桑田佳祐と原由子:出会いから破局、再婚までの激動のラブストーリー

サザンオールスターズのボーカルである桑田佳祐と、キーボード・ボーカルを担当する原由子は、おしどり夫婦として知られる。

2人は結婚前に一度破局を経験しているが、その後復縁して結婚。

桑田が原由子に惹かれた理由は、「他の女性とは違い、原由子だけだから」と語っている。

そんな2人の結婚生活は仲睦まじく、夫婦で作詞作曲を行うこともある。

サザンオールスターズとしてもソロとしても精力的に活動する2人は、音楽業界を代表する夫婦として活躍し続けている。

桑田佳祐と原由子は、サザンオールスターズがメジャーデビュー後に多忙となり、交際に支障をきたした。

桑田から別れを切り出したが、原由子はホッとした様子で「今まで本当にありがとう」と伝えた。

しかし、2人は涙が止まらず、一晩中電話で話した。

翌朝、桑田は「結婚しよう！

」と改めてプロポーズし、2人は結婚することになった。

原由子は、大学で桑田佳祐が歌うクラプトンの「バッジ」を聴いて音楽サークルに入部した。

桑田はナンパ癖があり、原由子も気にかけていたが、彼の音楽の才能に惹かれた。

ある日、桑田にピアノ演奏を求められ、「いとしのレイラ」を弾いたことでお互いの才能を認め合った。

1975年にバンド「青学ドミノス」を結成し、後にサザンオールスターズとなった。

1979年に桑田が原由子にプロポーズし、交際が始まった。

桑田佳祐と原由子は、友達関係から交際に発展した。

しかし、サザンオールスターズのデビュー後は多忙になり、すれ違いから破局を迎えた。

原由子の自叙伝「娘心にブルースを」には、破局当時の心境が記されている。

その中で、原由子は破局を「ホッとした」と振り返っている。

その後、桑田佳祐と原由子は再婚している。

アルバムは、バラエティ豊かな10曲が収録されています。

M1「My Baby Shines On Me」はポップなロックンロールで、M2「おしゃれな女 (Sight of my court)」はボサノヴァ調のしっとりとした曲です。

また、M8「Loving You」では、桑田佳祐のヴォーカルとアウトロで原由子と桑田のアドリブの歌声が重なります。

このアドリブと歌詞は、翌年に結婚した2人の関係を彷彿とさせます。

アルバム全体は、原由子のボーカルのポテンシャルを引き出すことを目的としており、その企図は成功しています。

原由子は2023年3月に鎌倉芸術館でワンマンライブを開催し、31年ぶりのオリジナルソロアルバム「婦人の肖像 (Portrait of a Lady)」を携えて豪華バンドメンバーと共演。

桑田佳祐が全面バックアップしたこのアルバムはオリコン週間アルバムランキングで4週連続TOP10入りするロングヒットを記録し、ソロミュージシャンとしても大きな注目を集めた。

原由子のライブで、長年の友人である桑田佳祐がサプライズ登場し、一緒に歌唱を披露しました。

この出来事はライブのハイライトとなり、会場は大いに盛り上がりました。

原由子の44年を超える音楽キャリアのなかでも、ソロミュージシャンとして脂が乗り切った時期であることが感じられるライブとなりました。

ライブのセットリストは、各種ストリーミングサイトで公開されているプレイリストで確認できます。