尾崎豊の息子・尾崎裕哉が語る父との絆と音楽。「15の夜」から「I LOVE YOU」まで

尾崎裕哉は、父親尾崎豊の代表曲「Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ」と「ＯＨ　ＭＹ　ＬＩＴＴＬＥ　ＧＩＲＬ」をカバーしたミニアルバムをリリースした。

尾崎裕哉はこれまでライブやテレビで父親の名曲を歌ってきたが、スタジオで録音して音源化するのは今回が初めて。

尾崎豊の没後30年という節目のタイミングでのリリースとなった。

1992年4月25日に26歳という若さで亡くなった尾崎豊は、現在も多くの人々に愛され、その楽曲は歌い継がれている。

妻の尾崎繁美は、豊の死後30年目の命日に、30年間封印してきた豊との思い出を語る決意をし、1年限定の連載『30年後に語ること』を執筆した。

この連載は大きな反響を呼び、改めて尾崎豊と繁美の生き方に注目が集まった。

尾崎豊さんの死因について陰謀説が浮上し、妻・繁美さんが嫌がらせを受けるようになったため、息子・裕哉とともにアメリカに渡った。

繁美さんは陰謀説を広めた記者を提訴し、勝訴した。

また、尾崎豊が生前に書いたとされる遺書が2011年に公開されたが、当時3歳だった息子・裕哉への影響を考慮して長年非公開とされていた。

尾崎裕哉は、アメリカで生まれ育った後、15歳で帰国。

慶應義塾大学を卒業し、大学院まで進学。

幼少期から父親・尾崎豊の楽曲に親しみ、自身の歌声や息づかいが父親と重なる感覚を味わい、音楽にのめり込んでいった。

裕哉は小学校6年生の頃から父親の楽曲を聴き込み、その共鳴が音楽への情熱のきっかけとなった。

尾崎豊の「15の夜」は、尾崎裕哉氏にとって理解しがたい日本の校内暴力の問題を扱っており、アメリカで育った彼には親近感がない。

そのため、この曲を歌うことは、尾崎豊の世界観を損なうことになり、彼は歌うことを躊躇している。

裕哉氏は自身の音楽と尾崎豊の歌唱を軸として活動しており、尾崎豊の周年記念ライブなどを通して、尾崎豊の歌を継承していくつもりだ。

尾崎豊を歌うことと裕哉自身の音楽を歌うことで、彼は他のシンガーソングライターよりも多くの可能性と楽しさを見出している。

尾崎裕哉の身長は正確には公表されていないが、共演した安住紳一郎アナ(174cm)とほぼ同じ身長と推測され、173cm前後と考えられる。

尾崎裕哉は父・尾崎豊と似ているとされるが、目元は母・繁美さんに似ているという意見もある。

尾崎豊の隠し子や不倫相手・斉藤由貴との間に子供がいたという噂はガセネタである。

歌手が、尾崎豊の楽曲を歌い続けているうちに自分の声が変化し、尾崎豊の声に近づかなくなっていることに気づいた。

そこで、今の声で尾崎豊の「Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ」を録音し、没後30年を機に感謝や敬愛を形にしたかったと述べている。

シンガーソングライター尾崎豊の楽曲をカバーした「I LOVE YOU」を先行配信し、EPに収録。

EPにはオリジナル曲やカバー曲も収録されている。

使用する楽器には、尾崎豊から受け継いだポールリードスミス カスタム24(パープル)とストラトキャスタータイプ(メタリックブルー)が含まれ、他にもフェンダーやマーティン、ギブソンなどの様々なメーカーのギターを使用している。

尾崎豊の息子である裕哉は21歳になり、日本を離れてアメリカで生活している。

彼はサンフランシスコにある大学院に興味を持っており、母親は彼を誘って親子水入らずで旅行に出かけた。

その旅行先ではナパ・ヴァレーでワインを一緒に飲む予定を立てている。

幼い頃から父親の映像を見て憧れを抱き、ライブを０歳で見ていた。

友人の中には親の影響を受けて同じ職業に就いた人も多く、親に憧れる息子は多いと考えられる。

反発する相手がいなかったため、父親には尊敬しかなく、古典の継承のように尾崎豊の曲を歌い継ぐことに抵抗はない。

ただし、尾崎豊の曲を歌うことについてはファンの間で賛否両論がある。

尾崎豊の楽曲「ふたつの心」を表現したネックレスを繁美さんからプレゼントされた。

そのネックレスには「ツアー先のホテルでひとりになり、窓から空を見上げる度に、私のことを想い出していたと……離れていても、片時も忘れたことはなかった」というメッセージが込められていた。

この曲は、離れていても心は繋がっているという思いを表現したもので、繁美さんはこの曲にちなんでネックレスをプレゼントしてくれたのだ。

尾崎豊には妻との間に生まれた息子・裕哉さんしか公に認められた子供はいない。

女性関係の噂はあったものの、死後30年以上経っても隠し子の存在は明らかになっていない。