アルザスの至宝 マルセル・ダイスとモニエの競演
ライターのLauraです。今回は、アルザスの至宝マルセル・ダイスとモニエの競演をご紹介します。
アルザスワインの頂点「マルセル・ダイス」
アルザス地方にテロワールの概念を初めて持ち込んだ人物は?
マルセル・ダイス
アルザス地方のトップクラスに君臨するワイナリー「マルセル・ダイス」は、国内外で高い人気を博しています。
創業者マルセル・ダイス氏はアルザス地方にテロワールの概念を初めて持ち込み、現在は3代目のマチュー・ダイス氏が経営しています。
ワイナリーは9つの村に220区画、合計32haの斜面畑を所有し、ワイン評論家ロバート・パーカー氏やワイン専門誌「ワイン&スピリッツ」誌などから高い評価を得ています。
詳しくみる ⇒参照元: マルセル・ダイス Marcel Deissアルザスワインの改革者、ミシェル・ダイス
テロワールを重視した考え方の影響は?
アルザスワイン界に大きな影響
アルザスワインのテロワールを重視する考え方が浸透し、AOC法が改正され、ラベルへのブドウ品種記載義務が撤廃。
さらにAOCグラン・クリュでは、4品種のみのブレンドも認可。
現在、ミシェル・ダイスはプルミエ・クリュ格付けの法令制定にも取り組んでいる。
詳しくみる ⇒参照元: マルセル・ダイス Marcel Deissマルセル・ダイスの革新的なワインづくり
マルセル・ダイスはワインづくりでどのような栽培・醸造手法を取り入れていますか?
ビオディナミ栽培、混植、混醸
マルセル・ダイスは、ビオディナミ栽培法によってブドウの自然な栽培環境を保ち、混植法により一区画内に複数の品種を植えています。
さらに、収穫したブドウをすべて一緒に醸造する混醸法を採用しています。
これら手法により、土地や畑自体の個性をワインの味わいや香りに反映させています。
また、ブドウは手摘みで収穫され、厳しい選別が行われます。
詳しくみる ⇒参照元: マルセル・ダイス Marcel Deissマルセル・ダイス: 名高いワインメーカーとその息子
ジャン・ミッシェル・ダイス氏の息子は誰ですか?
マチュー・ダイス
ジャン・ミッシェル・ダイスは「ワールズ・ベスト・ヴィンヤード・アワーズ 2020」でTOP50にランクインしたワインメーカーです。
彼の息子であるマチュー・ダイスは、2012年に叔父の畑を継承し、2013年から「ヴィニョブル・デュ・レヴール」という新しいドメーヌでワインを醸造しています。
詳しくみる ⇒参照元: マルセル・ダイス Marcel Deiss