漫画「クローズ」シリーズ完全ガイド！読む順番＆スピンオフ作品も解説

高橋ヒロシの人気不良漫画「クローズ」シリーズは、映画化もされた「クローズ」と「WORST」を代表作として、スピンオフや外伝などさまざまな作品が展開されています。

シリーズを網羅的に楽しむには、まず「クローズ」から読み始めるのがおすすめです。

「クローズ」シリーズは全6作品で、本編「クローズ」の続編が「WORST（ワースト）」です。

刊行順と時系列順が一致しているため、刊行順に読むことで時系列順に読むことになります。

外伝は本編キャラたちの短編です。

不良漫画「クローズ」のタイトルは、不良少年をカラス（CROW）に例えたことから付けられている。

物語は、超不良校・鈴蘭男子高校に転校してきた坊屋春道を軸に展開し、喧嘩を通じて友情を育んでいく様子が描かれている。

舞台は具体的な地域名は設定されておらず、「街」という抽象的な名称で呼ばれている。

後に続編「WORST」にて「戸亜留（とある）市」という名称が正式に付けられた。

鈴蘭男子高校を舞台に繰り広げられる不良青春ストーリー「クローズ」シリーズ。

喧嘩を通して成長していく主人公・坊屋春道は、金髪のリーゼントにスカジャンを羽織るという特徴的な姿をしている。

不良だらけの高校で、誰が番長にふさわしいか日々争いが繰り広げられる中、喧嘩の強さで群を抜く春道は、友情を育みながら成長していく。

WORSTは、喧嘩を通して友情や絆を深めていく不良たちの青春物語で、前作クローズの続編です。

鈴蘭高校を中心に、坊屋春道や月島花など個性的な登場人物たちが登場し、彼らの成長や仲間との関わりが描かれます。

中でも大将感あふれるブルや、誰も成し遂げたことのない「番長」を目指す月島花が印象的です。

不良校として知られる鈴蘭男子高校は、別名「カラスの学校」と呼ばれています。

転校生の坊屋春道は、この鈴蘭高校の内紛に巻き込まれ、派閥間の争いを終結させ、鈴蘭No.1の称号を手に入れます。

その後、武装戦線と呼ばれる凶悪集団が鈴蘭制圧を企て、春道を最初の標的に狙います。

不良校・鈴蘭高校に転入した坊屋春道は、阪東一派や武装戦線などの勢力と単独で争い、勝利を収めた。

後に兄弟分となったブルとは一時的に険悪な関係となったが、誤解が解け、絆を強めた。

春道の見守る中、ブルが結成した黒焚連合は敵対組織との対マンで勝利を収め、勢力を拡大していった。

鈴蘭高校は「カラスの学校」と呼ばれ、腕に自信を持つ実力者たちが集う不良校。

主人公の坊屋春道は2年生から転校してきた一匹狼で、スケベでお調子者ながら心優しく、強い喧嘩の腕を持つ。

春道の1年後輩の安田泰男は舎弟。

鈴蘭の桐島ヒロミは、中3の時に鈴蘭の生徒と揉めた際に桂木源次郎に仲裁に入ってもらい、そのきっかけで鈴蘭に入学した。

その後、最大派閥の阪東一派と抗争を繰り広げ、2年生の時に転校してきた春道の助けを借りて阪東一派を壊滅させた。

卒業間近に阪東からボーカルとして誘われ、卒業後は上京してバンドを組んだ。

鈴蘭男子高校の滝谷源治と芹沢多摩雄は、対照的な性格ながらも、喧嘩を通して友情を築いていく。

人付き合いが苦手な滝谷と、冷静な芹沢が繰り広げる掛け合いが魅力。

彼らの鈴蘭のプライドを守る姿が描かれている。

また、映画化されたクローズZEROは、漫画の作者とは異なるオリジナルストーリーであり、後に漫画化されたもの。

シリーズは単体でも楽しめるが、読み進めることで作品間のつながりが見えてくる。