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国別日本語学習者数ランキング:2023年版で日本国外で日本語を学ぶ人の傾向を明らかに

ライターのAnnaです。今回は、2023年版の国別日本語学習者数ランキングをご紹介します。

海外日本語学習者数ランキング

中国以外の2位と3位の日本語学習者数が多い国はどこですか?

韓国と台湾

外務省による調査では、2021年時点で海外の日本語学習者数が最も多い国は中国で、約105万人。

中国に次ぐ2位は韓国で約25万人、3位は台湾で約17万人と続いている。

なお、この調査では中等教育以外の日本語教育機関が大幅に減少している一方、中等教育機関は増加傾向にあることが明らかになった。

詳しくみる ⇒参照元: 「日本語学習者が多い国」ランキング 2021年も1位は中国!...

世界の日本語学習者数と傾向

オーストラリアでは、日本語学習者はどこで日本語を学習していますか?

初等教育

2021年の日本語学習者数上位10カ国の推移をみると、中国、インドネシア、韓国、オーストラリアの4カ国は2009年以降変わっていない。

ただし、韓国やインドネシアでは日本語学習者数が減少している一方、中国、オーストラリア、ベトナムでは増加傾向にある。

海外の日本語学習者の学習機関は国によって大きく異なり、例えば、オーストラリアでは60%以上が「初等教育」で日本語を学習している。

詳しくみる ⇒参照元: 【最新】国内外の日本語学習者数、学習者の動機、日本語教育の現...

日本語学習者の地域分布

日本語学習者が最も多い地域はどこか

東アジア

日本語学習者はアジアに集中しており、東アジアが最も多く、次いで東南アジアが続く。

中でも韓国は人口10万人あたりの学習者が1000人を超え、人口の1%程度が日本語を学習している。

オセアニアでも日本語学習者が多く、オーストラリアでは初等教育から日本語が導入されている。

詳しくみる ⇒参照元: 世界の日本語学習者数ランキング【海外の人が日本語を学ぶ理由(...

日本語学習者の増加と学習理由

日本語を学ぶ人の主な理由は?

マンガ・アニメ・J-POP・ファッションへの興味

日本語学習者数は1979年から2018年にかけて大幅に増加し、現在は385万人以上にのぼります。

日本語を学ぶ理由はさまざまで、最も多いのは「マンガ・アニメ・J-POP・ファッションへの興味」です。

また、観光目的や日本人の友人との会話も理由として挙げられています。

日本語の特徴である豊富な文字体系も外国人の関心を集めています。

詳しくみる ⇒参照元: 世界の日本語学習者数ランキング【海外の人が日本語を学ぶ理由(...

インドネシアの日本語学習人口

インドネシアで日本語を学習している人の数は?

71万1732人

2021年時点で、インドネシアで日本語を学習している人は71万1732人でした。

2018年と比較すると、わずかな増加が見られましたが、コロナの影響で増加率は横ばいとなりました。

日本での就業機会制度が定着している一方、オンライン授業の未発達などの要因が全体的な増加率を停滞させています。

詳しくみる ⇒参照元: 「日本語学習者が多い国」ランキング 2021年も1位は中国!...

海外における日本語学習

中国で日本語学習が盛んなのはなぜですか?

大学入試の科目選択に日本語があるため

中国では、大学入試の外国語科目に日本語を選択できることから、初等教育や中等教育から日本語の学習が開始されています。

このため、中国では日本語学習が盛んになっています。

また、インドネシアでは中等教育で日本語学習が盛んでしたが、教育課程改定により日本語学習者が減少しています。

韓国では日本語学習者が減少していますが、教育機関と教師の数は増加傾向にあります。

詳しくみる ⇒参照元: 「日本語学習者が多い国」ランキング 2021年も1位は中国!...

日本語学習の動機

日本語学習者の日本語を学ぶ目的として、実利的な理由よりも何が人気があった?

日本語への興味

ベトナムやフィリピンでは、日本語学習の主な目的は実利的なものではなく、日本語そのものへの関心やアニメへの興味などです。

これは、両国から日本へ出稼ぎに行く人々が来日前に日本語を学習する制度があるためです。

日本国内の日本語学習者も同様で、文化庁の調査によると、実利的な理由よりも日本語への関心やアニメへの関心の方が高いことがわかっています。

詳しくみる ⇒参照元: 【最新】国内外の日本語学習者数、学習者の動機、日本語教育の現...

国内日本語学習者数の推移

留学生の割合が高くなっている要因は何か?

留学生10万人計画・30万人計画

国内の日本語学習者数は前年比で3万7千人以上減少したが、依然として12万3千人以上いる。

学習者の出身国・地域別では中国が1位で、日本人も多く含まれている。

学習者の属性別では留学生が圧倒的に多く、ビジネス関係者、研修生、技能実習生が続く。

留学生が多いのは、政府が高度人材の確保を目的として「留学生10万人計画」や「留学生30万人計画」を策定したためである。

また、現場では人手不足解消のために「技能実習生」や「特定技能外国人」の受け入れが進んでいる。

詳しくみる ⇒参照元: 【最新】国内外の日本語学習者数、学習者の動機、日本語教育の現...