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おやすみプンプンの衝撃的な結末!愛子の最期とその後をネタバレ考察

ライターのYUKOです。今回は、漫画「おやすみプンプン」の衝撃的な結末について考察します。

ヒヨコ顔少年の壮絶半生「おやすみプンプン」

プンプンの本名は?

不明

「おやすみプンプン」は、主人公の少年が「プンプン」というあだ名で呼ばれる、顔のないヒヨコのような風貌で描かれた作品です。

その本名は不明です。

プンプンは小学5年生の時に転校してきた少女・愛子に一目惚れし、夢に向かって奮闘するも、壮絶な半生を送ることになります。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】最終回の結末・感想をネタバレ!最後は愛子...

おやすみプンプン最終巻、地球の運命と少年の夢

少年プンプンが愛子から聞いた地球の運命とは?

住めなくなる

ゼロ世代を代表する漫画家、浅野いにおによる青春漫画「おやすみプンプン」がついに完結。

物語は、少年プンプンが転校生・田中愛子に出会い、彼女から地球の終末を告げられたことから始まる。

プンプンは「宇宙を研究する人になりたい」と将来の夢に書く。

6年半にわたって描かれたこの物語では、少年の成長や青春の葛藤が描かれている。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプン(13)

愛子との約束を破った理由

主人公が片思いをした相手との約束を破ってしまった理由は何ですか?

不明

「おやすみプンプン」は、主人公プンプンと一目惚れの相手愛子との関係を中心に、シュールかつリアルなタッチで描かれた漫画です。

プンプンは小学5年生の時に愛子に一目惚れし、鹿児島に行く約束をします。

しかし、この約束を破ってしまったため、愛子と疎遠になってしまいます。

また、プンプンは当初両親と同居していましたが、酔った父親が母親を殴って逮捕されたため、離婚し母親と暮らすようになります。

愛子はプンプンとすれ違いを重ね、高校卒業後は工場で働くことを強いられます。

愛子は優しい一面がありますが、不安定で暗い面も持ち合わせています。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプン最終回結末ネタバレ【完結考察】漫画その後の最...

愛子ちゃんの悲劇的な最期

愛子ちゃんが最後に自殺した理由は?

理由は描かれていない

DVを受けていた愛子ちゃんは、母親に刺され、プンプンと逃亡。

鹿児島県の伯父の家に向かう途中、プンプンと何度も体を重ねた。

愛子ちゃんの傷は悪化し、プンプンは無理心中を試みたが失敗。

伯父の家は空き家で、自首を決意。

七夕に再会を誓った。

プンプンが眠った隙に、愛子ちゃんは軒先で首吊り自殺を遂げた。

自殺の理由は描かれていない。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】愛子ちゃんはかわいいメンヘラヒロイン!最...

おやすみプンプンの衝撃的な結末

愛子が自殺に至ったきっかけとなった出来事は?

母親殺害

小野寺プンプンは、幼少期から内向的な性格で、愛子との約束を破ったことや家庭環境が人格形成に影響を与えました。

愛子は、母親からの暴力や友人からの疎外感により鬱屈した毎日を送り、最終的には母親を殺害した後に自殺してしまいます。

プンプンは愛子の死後も彼女を忘れられず、七夕にお互いを思い出すという約束を守ることができませんでした。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結...

おやすみプンプン:鳥顔の主人公の秘密

プンプンたちの顔はなぜ鳥なのか?

鳥の落書きに似ているから

「おやすみプンプン」は、鳥の落書きのような顔の主人公プンプンと周囲の人々の交流を描く漫画。

このユニークなビジュアルは、プンプンが小学生の頃に描いた鳥の落書きが元となっている。

プンプンは引っ込み思案で内気な性格で、自分の内面を表現する方法として鳥の落書きをしていた。

やがて、この落書きがプンプン自身の顔となり、彼の複雑な心情や心の葛藤を表現する象徴となった。

プンプンの鳥のような顔は、作品にポップでシュールな雰囲気を与えると同時に、プンプンの内面の孤独や傷つきやすさを際立たせている。

このビジュアルが、鬱シーンとのギャップを生み出し、読者に強い印象を残す。

詳しくみる ⇒参照元: 『おやすみプンプン』を考察! あらすじや伏線、気持ち悪い鬱シ...

おやすみプンプンの信仰

登場人物たちが信じるものとして、浅野いにおの友人から着想を得たのは誰?

神様プンプン

「おやすみプンプン」は、信仰、愛、幸せ、性、死をテーマにした漫画です。

登場人物たちはそれぞれ異なるものを信じて生きており、それがすれ違いや対立を生み出します。

主人公のプンプンは、浅野いにおの友人から着想を得た「神様プンプン」というアフロヘアーでメガネをかけた中年男性の顔を信じています。

プンプンは、幼少期に雄一おじさんから教わった「神様神様、チンクルほい」というおまじないの言葉で神様プンプンを出現させます。

詳しくみる ⇒参照元: ネタバレ:鬱漫画の傑作『おやすみプンプン』を読み解く |Yu...

