自修館中等教育学校の教育を徹底解説！！！？東大合格者輩出の秘密とは？

自修館中等教育学校は神奈川県伊勢原市にある男女共学の完全中高一貫校で、生徒たちの社会で生き抜く力を育むことを目標にしている。

1998年9月に「向上中学校」として設立され、同年12月1日に「自修館中学校」に校名が変更された。

創立20周年を迎えた比較的新しい学校で、生徒のこころを育て、社会で生きる力を身につける教育を目指している。

生徒たちの学校生活をより良くするため、様々な施設が整備されている。

私立中学校に進学すると、小学校時代の友人とは疎遠になることが多いが、本校では1年生のオリエンテーションを実施し、この問題を克服している。

オリエンテーションでは、2泊3日で山梨県北杜市に出かけ、現地の産業や文化についてチームに分かれて調べ学習を行う。

これにより、友達作りのきっかけとなり、資料の作り方や発表、他者との協働などの探究の基礎がスタートする。

また、本校では5年生全員のカナダ研修をはじめ、3カ月の短期研修や1年留学など、「世界に挑戦したい」という生徒の思いを伸ばす取り組みも行っている。

この学校では、こころの教育を重視しており、「EQ（こころの知能指数）」を活用して、生徒が自分の言動や能力を客観的に認識できるようにしています。

また、「SS（セルフ・サイエンス）」の授業を通じて、生徒が自分自身を理解し、コミュニケーション力を向上させています。

生徒たちは、EQ診断の結果やSSの授業から、自分の言動が周囲に与える影響を認識し、他者理解とコミュニケーション能力の向上につながっています。

生徒との信頼関係を築くことは、教員の重要な役割です。

6年制の学校では、生徒と教員が長期的に関わるため、信頼関係を構築しやすく、生徒は安心して相談できます。

また、少人数制で生徒間の顔見知り度が高いため、友人とのつながりも深まり、卒業までにほとんどの生徒が顔見知りになります。

グローバル教育の一環として、国際理解の機会も提供され、生徒は多様な視点や英語力を身につけられます。

オリエンテーションで宿泊地に関する調査や発表を行い、1年生同士の仲を深めることができます。

学校は学習環境の良さや施設の充実度で評判が高く、英検や数学の補講など、生徒に分かりやすい授業が行われています。

また、いじめ防止に先生方が目を配り、勉強や部活に集中できる環境が整っています。

自修館中等教育学校は、6年間でカリキュラムが組まれており、中学校と高校が分かれている他の学校とは異なり、カリキュラムが連続しているのが特徴です。

このカリキュラムの連続性により、生徒はより深く学習でき、幅広い教育効果を得ることができます。

また、学校内にはカフェテリアやレストランがあり、生徒同士が交流できる場も充実しています。

制服の着用は比較的自由度が高く、生徒は自分の好みに合わせて服装を楽しむことができます。

ただし、校内ではスマホの持ち込みが厳しく制限されており、持ち込みが発見された場合は校外でも没収されます。

自修館は偏差値42の中堅校であるが、近年は東大や国公立大学、早慶上理などへの合格実績を伸ばしており、中学受験において「コスパが良い」と評価できる。

21年度は東大の合格者も輩出し、東京理科大や立教大などへの指定校推薦枠も充実している。

自修館は先進的な英語教育に力を入れており、生徒はプレゼン力、英語力を発揮する機会が多く、モチベーションが高まっています。

生徒はオンラインでもグループ発表のミーティングを行い、英語で考える力を伸ばしています。

また、ネイティブの先生の授業では、英語の物語文を暗記して発表し、発音やパブリックスピーキングの技術を向上させています。

進学実績では、国公立大学に10名以上、早慶理に6名、MARCHに30名近く合格しています。

難関学部である医学部には4名合格しており、3名の学生が海外の大学に合格しています。

関東の大学の合格者が多い中、関関同立に2名合格しています。

大学を卒業した後、日本銀行などの大手企業で活躍している卒業生もいます。