鏡の孤城: 心に響く感動の漫画

鏡の向こうにあった不思議な城に集められたのは、安西こころを含む7人の中学生。

彼らは皆、昼間学校に行っていないという共通点があった。

城は彼らにとって「唯一の居場所」となったが、ある日、仲間のウレシノが「学校に行く」と言って城を去ってしまう。

夏休み明けに城に戻ってきたウレシノは顔に怪我をしていて、それぞれが抱える「隠し事」が明らかになっていく。

オオカミさまから告げられた新しい城のルールにより、6人は学校に行くことを決意する。

約束の一月十日、こころは8か月ぶりに学校へと向かうが、仲間たちはそこにいなかった。

「かがみの孤城」は辻村深月による小説作品で、文庫版が2021年3月5日に上下巻同時発売されました。

同年、文庫部門でダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2021を受賞しました。

また、児童文庫・キミノベル版が発売され、コミック版も好評発売中です。

2018年には第6回ブクログ大賞を受賞しており、2022年には冬に劇場アニメ化が決定しています。

「かがみの孤城」で、アキはルールを破り、その結果、オオカミに食われてしまった。

この城には7人が集められており、仲間を助けるためにこころが城に入り、それぞれの事情や「願いの鍵」に迫っていく。

物語の終盤では、すべての謎が明らかになり、7人とオオカミの1年間の奇跡が描かれる。