4Dエコーで顔立ちは実際と異なる？性別判別や受けられる時期も解説

4Dエコーの費用は、外来のみの受診では5,000～7,500円程度。

病院によってはセット料金や安い料金設定があり、複数回受診する場合は比較検討がおすすめ。

妊婦健診の一環として実施される場合は医療費控除の対象となるが、医療行為以外では控除されない可能性あり。

画像はDVD、USB、SDカードなどで受け取れ、静止画や動画共有アプリでの共有も可能。

4Dエコーの映像と実際の顔立ちは異なる場合があり、目の開閉や角度によって印象が変わる。

4Dエコーでは輪郭がぼやけるため、赤ちゃんの顔はイメージとしてとらえておくことが推奨されている。

赤ちゃんの仕草や様子を楽しむことが主な目的であり、生まれた後の顔と異なる場合がある。

ママやパパがエコーを見てイメージを膨らませ、愛情を深める機会として活用するとよい。

4Dエコーでは、妊娠16～19週で双子の全身像を一つの画面で観察できます。

この時期の双子は、自由に動いており、喧嘩をしているようにも仲良く話しているようにも見えます。

また、妊娠20～23週では、赤ちゃんの全身を一つの画像に収めるのがぎりぎりとなり、活発に手足を動かしたり、指しゃぶりやピースサインなどの動作が見られます。

妊娠24～27週になると、赤ちゃんの表情がわかるようになり、まばたきや微笑み、しかめっ面などの豊かな表情を見せます。

手の動きもさらに活発になり、へその緒を引っ張ったり、手首をつかんだりして遊んだりします。

4Dエコーは一般のエコー検査と異なり、膀胱が満たされている方が画像の質が高くなります。

ただし、4Dエコーは診断よりも記念撮影としての側面が強く、費用がかかったり、実施できる病院が限られたりします。

4Dエコーで赤ちゃんの顔立ちは他のエコー検査と比べてわかりやすいですが、二重まぶた、目の大きさ、鼻の高さなど細かい特徴ははっきりとはわかりません。

エコー検査は超音波を利用して胎内の赤ちゃんの発育を測定する検査です。

4Dエコーは最新の機器で、縦軸、横軸、奥行、時間の4つの次元を可視化できます。

そのため、赤ちゃんを肉眼で見るように姿形を捉え、リアルタイムで動く様子も確認できます。

また、エコー検査は超音波を利用しますが、超音波を当てたからといって細胞組織などに影響を与えることはないため、安心して受けることができます。

3Dエコーは静止画で赤ちゃんの立体的な姿が見られますが、4Dエコーは動画で赤ちゃんの動きを見ることができます。

これにより、赤ちゃんのあくびや指しゃぶりなどのしぐさをリアルタイムで確認できます。

病院によっては、4Dエコーで撮影した赤ちゃんの動画をDVDに録画してくれるサービスもあります。

妊婦健診では、胎児測定をしながら4Dエコーに切り替えるタイミングを伺い、すべての期間を合わせて約1時間の録画を行います。

胎児に異常がないかを調べる2Dエコーと、胎児の異常を詳しく調べるスクリーニング検査を定期的に行い、赤ちゃんの向きや体勢によっては再スクリーニングを行います。

なお、超音波検査では胎児のすべての病気が発見できるわけではなく、見つからない病気が約50%あることに注意が必要です。

胎児の健康状態を確認する胎児エコーでは、2Dエコーが一般的で、胎児の体重や頭囲などの情報を測定します。

一方、4Dエコーは、胎児の顔を確認するために使用され、胎児の健康状態をより詳細に評価できます。

また、4Dエコーには2Dエコーの機能も備わっており、検査中に2Dエコーと4Dエコーを切り替えることができます。

3Dエコーは、赤ちゃんの立体画像を撮影できる超音波検査です。

2Dエコーとは異なり、赤ちゃんの表情を鮮明に捉えることができます。

そのため、記念として残す目的でも利用されています。

一般的に行われる超音波検査は2Dで、白黒の静止画が得られます。

この2Dエコーは骨格や内臓の状態を調べるためのものです。

4Dエコーは赤ちゃんの姿を立体的に動画で映し出すのに適していますが、赤ちゃんの位置測定には向いていません。

そのため、赤ちゃんが反対を向いていたり、顔を隠していたりすると、2Dエコーに切り替えて位置測定を行い、顔を映しやすい位置を探します。

また、赤ちゃんが顔を二の腕で隠している場合や、動いて位置がずれてしまう場合にも、2Dエコーに切り替えて対処します。

4Dエコーでは、赤ちゃんの測定や異常の発見よりも、赤ちゃんの画像を楽しむことが目的となります。

4Dエコーは、お腹の赤ちゃんの立体的な動画を見ることができる超音波検査で、妊娠12〜36週で受けることができます。

赤ちゃんの全身を確認できるのは24週以前で、顔の特徴や動きを捉えるのに最適なのは26〜32週です。

費用は産院によって異なり、4,000〜9,000円が相場です。

4Dエコーでダウン症を疑われる特徴が見られても、確定診断にはなりません。

胎児の染色体異常の有無を確定するには、羊水検査などの出生前診断が必要です。

4Dエコーの結果で不安や疑問が生じた場合は、医師に相談することが推奨されます。

4Dエコーは妊娠10週から30週頃まで受けられますが、映し出せる範囲は時期によって異なります。

体の動きを見るなら24週頃、表情や仕草を見るなら25～30週頃が適しています。

30週を過ぎると赤ちゃんが大きくなりすぎるため、受け付けない病院もあります。

4Dエコーの検査にかかる費用は、クリニックや病院によって異なります。

一般的な目安として、5,000～20,000円程度の費用がかかります。

検査の際には、父親や家族が同伴して、赤ちゃんの顔立ちについて話し合うことで、親になる実感がより深まります。

4Dエコーでは、赤ちゃんの成長や仕草を詳しく観察することができます。

しかし、赤ちゃんの向きや胎盤の位置、羊水の量によっては、顔がはっきり見えない場合があります。

病院では、毎回のエコーで赤ちゃんの向きを確認し、顔を撮影できるよう調整してくれます。

それでも見えない場合でも、次回の診察で確認できる可能性があります。

妊婦健診の際に4Dエコーを行うかどうかは、病院によって異なりますので、確認が必要です。