篤姫キャスト相関図で人物関係を徹底解剖！最終回の結末もネタバレ

「篤姫」は、薩摩藩主・島津氏の分家である今和泉家に生まれた篤姫が、波乱万丈の人生を送る様子を描いたNHK大河ドラマです。

2008年に放送され、全50回の放送で全話平均視聴率24.5％を記録しました。

このドラマで篤姫を演じたのは女優の宮﨑あおいです。

原作は宮尾登美子の小説「天璋院篤姫」で、脚本は「さくら」などで知られる田渕久美子が担当しました。

宮尾登美子の作品がNHK大河ドラマになるのは、「義経」に続き2度目で、本作は彼女の作品の中で最も高い視聴率を記録しています。

篤姫は、数奇な運命に導かれて江戸幕府将軍の御台所となり、幕末の動乱の中で重要な役割を果たしました。

このドラマでは、篤姫の生涯だけでなく、彼女を取り巻く人々や時代の背景も描かれています。

2023年12月からNHK BSで再放送がスタートし、再び注目を集めています。

『篤姫』は、2005年の大河ドラマ『義経』の原作を手がけた宮尾登美子氏の小説を基にしたドラマです。

幕末を舞台に、江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室となった篤姫の生涯を描いた作品で、主演を務めた宮崎あおいさんは当時22歳1ヶ月という大河ドラマ史上最年少の主演となりました。

宮崎さんはその後も『少年メリケンサック』や『わが母の記』などで日本アカデミー賞を受賞し、現在も活躍を続けています。

また、本作で夫婦役を演じた堺雅人さんと『ツレがうつになりまして。

』でも共演しています。

映画『沖田総司』や『新撰組始末記』で沖田総司役を演じた草刈正雄は、幕末の備後福山藩主・阿部正弘を演じました。

阿部正弘は、ペリー来航後の難局でも幕政改革を志向した政治家でした。

また、草刈は2016年の大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸役を演じ、若い世代にも人気を博しました。

NHK大河ドラマ「篤姫」には島津姓の登場人物が多く登場し、血縁関係が複雑である。

主人公の篤姫（於一）は、今和泉島津家から島津本家に養子に出された。

また、篤姫の養父である斉彬、実父である忠剛、養祖父である忠教、養曾祖父である斉興も島津姓で、篤姫を取り巻く人間関係を複雑にしている。

江戸城明け渡し後、篤姫は転居を繰り返しながら薩摩の人々と再会や死別を経験。

徳川家を継ぐあととりの教育に携わり、千駄ヶ谷の徳川邸で静かに息を引き取った。

篤姫は義父の思惑で徳川家に入りましたが、次第に徳川家に傾倒し、薩摩と決別します。

徳川家には、権力闘争が渦巻いていましたが、家茂の正室である和宮も、篤子の人柄に触れて徳川への覚悟を固めていきます。

篤姫は自らの意思を貫き、運命の中でも強い女性として生き抜いていきます。

篤姫は、薩摩・島津家の分家に生まれました。

江戸幕府の第13代将軍・徳川家定の正室となり、将軍の跡継ぎをめぐる幕府内の抗争や反幕府運動の激化に直面します。

篤姫は大奥を預かる総帥として、明治維新の動乱の中、徳川宗家のために、そして日本のために力を尽くしました。

明治維新後は、徳川宗家を継いだ家達らの教育に専念し、未来の日本を支える人材の育成に貢献しました。

於一は本家の養女となり、斉彬から「篤子」という新しい名前をもらう。

斉彬は篤子に将軍への輿入れを計画しており、その教育のために京から幾島という待女を呼び寄せた。

幾島は篤子の教育に苦労するが、斉彬は篤子を御台所として幕政を立て直したいと考えていた。

篤子は斉彬の思いに心を動かされ、御台所となるべく精進するようになる。

篤姫は、薩摩藩主・島津斉彬の養女となり、徳川家定に嫁ぎました。

家定が亡くなった後、天璋院を名乗り、14代将軍についた家茂と、その御台所となった和宮の義母として徳川家に尽力しました。

尊王攘夷の嵐が吹き荒れる中、篤姫は江戸城無血開城を成し遂げ、徳川宗家を守り抜きました。

篤姫の功績は高く評価されており、2019年の「忘れられない大河ドラマ」アンケートでは堂々1位に選ばれています。

於一は、自由奔放で男らしい性質を持ち、歴史書を読んだり囲碁を嗜んだりしていました。

この性格が島津斉彬に気に入られ、島津本家の養女に迎えられたのです。

養父となった斉彬は、於一の成長を陰ながら見守り、江戸にいる篤姫には自身の死を隠すよう遺言を残しました。

また、於一の母であるお幸は、不思議な夢を見て、於一が将来大出世することを予見していました。

小松帯刀（肝付尚五郎）は薩摩藩家老で、篤姫の幼なじみ。

坂本龍馬と深い友情で結ばれ、薩長同盟の締結にも尽力した。

しかし、薩摩藩を明治維新のリーダーに押し上げることは、篤姫に刃を向けることにもなった。

篤姫の幼少期は、お家騒動によって謹慎生活を余儀なくされました。

しかし、のちに島津久光に認められ、明治維新に貢献しました。

この時代、篤姫は尚五郎、西郷隆盛、大久保利通らと親しく交わり、強い絆を築きました。

篤姫の実父である島津忠剛は病弱で優柔不断でしたが、領民を思いやる優しい人物でした。

篤姫の母であるお幸は、武家の女として篤姫に生き方を教えました。

篤姫の三兄である島津忠敬は、篤姫に困らされながらも兄として優しく接しました。

篤姫の養育係である菊本は、篤姫が養女に出たことを機に自害し、篤姫に女の強さを教えました。

近衛忠熙は篤姫の養父で、島津斉彬とは親密な関係にありました。

大老の座を巡る対立の中で、井伊直弼が大老に就任。

篤姫は家定に惹かれ、徳川の人間と自覚するようになる。

島津家からの使いである幾島は篤姫に一橋派の人間を次期将軍に据えるよう懇願するが、篤姫は家定の意に従うと答える。

篤姫は薩摩と決別し、家定の意思を継いで次期将軍家茂の後見人となる。

幾島は篤姫の立場を不利にしないために篤姫の元を去る。

島津斉彬の正室は将軍家の血筋だったにも関わらず、外様大名の島津家に政略結婚で嫁いだ。

この結婚は、将軍家の権威を利用して外様大名である島津家の勢力を強めることを目的としていた。

正室は当初、夫である斉彬とはすれ違いの日々を送っていたが、次第に心を開くようになった。

しかし、正室がなかなか篤姫に心を開かなかったのには、彼女自身の複雑な背景があった。

正室は、将軍家の血筋という高い身分を持つ一方、外様大名に嫁ぐという立場に葛藤を抱えていた。

また、斉彬との結婚も政略結婚であり、彼女自身の意志が尊重されていなかったことも影響していた。

こうした複雑な思いが、正室と篤姫との関係に影響を与えていた。

江戸城大奥では、将軍の側室や女中を統括する総取締り役が置かれていた。

滝山は、家定、家茂、慶喜の3代にわたってこの役目を担い、1000人を超える女中を統括していた。

井伊直弼の大老就任にも力を発揮したとされ、篤姫とは対立することになる。