キングダム：羌瘣の妹・羌礼との絆と復讐の物語

羌瘣は幽連との戦いで苦戦を強いられていたが、飛信隊や信の登場をきっかけに、羌象が羌瘣を倒すために開発した最後の巫舞を使用することを決意した。

その結果、羌瘣は幽連を倒すことに成功した。

羌瘣はその後、飛信隊の元に戻り、羌象の分も外の世界を見るために里へ戻らず、先に進むことを決意した。

羌瘣の姉・羌象は、蚩尤族の「祭」と呼ばれる儀式に参加。

そこで幽族の連によって謀殺された。

羌瘣は「祭」に参加させないようにお香で眠らされており、姉の死を知らずにいた。

羌瘣は姉の復讐を誓い、序盤は連への復讐のためにのみ生きていた。

羌瘣は信と同様に正義感が強く、残虐行為に対しては味方でも容赦しません。

桓騎軍の虐殺行為を知った羌瘣は怒り、桓騎軍の兵士を斬り、桓騎にも刃を向けました。

また、乱銅の虐殺行為に対しても、姉妹を助けるために味方の兵士を斬り伏せています。

羌瘣は知略にも優れており、軍略を学んでいないにも関わらず、冷静に戦局を見極めて隊を動かします。

巫舞は圧倒的な力を持つが、息が切れると身体機能が低下し、戦線復帰が困難になる。

また、強い相手と戦う際は意識が深いところに入り、生死をさまようこともある。

龐煖は武を極める求道者で、他の武将に関心を示さない。

しかし、羌瘣、王騎、信の3人だけは例外で、羌瘣を「神を堕とす者」と認識している。

龐煖が敵視するほど圧倒的な武力を持っていることを示唆している。

羌瘣の武力は、龐煖が求める武の極みに近づいている可能性があり、庞煖にとって無視できない存在となっている。

羌礼は、羌瘣と同じ羌族出身の妹分で、61巻で突如として登場した。

しかし、コミックスの「おまけマンガ」では、15巻で羌瘣と識と礼という名前で登場しており、34巻、56巻、62巻の会話の伏線となっている。

「キングダム」という漫画作品において、後に「羌礼編」に繋がる伏線として描かれた「識と礼」は、15巻の「おまけマンガ」で初めて登場しました。

羌礼編に登場する羌礼は史実に基づく人物で、現在原作の最新話では紀元前234年の桓齮の処刑が描かれています。

また、羌礼は禁術を使用しているため、完全復活が困難な状態となっています。

羌瘣は伝説の暗殺集団蚩尤の末裔であり、後継候補として幼少期から厳しい修練を積んできました。

彼女の強さの秘密は、意識を落とし込んで人間離れした剣技を操る蚩尤独特の技「巫舞」にあります。

羌瘣は、愛刀「緑穂」に向かって語りかけ、強い相手ほど意識を集中させ、深く呼吸を落とします。

しかし、呼吸を深く落とすと持続力が低下し、巫舞が解かれた後には戦場から立ち上がれなくなるほどの反動が出ます。

飛信隊の副長となってからは、龐煖との死闘でも健闘しています。

幽連は、羌族の巫舞の呼吸を深いレベルで無制限に使用できるため、羌瘣よりも強力です。

このため、羌瘣と同じ求道者としての龐煖に近い存在となっています。

羌族は剣術を武器としており、幽連は「赤鶴」という剣を使用します。