神宮外苑の大地主・明治神宮と”三井”不動産、急接近の訳【神社界&政官財のマル秘人脈図付き】

ライターのAMIです。今回は、神宮外苑の大地主・明治神宮と’三井’不動産、急接近の訳についてお伝えします。神社界&政官財のマル秘人脈図もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
明治神宮外苑の再開発を主導する企業

三井不動産
明治神宮外苑の再開発を主導する三井不動産をはじめ、不動産会社などの民間企業が大規模な都市公園・緑地の整備・運営に続々と乗り出している。神宮外苑地区(対象面積・28.4万㎡)の再開発計画案は、市民から反対署名が提出されるなど懸念の声が上がっているが、これまでも三井不動産は公園を都市再開発に積極的に利用してきた。 詳しくみる ⇒ 参照元: 不動産会社主導の「公園再開発」に欠けている視点 神宮外苑“幻...
再開発計画への批判

明治神宮外苑の再開発計画には、樹木の伐採やショッピングモールの建設に対する批判がある。
明治神宮外苑の再開発計画には、三井不動産が代表事業者となって進められており、神宮球場などの老朽化したスポーツ施設を解体し、高さ190メートルの高層ビル2棟を建てる予定です。しかし、この計画には樹齢100年ほどの貴重な樹木を大量に伐採する必要があり、その数は低木を含めて3000本以上になると言われています。このため、多くの批判が集まっています。また、計画には巨大なショッピングモールの建設も含まれており、これにも反対の声が上がっています。計画は2021年12月に公表され、閲覧期間はわずか2週間でしたが、各メディアの報道により問題が広く知られるようになりました。 詳しくみる ⇒ 参照元: 神宮外苑に「ららぽーと」計画?「緑地を破壊して作るな」SNS...
進行中の計画の内容

2024年に新築着工し、2036年に全体竣工する公園の再編と広域避難場所の整備計画が進められる。
都市計画決定を受け、神宮外苑地区の再編と広域避難場所の整備計画が進められる。2024年に新築着工し、2036年に全体竣工する公園を作るために、各関係機関と協議を進めながら具体的な計画を検討する。詳細はプロジェクトサイトで公表される。 詳しくみる ⇒ 参照元: 神宮外苑地区におけるまちづくりについて
神宮外苑再開発計画と昆明モントリオール枠組の合致性

三井不動産は「生物多様性方針」を発表し、同事業計画が枠組に準拠していると主張している。
三井不動産の神宮外苑再開発計画は、国際的な「昆明モントリオール枠組」に合致しているかどうかが議論されている。三井不動産は「生物多様性方針」を発表し、同事業計画が枠組に準拠していると主張しているが、反対意見も根強く存在している。計画が枠組に合致しているかどうかは、特にターゲット12に関連する都市再開発の内容が重要である。ターゲット12では、都市部と人口密集地域の緑地空間の増加や生物多様性の配慮が求められている。三井不動産がアピールする植え替えによる樹木数の増加や「緑の割合増」は、ターゲット12の要件を満たしているのかが焦点となっている。 詳しくみる ⇒ 参照元: 三井不動産。グループ生物多様性方針策定。東京・神宮外苑の再開...
具体的な取り組みの一つ

神宮外苑の再開発
三井不動産や明治神宮などが神宮外苑地区を再開発し、スポーツクラスターにする計画を進めている。具体的な取り組みの一つとして、現在の4列のイチョウ並木を保全しながら、緑化を計画している。また、樹木の本数を増やし、緑の割合を約30%にする予定であり、次の100年に向けて若い樹木に植え替えることで緑の循環を図る。しかし、この再開発計画によって地域内の樹木が1000本近くも伐採されることから、異論も出ている。 詳しくみる ⇒ 参照元: 三井不動産。グループ生物多様性方針策定。東京・神宮外苑の再開...
神宮外苑再開発のキーパーソン

東京都の佐藤広副知事と安井順一技監
現在の明治神宮外苑(神宮外苑)再開発に連なる「原案」は2012年5月、東京都の佐藤広副知事と安井順一技監(肩書は当時)から、森喜朗元首相に示された。 詳しくみる ⇒ 参照元: 神宮外苑の大地主・明治神宮と三井不動産、急接近の訳【神社界&...
三井不動産の役割

三井不動産は神宮外苑再開発の検討会のメンバーとして活動している。
三井不動産は神宮外苑再開発の検討会のメンバーとして活動しており、明治神宮や伊藤忠商事など地権者6者と共に、神宮外苑地区のまちづくりに関する基本覚書を締結している。この動きは、岩沙氏の総代就任から約半年後の13年1月に始まり、15年4月に表舞台に登場した。明治神宮は、三井不動産のトップを“身内”とする動きがあったことが分かっている。 詳しくみる ⇒ 参照元: 神宮外苑の大地主・明治神宮と三井不動産、急接近の訳【神社界&...
大規模災害時の防災拠点としての位置付けとは何か?

防災拠点の位置付けとエリア全体の防災性強化が必要です。
都立明治公園と一体となった大規模災害時の防災拠点として位置付けることにより、エリア全体としての防災性を強化することで、創建の趣旨を受け継ぎ、誰もが利用しやすく、安全・安心・快適で魅力的なまちを形成するためには、防災拠点の位置付けとエリア全体の防災性強化が必要です。また、みどりとオープンスペースの整備には、神宮外苑いちょう並木から明治神宮聖徳記念絵画館を正面に臨む首都東京の象徴となる4列のいちょう並木のビスタ景を保全し、緑豊かな風格ある景観を創出するとともに、樹林地などの緑豊かな自然環境の保全・利活用など、エリアごとの特性をふまえつつ、新たな100年に向けた多様な緑化を計画し、推進していく予定です。 詳しくみる ⇒ 参照元: 神宮外苑地区におけるまちづくりについて
神宮外苑の緑地保全と創造に向けた取組み

新たな神宮外苑のみどりを作り、守るための取り組みを検討しています。
新たな植栽にあたりましても、計画地周辺に残存する緑地の構成種を中心としつつ、動植物の生息・生育環境にも配慮しながら、例えば市民参加の植樹など、皆様の思いを表すことができるよう、新たな神宮外苑のみどりを作り、守る取組みも検討し、より多くの人々に開かれた良質な公園的空間を実現すべく今後具体的な検討を進めて参ります。地区の魅力や活力の増進に資する多種多様な機能の導入を図り、誰もが利用できる空を感じ緑に潤う憩いの場、及び、広域避難場所としての位置づけを踏まえた避難のための防災拠点ともなり得る新たな緑地・広場を、多くの人々に開かれた庭として創出すべく、検討してまいります。 詳しくみる ⇒ 参照元: 神宮外苑地区におけるまちづくりについて
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