岡庭由征の素顔に迫る: 生い立ち、学歴、疑惑、茨城県境町一家4人殺傷事件の動機

岡庭由征は2011年の少女に対する殺人未遂事件で逮捕され、保護観察処分を受けた後、名前を「岡庭吾義土」から「岡庭由征」に改名した。

この改名理由は明らかにされていないが、ネット上では、実家の祖父が過去の事件を隠蔽するために金銭を用いて改名させたのではないかと疑われている。

また、岡庭由征は爆発物や毒ガス製造の容疑や警察手帳の記章偽造の容疑でも逮捕されており、これらの逮捕により、茨城県境町一家4人殺傷事件の証拠が発見された。

小林美咲さん殺害事件の捜査が難航する中、1年8ヶ月後に逮捕されたのは岡庭由征容疑者。

岡庭容疑者は、10年前に面識のない女子校生2人を刃物で切りつけた少女切りつけ事件で逮捕され、医療少年院に送致されていた。

今回の小林美咲さん殺害事件の捜査では、物取りや怨恨の可能性がなくなったことから、過去の類似した犯罪が調査され、岡庭容疑者が浮上したとされる。

岡庭由征は1994年12月に生まれ、出生名は「岡庭吾義土（あぎと）」でした。

この名前は、神社の家系を持つ母親の親族の神主が縁起が良いという理由から命名したものです。

しかし、小学校時代には「仮面ライダーアギト」とかぶるため、いじめられるきっかけになってしまいました。

そのため、岡庭由征は小学生時代、テストの答案用紙の名前欄に「名前は誰でしょう」と書くなど、自分の名前を名乗ることを嫌うようになりました。

岡庭由征は、裕福な大地主の息子で、父方の祖父は近隣の有名な大地主だった。

彼の父親は、元土地家屋調査士で、岡庭がナイフを大量に収集するきっかけとなったナイフ購入の際に、息子の名義を貸してクレジットカードの使用も許可していた。

岡庭の実家は800平米の敷地に祖父母の母屋と岡庭の家族が住む家屋が隣接して建てられており、岡庭の部屋は2階にあった。

彼の両親は、岡庭がアダルトサイトや猟奇系のサイトを閲覧したり、危険物を収集していたことを認識していたが、注意や放任していた。

この父親の行動は、今回の事件への責任を問う声も上がっている。

2019年9月に茨城県境町で起きた家族4人殺傷事件の容疑者、岡庭由征容疑者は、10年前に同じような事件を起こしていたことが判明しました。

2019年の事件では、小林光則さん(当時48歳)と妻の美和さん(当時50歳)が殺害され、長男と次女が重軽傷を負いましたが、1階にいた長女は無事でした。

岡庭容疑者は、別の事件で逮捕された際に「人を殺したい衝動があるが我慢している」と話していたとされています。