キングダム 戦国七雄 相関図で紐解く...！ 最強武将たちの関係と勢力争い

春秋戦国時代は、中国大陸で戦国七雄と呼ばれる七つの国々が争う戦乱が約200年間続いた時代です。

この時代は、のちに始皇帝となる嬴政の時代より数百年以上前であり、日本の大河ドラマでもよく見聞きする「戦国時代」の語源となっています。

春秋戦国時代は、春秋時代と戦国時代を合わせた呼び方で、日本の人気漫画「キングダム」で描かれている時代でもあります。

「キングダム」は累計発行部数9200万部を超える人気漫画で、週刊ヤングマガジンで連載されています。

作者は原泰久さんで、1975年生まれの現在47歳です。

2006年に連載を開始し、現在までに66巻を刊行しています。

2011年以降、アニメ版も放送されており、2024年1月には第5シリーズが放送されます。

主人公の信は、親友の漂の遺志を継いで天下の大将軍を目指す物語です。

キングダムの相関図では、秦国国王の政と主人公の信が強い信頼関係で結ばれていることが示されています。

政は幼少期を人質として敵国で過ごしたため、心から信頼できる人物が少なかったのですが、信と共に過ごす中で仲間の大切さを知り、「中華統一」という夢を持つようになりました。

また、相関図には政の弟・成蟜や文官の昌文君が政に近い登場人物として挙げられています。

戦国時代、秦軍が趙を滅ぼした際の総大将は王翦で、副官は蒙驁でした。

趙国の宰相利牧は武力・知略に優れていましたが、秦国の策略により無念の誅殺という死に方を遂げました。

その後、秦は魏、楚を滅ぼし、中国を統一しました。

秦国に敵対する趙国の三大天のうち、主人公信が目標としているのは李牧です。

李牧は、知力に長け、武力も確かな実力者。

その戦術や発想力は敵国ながら群を抜いており、秦国を苦しめる大敵として描かれています。

「キングダム」の人気キャラランキングでは、王騎将軍が最も高い評価を得ています。

王騎は、知力と武力を兼ね備えた最強の大将軍で、信の飛信隊の名付け親でもあります。

戦死後も根強い人気を誇るカリスマ的な人物です。

ランキング2位は、信の初陣で総大将を務めた麃公で、強靭な武人と漢気溢れる性格が魅力でした。

3位は、王騎将軍の副官で後継者となった騰で、ミステリアスな一面と圧倒的な強さで人気を集めています。

魏国では、総大将の呉鳳明や魏火龍七師の霊鳳、凱孟が実力者として名を馳せ、韓国では大将軍の成恢が活躍しています。

キングダムに登場する軍隊の中で、最も実力がある軍隊は「李牧軍」です。

李牧軍は最強キャラランキング1位の李牧が率いており、戦で苦戦したのは「運が悪い」というだけで、弱点が見当たらない最強の部隊とされています。

また、軍隊が史実上最も大きいとされているのは「王翦軍」です。

王翦軍は将軍・王翦の実力は未知数ですが、側近の活躍が目立ち、軍全体の実力は確かなものとなっています。

さらに、キングダムの人気キャラランキングでは、「信」が5位、「桓騎」が4位にランクインしています。

項羽は秦の滅亡後、秦の土地を三つに分け、三秦と名付けた。

戦国七雄とは、戦国時代に中国を支配していた七つの国のことで、三秦はそのうちの一つである。

戦国七雄は、『キングダム』などの漫画やドラマの題材にもなっている。