小説家に"なろう"ダイジェストの規制について徹底解説！

小説家になろうグループにおけるダイジェスト・部分掲載のお取り扱いに関しまして、運用の検討を行ないました結果、ダイジェスト版掲載を全面的に禁止することが決定しました。

現在、書籍化等により本文の全掲載が難しい場合は、掲載分のストーリーを一度まとめ切り、完結済み作品として投稿するか、掲載分でストーリーが完結している小話や外伝のみを残し、本文は全て削除するかの対応をお願いしています。

小説家になろうでは、書籍化に含まれない続き部分を削除するガイドラインがあり、書籍化部分を削除した状態で継続掲載することが禁止されています。

これは、書籍化された部分と未書籍化の部分を別々に掲載することで、読者が書籍版を購入せずに続きを読めることを防ぐためです。

書籍化作家にとって、なろうでの定期的な宣伝経路が閉ざされることになり、出版社がプロモーションを頑張らないとその後が厳しい状況となります。

また、書籍版を購入しない一部の読者からは、「読者切り」「なろうを宣伝に利用しただけ」と批判されることもあります。

小説家になろうでは、商業利用が禁止されています。

そのため、冒頭部分のみを掲載して「続きは書籍で」と表示したり、書籍化部分が削除された状態で継続掲載することは禁止されています。

また、作品の更新が停止した状態での書籍刊行も禁止されています。

ただし、小説家になろう掲載分と書籍の内容が著しく異なり、別の話として成立している場合は、この限りではありません。

小説家になろうグループでは、9月1日以降ダイジェスト作品の掲載が禁止されます。

これは、ダイジェスト版が商業利用とみなされるためです。

ただし、ダイジェスト版のみでストーリーが把握できるものに限っては、外伝として残すことが可能です。

これに伴い、9月1日以降に掲載されているダイジェスト作品は運営側で削除されます。

そのため、6月1日から8月31日までにダイジェスト作品の修正または削除を行う必要があります。

小説家になろうで更新が停止している小説を商用利用することはできません。

ただし、小説家になろうの機能を使用せずに、直接著者に連絡して利用の許可を得ることは可能です。

また、商業利用としてみなされない個人の利用は可能です。

小説投稿サイト「なろう」は、規約を変更してダイジェスト版の掲載を禁止した。

この背景には、サイト内の小説を読むアクションが完遂できない「続きは書籍で」を認めると、ユーザーがサイトを離れてしまう懸念があった。

なろうは広告収入に依存しており、ユーザーの離れを防ぐ対策が必要だったと考えられる。

また、ダイジェスト化の手法で出版する最大手の「アルファポリス」への影響も大きかった。

なろうは事前にアルファポリスと調整を行い、禁止措置を通知した。

なろう小説では、書籍化に際して小説の無料公開部分を削除せずに残す「ダイジェスト化」が禁止された。

これは、以前から商売利用目的が禁止されていたにもかかわらず、ダイジェスト化が行われていたことへの対応。

ただし、外伝のみを掲載することは許可されている。

ダイジェスト化によって不完全な状態で小説が残されることに対する不満の声が多く、今回の禁止は歓迎されている。

利用規約に違反した外部からの連絡(勧誘、打診など)を受けた場合は、その投稿やメッセージを残した状態で運営に報告すること。

運営側で確認し、対応を行う。

運営はメッセージの内容を確認する場合がある。

詳細については利用規約やガイドラインを参照のこと。