にしおかすみこさん 49歳、芸人から作家へ。家族との日々を綴る

芸人のにしおかすみこは、実家に帰省した際に母親の認知症が発覚。

母が認知症になったことで、家は生ゴミ臭くなり、にしおかは「母だけど母じゃない」と感じるようになった。

しかし、エッセーにはユーモアも交え、今、家族とどう向き合っているのかについて語っている。

49歳を迎えたにしおかすみこは、恋愛から遠ざかっていたものの、年齢や経験を重ねる中で、結婚やパートナーに対する想いに変化が生まれています。

経済的に自立している彼女が理想とするのは、お互いに自立しながら、時たま会う程度の緩やかなパートナー関係。

結婚や同居にこだわることなく、自由度の高い関係性を望んでいるようです。

コロナ禍で仕事と収入を失った筆者は、一人暮らしの部屋の家賃を払えなくなり、引っ越しを決意。

実家に帰ると、そこにはゴミ屋敷と化し、カーテンが閉められた薄暗い部屋に、ゴミの中に座る母の姿がありました。

筆者は清掃を申し出ましたが、母に怒鳴られ、父と姉も平然と暮らしていました。

筆者は、家族と20年ぶりに一緒に生活することにしました。

その後、母が鬱病だったことが分かり、ゴミ屋敷の状態が続いていることが判明しました。

にしおか・すみこは、認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父という家族の中で、自身を「ポンコツ」と表現しています。

当初は、障害を持つ人々に配慮して表現を悩みましたが、公開後には温かい反応が多く寄せられたそうです。

にしおかさんは認知症ではないと見栄を張る母親を説得して病院に連れて行ったが、慣れない介護生活に戸惑い、怒鳴ってしまった。

母親がボケていないとアピールするため、いまだに介護認定を受けていない。

毎日朝5時に起きて食事を作り、夜遅くに帰ってから洗い物と母親の愚痴を聞くという忙しい日々を送っている。

話し手は容姿よりも経済力や自立を重視し、お互いに経済的に自立していて、たまに会うような関係を理想としています。

しかし、話し手は根っからの一人好きで人見知りであるため、相手に依存しきれないと考えており、理想的な関係が都合よすぎると認識しています。

にしおかすみこは、認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父、一発屋の自分の家族構成を「ポンコツ一家」と表現しています。

コロナ禍で芸人の仕事が激減し、家賃18万円の住居から10万円の物件に引っ越そうとしましたが、実家に戻り母の認知症が発覚したため引っ越しを断念し、実家で同居しています。

姉のダウン症の影響で、姉は年齢より早く老けています。

タレントの西岡すみこは、認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父、一発屋芸人の自身のことを「ポンコツ一家」と表現。

コロナ禍で実家に帰省した際、ゴミ屋敷状態の自宅や酔っ払った父の姿に衝撃を受け、介護の必要性を実感した。

エッセイでは、家族との日常や介護の苦労をつづっている。

タレントのにしかおかさんは、一人暮らしで孤独を感じたことがきっかけで、婚活を始めた。

しかし、社交的ではなかったため、すぐに引きこもってしまうことがあった。

かつて紹介で出会った男性との食事では、話す話題がわからず、マネージャーに同行してもらった。

年齢を重ねてもまだ結婚願望が強い著者。

結婚は諦めてはいないものの、低収入時には結婚したいという願望がより強くなることを自覚しています。

経済的な不安定さがその要因となっている可能性が示唆されています。

著者自身も、収入が低いときに結婚したいという願望に目がくらんではいけないと考えています。