博多弁で挑戦！おっとっと！早口言葉で舌を鍛えよう

博多弁の早口言葉は、3つのレベルに分かれています。

レベル1は「ここのこうこうにやまもとかよがかよっとったらしいけんね」、レベル2は「おっとっととっとってっていっとったとになんでとっとってくれんかったと？

」、レベル3は「きっとかっとかっとってっていっとったとになんでかっとかんかったと？

レベル3の早口言葉が最も難しく、福岡生まれ育ちの筆者でも苦労したそうです。

博多弁の早口言葉では、「おっとっと」に「～と」を付けることでわかりにくくしています。

例えば、「弟におっとっとを取っておいてと言ったのに、なんで取っておいてくれなかったの？

」は、「おとうとにおっとっととっとってっていっとったとになんでとっとかんかったとっていいよると」と表現されます。

頭の中で言葉を整理すると、「弟におっとっとをとっていて」などと区切って理解しやすくなります。

博多弁の「とっとって」と商品名の「おっとっと」を使用した早口言葉で、福岡で最も有名です。

別バージョンでは「おっとっととっとってっていっとったとになんでとっとってくれんかったとっていっとーと」というフレーズがあります。

似たようなフレーズの早口言葉として「キットカットかっとかんといかんかったとにあんたがかっとかんかったけんいかんかったとよ」があり、博多弁の「買っとかんと」と「キットカット」を組み合わせています。

また、北九州弁バージョンの「おとうとにおっとっととっとってっちいっとったんになんでかっとかんかったんかちいいよるんちゃ！

」では、語尾に「〜ち」「〜ちゃ」が付くことで北九州弁のニュアンスが加わっています。

博多弁の早口言葉は、博多弁の前提知識を理解することで難易度が下がります。

博多弁の特徴は、イントネーションと語尾のかわいさ。

北九州弁では「～ち」「～ちゃ」をよく使います。

博多弁の早口言葉では「〜と」「とっと」が頻出します。

福岡県民しか言えない難しい言葉に挑戦してみましょう。

兵庫県の方言で「おっとっとを取っておいて」と言うのは、「おっとっとを食べて欲しかった」という意味です。

促音の「っ」が多く含まれるため、発音しにくい言葉ですが、ゆっくりと口にすると言いやすくなります。

また、関西弁では「うち」という言葉を使った早口言葉があり、「さら」という新しいことを意味する言葉を使った早口言葉もあります。

博多弁には「おっとっと」以外にも、「しぇんしゅしぇんしぇい」など、日常会話で早口言葉のように聞こえる方言が多くあります。

博多弁では「せ」を「しぇ」と発音することがあり、年配の人は「選手宣誓」を「しぇんしゅしぇんしぇい」と発音します。

また、博多弁には他の早口言葉がほとんどありません。

日本全国には、関西弁以外にも面白い早口言葉があります。

大分弁の「ぷっちょとっちょってっちいっちょったんになんでとっちょってくれんかったん？

」は「ぷっちょ取っておいてって言っておいたのに、なんで取っておいてくれなかったの？

」という意味です。

津軽弁の「しゃべれば しゃべったって しゃべられるししゃべんねば しゃべんねって しゃべられるしどうせ しゃべられるんだばしゃべんねでしゃべったって しゃべられるよりしゃべってしゃべられだってしゃべられだほうがいいってしゃべってたって しゃべってけ！

」は「どうせ言われるなら、何も喋らないって悪く言われるより喋りたいことを喋って悪く言われる方がマシだって喋ってたよ、って伝えて」という意味です。

名古屋弁の「キットカット買っとかんといかんかったのに、あんたが買っとかんかったでいかんかったんだわ」は「キットカットを買っておかないといけなかったのに、あなたが買っておかなかったからいけなかったんだよ」という意味です。

方言の早口言葉には、その土地ならではの文化や歴史が詰まっており、各地の魅力を感じることができます。