Academic Box Logo Menu opener

讃岐の旅で訪れたい名所: 漆原家の魅力

ライターのYUKOです。讃岐の旅で訪れたい名所についてご紹介します。今回は、漆原家の魅力についてお伝えします。

香川県の建造物と地域性

社会から強い目を意識する地域性を反映して、香川県ではどのような建築の特徴がみられるか?

「ふが悪い」建築が少ない

香川県には「ふう(風)が悪い(ふが悪い)」という方言があり、他人の目を強く意識した地域性を表しています。

このため、民家などの建造物に対して社会からの目が強く意識されており、良好な状態で残されている「ふが悪い」建築が数多くみられます。

所有者も社会からの目を繊細に意識しており、建造物が美しく管理され、社会性も有しています。

この地域性により守られてきた建造物は極めて美しく、所有者の建造物への愛情が表現されています。

詳しくみる ⇒参照元: 讃岐一景を訪ねて_vol.01

住まい続ける文化財の価値

住民の暮らしが蓄積された建築が持つ特徴は?

充実した生活感や用の美

文化財保護法では保存が優先されがちだが、住宅として機能し続ける建築は住民の暮らしの蓄積が詰まっており、生き続けてきた住宅にしかない充実した生活感や使い込まれてきた用の美を強く感じ取ることができる。

また、墨モルタルの磨き仕上や漆喰塀など、傷んだ箇所ごとに修繕され維持管理されている。

詳しくみる ⇒参照元: 讃岐一景を訪ねて_vol.01