常総学院、センバツ2024での躍進に期待がかかる

第95回センバツ高校野球大会が開幕し、6日目の第1試合で茨城の常総学院と石川の日本航空石川が対戦します。

大会は3月18日から13日間の日程で行われ、決勝は3月30日に行われます。

大会1日目は八戸学院光星が関東第一を、星稜が田辺を、熊本国府が近江を、阿南光が豊川を、明豊が敦賀気比をそれぞれ破りました。

2日目の対戦カードは高崎健康福祉大高崎対明豊、山梨学院対創志学園、中央学院対宇治山田商業です。

常総学院は第93回選抜高校野球大会の2回戦で中京大中京に5-15で敗れ、8強進出を逃した。

中京大中京の機動力を絡めた攻撃と守備の乱れにより大量失点を喫し、打線も終盤に追い上げるも及ばなかった。

2015年以来6年ぶりのセンバツ8強はならなかった。

木内監督は、PL学園と常総学院の2校で甲子園優勝を果たした。

PL学園では1984年の夏大会で決勝でKKコンビ擁するPL学園を破り、常総学院では2001年のセンバツで仙台育英を破って優勝した。

また、木内監督の指導方針は、「のびのび野球」と呼ばれ、選手の自主性を尊重するものであった。

しかし、1990年代には選手の反発心のなさやノーサイン野球の失敗などで指導方針に悩んだ時期もあった。

しかし、2000年代に入ってからは迷いが吹っ切れ、結果を出し始めた。

第93回選抜高校野球大会2回戦で、中京大中京は常総学院を15-5で破り、準々決勝に進出した。

この勝利により、中京大中京は春通算勝利数で歴代単独最多の57勝を記録した。

また、専大松戸戦での勝利と合わせて、東邦と並ぶ1位となっていた。

中京大中京は全国最多の優勝回数を誇り、常総学院は初戦を突破して2回戦に臨んだ。

常総学院は延長13回で敦賀気比に勝利して初戦を突破している。

木内監督率いる常総学院は、2004年の夏の甲子園大会で東北のダルビッシュ有を擁するチームを破り優勝した。

この大会では、木内監督のバントを使わない強攻策が功を奏した。

木内監督は、チームの守備力と選手起用を特徴としており、この年、常総学院は甲子園で本塁打を記録しなかった。

木内監督は、この大会で優勝した後のインタビューで、「どうして私の最後の夏にこんなにツキまくるのか」と述べた。

センバツ優勝経験校同士の対戦となった敦賀気比と常総学院の1回戦では、敦賀気比の公式戦初登板となった背番号5の本田克内野手が輝きを放った。

制球に苦しむエース左腕のサポート役として登板し、好投を見せた。

しかし、チームは延長十三回タイブレークの末に惜しくも敗退。

敦賀気比には、今後さらに成長が期待される若手選手がいることが明らかになった。

茨城県の高校野球のレベル向上に大きく貢献した木内は、延長戦の無死一塁の場面で「強攻策」を多用した。

この策は、東亜学園戦(1987年)と関西創価戦(2001年)でサヨナラ勝ちに貢献した。

2003年の決勝では、この策が3得点につながり、勝利を収めた。

また、茨城弁丸出しのユニークな語り口が「木内節」として親しまれている。

甲子園では、茨城勢3回の優勝をいずれも木内率いるチームが達成している。