倒立フォークのオイル漏れ応急処置:短期間でのオーバーホールを回避
ライターのYUKOです。倒立フォークのオイル漏れ応急処置についてご紹介します。この処置により、短期間でのオーバーホールを回避できます。
フロントフォークオイル漏れの対処法
フォークのオイル漏れを放っておくとどうなるか?
事故に繋がる可能性がある。
フロントフォークのオイル漏れを放置すると、フォークオイルが枯渇したり、特に倒立フォークでは飛散したりする可能性があります。
オイルが枯渇するとサスペンションが正常に機能しなくなり、飛散するとタイヤが滑って事故につながる恐れがあります。
そのため、オイルが漏れている場合は、後述の方法で対処することが推奨されています。
詳しくみる ⇒参照元: 【バイク】フロントフォークからオイルが漏れた!?対処(修理)...フォークオイル漏れ応急処置
倒立フォークからオイルが漏れた場合、応急処置として最も手軽なのは何か?
布を巻き付ける
フォークシールの漏れの場合、オイルはゆっくりと滲み出すのが特徴です。
そのため、漏れているオイルシール周辺に布を巻き付けてオイルを吸収させれば、タイヤやブレーキにオイルが垂れるのを一時的に防ぐことができます。
この方法であれば、自宅からバイクショップまでの短距離であれば走行可能です。
ただし、長距離の走行や無理な運転は避け、あくまで応急処置として使用しましょう。
ツーリング先で漏れに気づいた場合は、着ているTシャツを脱いで巻き付けることもできます。
詳しくみる ⇒参照元: フロントフォークからのオイル漏れの応急処置!?フロントフォークオイル漏れ対処法
フロントフォークのオイル漏れを防ぐために使用されているゴム部品は何ですか?
オイルシール
フロントフォークの衝撃吸収機能は、オイルによる油圧とスプリングによるバネの力で実現されています。
オイル漏れを防ぐために使用されているゴム部品は「オイルシール」と呼ばれ、経年劣化によるひび割れや収縮によってオイル漏れが発生することがあります。
オイル漏れはブレーキやタイヤに付着して危険を及ぼすため、早急に対処する必要があります。
オーバーホールの目安は走行距離40,000km、点検は10,000kmとされていますが、走行状況や放置期間によって前後します。
詳しくみる ⇒参照元: 【徹底解説】フロントフォークのオーバーホール。費用や作業手順...バイクのオイル漏れが危険な理由
バイクでオイルが漏れると何が起こる?
転倒・ブレーキ故障
オイルが漏れるとタイヤやブレーキに付着し、転倒やブレーキ故障を引き起こす可能性がある。
また、サスペンション性能も低下し、安定性を失う。
放置すると悪化するため、オイル漏れを発見したらすぐに修理を依頼する必要がある。
詳しくみる ⇒参照元: フロントフォークからのオイル漏れの応急処置!?倒立フォークの注意点
倒立フォークの最大の欠点は?
オーバーホール頻度
倒立フォークは正立フォークよりもオーバーホールの頻度が高く、テキトーに扱ってしまうとフォーク本体に深刻なダメージを与えてしまう可能性がある。
これは、倒立フォークの構造上、オイルが常にオイルシールにかかっており、傷みやすいことや、オイルが漏れ始めると延々と漏れ続けることが原因である。
ただし、逆さまにしていることでオイルシールが痛みやすいというわけではなく、倒立フォークでも正立フォークでもオイルが漏れ始めれば同様に漏れ続ける。
また、タイヤの横にオイルシールがあるため痛みやすいと思われることもあるが、実際に水溜まりを走行した際にオイルシールに直撃するほどの水しぶきは発生しない。
詳しくみる ⇒参照元: 倒立フォークは短期間でオーバーホールしないと痛みが激しくなる...