安心安全なまちづくりへの取り組み: 住民参加型で安心な街づくりを実現

防犯の基本は「鍵かけ」「声かけ」「心がけ」です。

中でも、自転車盗難や車上狙いなどのほとんどは鍵のかかっていないことが原因です。

また、近隣住民同士のあいさつや声かけは地域のつながりを深め、不審者の発見や見守りに役立ちます。

防犯は、鍵かけ、声かけ、地域住民の協力が重要です。

令和4年度の防犯パトロール参加者数は66,074人を達成し、目標の60,000人以上を上回った。

市民意識調査では、「住んでいる地域が安全（治安が良い）」と回答した市民の割合が86.0％と上昇傾向にある。

目標は「住んでいる地域が安全（治安が良い）」と回答した市民の割合を90％以上に引き上げることである。

地域安全活動は地域ぐるみで犯罪防止に取り組む活動で、全国のボランティア団体が自治体や警察と連携して活動している。

2022年12月末時点で、全国に4万5,106のボランティア団体があり、構成員は242万8,679人となっている。

犯罪件数の増加や被害者の多様化が続く中、地域安全活動への参加が注目されています。

地域安全活動に参加する際は、無理せずできることから始めましょう。

町内でのあいさつや声かけ運動、通学路での立番活動など、地域内でちょっとしたコミュニケーションや活動を行うことで、地域を見守る機会が増え、不審者への抑止効果が期待できます。

この小さな取り組みが、地域社会の安全安心に貢献します。

北九州市では「安全・安心条例」に基づき、市民や団体と協力して治安対策に取り組んだ結果、刑法犯認知件数は平成14年から令和4年までに約87%減少した。

これは政令指定都市12市の中で最も高い減少率である。

地域全体の安全・安心の確保には、市民一人ひとりが「地域を見守る目」として当事者意識を持ち、積極的に防犯活動に参加することが不可欠です。

その一環として、地域を見守るボランティア団体との連携強化、買い物やウォーキングなどの日常活動における「ながら見守り」、自宅から地域を見守る「窓から見守り」などが推奨されています。

こうした取り組みが、犯罪の抑止や地域の安全性の向上につながると期待されています。

一人ひとりが防犯に心がけるとともに、地域住民が協力して犯罪に強いまちづくりを目指しましょう。

人通りの少ない暗い道は避け、手荷物は道路の反対側で持ち、金融機関利用後は周囲に注意し、防犯ブザーを携帯しましょう。

また、地域では、あいさつを交わしたり、暗がりをなくすことで、犯罪者を寄せ付けない環境づくりが重要です。

社会的に弱い立場にある人たちの安全を守るため、地域では防犯団体を立ち上げ、パトロール活動や青色回転灯付き車両での警戒を行っている。

こうした取り組みは地域防犯意識を高め、犯罪防止に役立っている。

地域の絆と力が犯罪防止の鍵となっている。

そのため、無理なく、できることから、できる人から防犯対策に取り組むことが重要だ。

警察や防犯協会、ボランティア団体が連携し、地域安全活動の強化と連携の一層の緊密化を図る運動が毎年10月11日～20日まで実施されている。

この運動は、かつて「全国防犯運動」と呼ばれていたが、現在は「全国地域安全運動」に名称を変更している。

また、各地域の取り組み意欲を高めるために、10月11日は「安全安心なまちづくりの日」と定められている。

世田谷区では、4つの警察署（世田谷警察署、北沢警察署、玉川警察署、成城警察署）と連携して、地域の住民や警察と協力して安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいます。

区民の協力も必要とされており、世田谷区24時間安全安心パトロールを実施しています。

パトロール車は白黒塗装で青色回転灯を備え、「世田谷区安全安心パトロール」と表示されています。