風神雷神の事故とアトラクションの安全対策徹底検証

エキスポランドは、1970年に大阪万博のアミューズメントゾーンとして造られた遊園地で、当時は大阪を代表する人気遊園地だった。

しかし、2007年に風神雷神Ⅱの事故が起こり、客足が伸び悩み、相次ぐアトラクションの不具合により、2009年に民事再生法を申請し倒産した。

事故当時、エキスポランドには世界一のアトラクションが多数存在し、遊園地を代表する人気アトラクションを求めて多くの来園者で賑わっていた。

2007年にジェットコースター「風神雷神II」が脱輪事故を起こした。

この事故により客足が例年の2割以下に減少。

赤字もあり、2008年10月にエキスポランドは民事再生手続の開始を申請した。

2009年2月に再生計画の提出が困難となり、エキスポランドは閉園することを決定。

同年2月に破産手続に移行した。

その後、施設の撤去工事が進められ、跡地利用については検討中となっている。

交通事故により「風神雷神II」の一部とみられる部品が飛び散り、急ブレーキの影響で白い煙が発生しました。

2両目の前の人がピクリとも動かない姿が目撃され、後に亡くなられた19歳の女性の遺体であったことが判明しました。

目撃者は、亡くなった女性の衝撃的な姿に大きなショックを受けたと語っています。

「風神雷神II」の事故は、ナットなどの部品の破損による金属疲労が原因と推測されています。

その後、事故現場の調査で、この金属疲労は15年間取り替えられていなかった車軸によるものであることが判明しました。

さらに、このジェットコースターは15年間、本来毎日行われるはずの点検が行われていませんでした。

事故が起きた31日の点検も目視のみで、欠陥の有無を確認する「探傷試験」は実施されていませんでした。

遊園地エキスポランドのアトラクション「風神雷神II」で脱線事故が発生。

女性の頭部が手すりに激突し切断され死亡。

事故では1人死亡、21名負傷。

事故を目撃した約15名が病院で治療を受ける。

エキスポランドの風神雷神Ⅱ事故は、車軸固定部品の劣化と安全点検のずさんさが原因で発生した。

車軸が破断した後、約30メートル暴走し、レールの鉄製手すりに衝突して停止した。

事故調査の結果、車軸の劣化を点検で見落としていたことが判明し、定期メンテナンスの怠慢も指摘された。