信仰の主観性

個人の信仰の本質とは何?

内面の表れ

「おやすみプンプン」では、信仰は実体のない、個人の内面が作り出したものとして描かれています。

信仰は信念の表れであり、個人の主観的なものとして捉えられています。

主人公のプンプンは「真実とは己で作り出すもの」と悟り、信仰が主観であることを理解します。

また、幸の友人の蟹江は「自分に見える範囲だけで相手の人間性を決めるのは愚か」と指摘し、他人を主観だけで見ることの危険性を示唆しています。

詳しくみる ⇒参照元: ネタバレ:鬱漫画の傑作『おやすみプンプン』を読み解く |Yu...

プンプンの喪失と記憶の薄れ

愛子ちゃんが死後、プンプンにどのような影響を与えたか

時間の経過と共に、愛子ちゃんの記憶が薄れていった

愛子ちゃんの死後、プンプンは衝撃を受け、自暴自棄になり自ら命を絶とうとしましたが、南條幸に救われました。

その後、プンプンは愛子ちゃんのことを徐々に忘れ始め、愛子ちゃんのことを思うと切なくなりました。

最終話では、転校したハルミンが語り手となり、プンプンの様子が描かれます。

詳しくみる ⇒参照元: 漫画「おやすみプンプン」の結末|最終回ネタバレと感想・考察

おやすみプンプン最終回ネタバレ:衝撃の結末5つ

愛子の死の真犯人は誰ですか?

愛子自身

愛子とプンプンは、愛子の母親を殺害した後、鹿児島へ逃走しました。

しかし、愛子の体調が悪化し、タクシーの中で母親の遺体が見つかったニュースが流れました。

その後、プンプンは愛子に心中を提案しましたが、愛子はプンプンが母親の首を絞めた時にはまだ息があり、その後愛子が刺し殺したことを告白しました。

つまり、殺人の真犯人は愛子自身だったのです。

その後、プンプンと愛子は空き家で見つかった愛子の首吊り死体を発見し、プンプンは愛子を背負って歩きましたが、途中で荷物を置き忘れてしまいました。

戻ってみると、愛子は救急車で運ばれており、プンプンは東京に戻って工場跡で自殺を図りました。

しかし、南条幸に発見されて病院に搬送され、一命を取り留めました。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】最終回の結末・感想をネタバレ!最後は愛子...

再会の罪悪感

晴見は、プンプンと再会した時、彼女の名前を思い出せなかった

罪悪感

小学生のプンプンは親友の晴見と再会し、子供を抱いた幸と一緒にいるところを目撃する。

晴見はプンプンの本当の名前を思い出せず、彼女の顔の傷跡にも触れなかった。

その後、晴見は転校生として自分のクラスにやってきた少女にプンプンと愛子の面影を感じる。

彼は罪悪感からプンプンと再会することを避けていたと考えられる。

プンプンが愛子と鹿児島行きを計画したが実行できず、その後疎遠になっていたことが明かされている。

晴見はプンプンの夢を叶えられなかったことを後悔しており、傷ついた彼女に再び会うことを恐れていたのかもしれない。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】最終回の結末・感想をネタバレ!最後は愛子...

おやすみプンプン最終回のネタバレ

ハルミンがプンプンをどのように見えたか

より幸せに見えた

壮絶な経験を乗り越えたプンプンの人生も、他者から見ればごく普通に見えた。

ハルミンはプンプンに囲まれた多くの人々と共にいたが、プンプンの方がハルミンよりも幸せに見えた。

物語は現代の小学生のエピソードへと移り変わり、歴史が繰り返されることを暗示する曖昧な終わりを迎えた。

詳しくみる ⇒参照元: 漫画「おやすみプンプン」の結末|最終回ネタバレと感想・考察

プンプンの顔と名言が語る生きづらさ

プンプンの顔が鳥に見えるのはなぜですか?

読者の主観を投影するため

プンプンは不幸な愛子の姿に依存し、裏切られる恐怖心から行動を制限している。

彼の鳥のような顔は、作者が読者が主観を投影できるようにするためであり、幼少期はひよこ、偽りを演じると黒塗り、主体性を持つと人間の顔に変化する。

また、作中に登場する名言には、将来の夢をバカにされたプンプンを励ます愛子の「他人の足ひっぱるような奴なんて、絶対幸せになんてなれないんだから!!」、偽善者として振る舞うプンプンの心の弱さを露呈する神様の「人の幸せは他人の不幸の上に成り立ってるんだぜ?」、雄一の過去を振り返った「人生に於いて ほとんどの出来事は自業自得なんだ」など、心に響く言葉が多くある。

詳しくみる ⇒参照元: 『おやすみプンプン』を考察! あらすじや伏線、気持ち悪い鬱シ...