や画像も著作権に注意し、各チャンネルの責任のもとで使用してください。

危険性を感じる素材やトピックは取り扱わないことをお勧めします。

動画のテロップを作成する際には、テンプレートに頼るだけでなく、プラグインを積極的に活用すべきです。

差別化や時間短縮につながります。

Adobeのプレミアプロでは文字が起こせるツールも利用できるので活用できます。

ガジェット通信と提携していないYouTuberから切り抜き動画を配信するには、事務所やオンラインサロンに連絡して許可を得る必要があります。

例えば、オリエンタルラジオの中田敦彦氏は自身の公式ウェブサイトのお問い合わせフォームから申請できます。

武井壮氏の所属事務所SPECIALIST JAPANにも許可の申請が必要になります。