小林製薬「紅麹」関連商品一覧 | 使用製品や自主回収情報まとめ

小林製薬株式会社は、機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」の摂取により腎疾患などが発生したとの報告を受け、自主回収を発表しました。

成分分析の結果、一部の紅麹原料に意図しない成分が含まれている可能性が判明し、製品の使用中止と回収を要請しています。

健康相談受付センターの受付時間は2024年4月1日に延長されました。

小林製薬は、機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患等の健康被害が発生したことを受け、自主回収を発表しました。

自主回収対象となるのは、「紅麹コレステヘルプ」を含む紅麹関連商品の一部です。

一方、同じシリーズでも、「紅麹」が含まれていない商品については、自主回収の対象外となっています。

小林製薬が製造している「紅麹」は、他の企業（食品メーカーや商社）計52社に供給されていましたが、その52社は公表されていません。

その後、供給先は卸を通じた再供給を含めて全部で173社に及ぶと発表されました。

小林製薬は2024年3月28日、紅麹を含む健康食品について製造者が「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ」を発表しました。

紅麹を原料とする機能性表示食品9件が対象で、健康被害が発生したためです。

製品を購入した方は喫食を中止し、異常があれば医療機関や保健所へ相談してください。

大阪市は、小林製薬の紅麹を使用した3つの製品を回収命令の対象としました。

回収には数か月かかるとみられています。

厚生労働省と消費者庁は、電話相談窓口を設置して問い合わせに応えています。

問題となった健康食品は、「機能性表示食品」と呼ばれ、事業者が国のルールに基づき消費者庁に届け出て公表された、食品の機能性を表示できる食品です。

機能性表示食品は、「保健機能食品」の一種で、販売前に科学的な根拠に基づいて機能性の表示が認められています。

小林製薬から、紅麹を使用した商品の自主回収が発表されています。

2024年3月22日現在、健康被害との因果関係は不明ですが、対象商品を摂取した人から腎臓疾患の健康被害が報告されています。

自主回収の対象となる商品は、現時点では発表されていません。

紅麹コレステヘルプ、ナイシヘルプ＋コレステロール、ナットウキナーゼ さらさら粒GOLD、松竹梅白壁蔵「澪」PREMIUM〈ROSE〉、悪玉コレステロールを下げるのに役立つ濃厚チーズせんべい、国産いか使用いか塩辛、いか塩辛 3P、タケヤみそ「塩ひかえめ紅麹仕立て」など、さまざまな商品がコレステロール値を下げるのに役立つとして紹介されています。

詳細については、お買い求めになった店舗にお問い合わせください。

小林製薬の紅麹を使用した製品から健康被害が出ており、自主回収が行われています。

健康被害の原因となっている成分は、コレステロール抑制効果があるモナコリンKです。

このモナコリンKは、小林製薬の商品だけでなく、フジヨシ醤油、金谷ホテルベーカリー、キミセ醤油、パンのカワバタ、日清食品の「どん兵衛」などの他社製品にも使用されています。

日清食品は小林製薬の紅麹を使用していないと表明していますが、その他のメーカーは自主回収を行っています。

紅麹とは、蒸した米に紅麹菌を発酵させて作られる米麹で、食品の着色や健康成分の生成に使用されています。

現在20社が紅麹を使用した製品の自主回収を発表しており、今後も拡大する可能性があります。

対象製品を所持している場合は、メーカーに問い合わせることが推奨されています。

メーカーの連絡先は製品パッケージなどに記載されているため、確認の上連絡してください。

対応方法などの指示を受けることができます。

小林製薬が自主回収を発表したのは、健康被害の可能性がある紅麹を含むサプリメントです。

この自主回収は業界に大きな影響を与えており、小林製薬から紅麹を供給されていた約52社が対象となっています。

厚生労働省は、小林製薬の紅麹供給先の173社を公表し、コールセンターを開設して健康被害に関する相談を受け付けています。

紅麹を使用した食品のリコール情報は、厚生労働省の健康被害情報「紅麹を含む健康食品関係(令和6年3月～)」で確認できます。

事業者はリコール時に届出をする義務があり、その手続は「食品衛生申請等システム」で行います。

消費者庁リコール情報サイトには、関係行政機関が公表しているリコール情報や、事業者から提供された消費者向け商品のリコール情報が掲載されています。