陣痛の痛みは？兆候と始まり方、対処法まで徹底解説

分娩が近づくと、規則的に起こり、徐々に強くなる痛みである本陣痛が現れます。

陣痛の間隔は最初40～50分程度ですが、時間とともに短くなります。

陣痛が10分おきになったら、産院に連絡して向かいましょう。

陣痛は子宮収縮による痛みで、子宮口を広げて赤ちゃんを押し出す。

最初は不規則で痛みも弱い。

それが規則的な間隔で起こるようになればお産の始まりかも。

ただし、10分間隔になっても治まることもある。

前駆陣痛とは明らかに異なるので迷うことはない。

陣痛とは、赤ちゃんが出生する際に子宮筋が収縮することで発生する痛みのことです。

出産予定日の前後2週間以内に始まることが多いですが、人によって持続時間は異なります。

初産婦は陣痛の痛みや持続時間について不安を抱く傾向があります。

リラックスして出産に臨むために、対策やイメージトレーニングを検討することが推奨されています。

本陣痛は分娩時に起きる子宮の収縮で、痛みの強さがだんだん強くなり、間隔が次第に短くなります。

痛みは子宮が収縮する痛みで、ピーク時は腰や尻など下半身全体に強い痛みを感じることもあります。

陣痛と前駆陣痛は、痛みの間隔、時間経過による変化、痛み具合によって区別できます。

陣痛は一定の間隔で徐々に痛みが増し、腰から体の中心や下半身に広がります。

一方、前駆陣痛は不規則で、痛みは時間とともに変化せず、お腹全体が締め付けられるような感覚です。

前駆陣痛は陣痛に移行する場合もありますが、そのまま痛みが引いてしまう場合もあります。

陣痛が始まる兆候として知られるサインは複数ある。

破水、おしるし、お腹の張り、お腹の痛み、後期つわりの消失などが挙げられる。

破水は最も確率が低く、分娩前に起こるのは全体の約25％未満である。

おしるしも同様に、全員に起こるわけではなく、陣痛の72時間前に起こる場合もある。

お腹の張りは痛みを伴う場合とそうでない場合がある。

お腹の痛みは生理痛や下痢に似た鈍痛で、規則性が出てきたら陣痛の始まりと判断できる。

後期つわりが治まるのも陣痛が近づくサインで、赤ちゃんの頭が骨盤内に下りてきて子宮底の位置が下がるためである。

その他、下痢、おりものの増加、体のだるさ、激しい胎動、腰痛も陣痛の兆候として挙げられる。

前期破水とは、本来陣痛が始まり子宮口が全開に近くなったころに起こる破水のうち、陣痛が始まる前に起こる破水のこと。

破水すると、赤ちゃんの頭が栓の役割をして、羊水が全部流れ出ることはない。

破水後1～2日以内に一般的に陣痛が始まる。

尿もれと破水の区別が難しいが、破水の場合は常にちょろちょろと流れ出る。

分娩には、子宮の収縮によって起こる陣痛、産道がやわらかくなるホルモンの働き、赤ちゃんの体の伸縮という3つの要素が不可欠です。

陣痛は、赤ちゃんの頭から骨盤を押し広げ、子宮から出てくるために必要な力となります。

産道は骨盤のつなぎ目がゆるんでやわらかくなり、赤ちゃんの通り道を確保します。

赤ちゃんは体をちぢこませて狭い産道を押し広げながら生まれてきます。

これらの要素がバランスよく作用することで、スムーズなお産が実現します。

分娩時には、子宮頸管をやわらかくする｢前駆陣痛｣、赤ちゃんを外に押し出す｢本陣痛｣、子宮を元の大きさに戻す｢後陣痛｣という3種類の陣痛が起こります。

本陣痛は、分娩の中心的な役割を果たし、赤ちゃんを外に出すのに不可欠です。

お産は、赤ちゃんを包んでいる卵膜と子宮の壁がこすれ合って出血する「おしるし」、子宮の収縮による「陣痛」、羊水が破れる「破水」の3つのサインで始まります。

どのサインから始まるかは人によって異なります。

「おしるし」は数日以内に陣痛が始まることが多く、出血の色は赤やピンク、茶色などがあります。

ただし、おしるしがなくお産になる人もいます。