NHKから住所のみの郵便物が届いたら？受け取り拒否は必要？日本郵便の対応を解説

NHKは、放送受信料を公平に負担してもらうために、受信設備のある住所に、宛名のない郵便物で受信契約のお手続きをお願いしている。

郵便物は、日本郵便の「特別あて所配達郵便」というサービスを利用して送られており、宛名がなくても住所があれば配達できる。

NHKでは2022年夏以降、特別あて所配達郵便（あて名なし郵便）を利用して受信契約の書類を未契約世帯に送付しています。

この郵便は、あて名に氏名や事業所名が記載されていません。

この郵便が届いた場合、無視することが適切な対処法です。

特別あて所配達郵便は、日本郵便が提供するサービスで、住所のみが記載されており、あて先不明のまま配達することが可能です。

NHKから届く特別あて所配達郵便には法的な意味はなく、受け取る必要はありません。

むしろ受け取ったりNHKに連絡すると、住所に人が住んでいることがNHKに知られてしまい、訪問スタッフによる受信契約の取り付けリスクが高まります。

そのため、NHKからの特別あて所配達郵便が届いたら無視して処分するのが最善の対策です。

なお、NHKの受信契約対象世帯数は約4,651万件、受信料を支払っている世帯数は約3,644万件とされています。

以前は宛名が不明だと郵送は利用できませんでしたが、特別あて所郵便は宛先が記載されていなくても配達されます。

つまり、NHKは受信者の氏名が不明でも、住所のみで契約していない世帯に無差別に郵便物を送付しています。

そのため、特別あて所郵便は無視しても問題ありません。

ただし、無視するとその後も定期的に郵便物が届く可能性があります。

NHKから宛名なしの封筒が届いたら無視して処分しても問題ない。

これは特別あて所郵便と呼ばれる郵便で、受信契約が必要なわけではなく、契約していない住所に送られているだけ。

無視しても法的に効力はない。