デーモン小暮 vs デーモン閣下：地球魔界化計画とその軌跡

「コバジュンお別れの会」では、故人が人望厚く裏方として活躍していたことが伺える展示が行われた。

その中で配られたBGMリストの1曲目に、筆者の歌う「秘密の花園/聖飢魔Ⅱ」が選ばれていた。

また、33曲のうち10曲目以内に筆者の曲が3曲含まれており、故人の慕いが感じられた。

会場にはコバジュンの生い立ちや仕事の歴史が一覧表ボードで展示されていた。

その仕事欄の最後には「2023年3月25日デーモン閣下のオールナイトニッポンプレミアム」と記されていた。

これは彼が亡くなるちょうど1年前の仕事だった。

その日、コバジュンは体調不良ながらも「何か変わった病気」と笑顔で説明しており、周囲に心配をかけないように気遣っていたようだ。

故人は、自身の最後の表向きでの仕事に最期の力を振り絞って取り組み、番組のclosing曲も自らが選んでいた可能性がある。

この番組は、故人が小林君と最後に会った機会となり、小林君は故人に「魔界からの放送を一緒にやろう」と誘っていた。

デーモン閣下は、地獄の副大魔王であり、悪魔教の教祖である。

彼は10万年以上前にゼウスによって地獄に封印されていたが、復活し、1982年から「聖飢魔II」のフロントマンとして音楽活動を展開し、「布教活動」を行った。

そして1999年に公約通り「地球征服」を完了し、解散した。

派手な外見や所作から来る印象ばかりを取り沙汰されることが多いが、ファンの多くは「作品の内容」「言動」「エンターテイナーとしての技量」を支持している。

また、日本の伝統芸能・文化にも造詣が深く、純邦楽や能と共演することも多い。

頭の回転が早く、テレビ番組での彼のやり取りを見た、閣下支持でも何でもなかった音楽評論家渋谷陽一を感心させている。

同時に、裏では芸能界での大先輩やスタッフに丁寧に接するなど几帳面な一面を見せている。

「恐ろしい見た目の悪魔」だが実際に悪魔のように人の不幸を喜んだり、傷付けたり、悲しませる事は基本的には行わない。

特に「差別」や「犯罪」については非常に忌み嫌っており、「悪魔だからこそ許せないし、許すつもりもない」と語っている。

デーモン閣下 / Damian Hamada’s Creatures のアルバム「地球魔界化計画」は、プロローグとエピローグを含む全31曲で構成されています。

アルバムには、「聖詠」、「The Beginning of the End」、「Babel」、「悪の華」、「Eternal Sinner」、「Walküre」、「Tempest」、「魔界美術館」、「Running like a Tiger」、「嵐が丘」、「DEMON KAKKA BAND Prologue」、「X.Q. Jonah」、「陛下の詔」、「FORESTOFROCKS」、「NEO」、「HALFMOON – 月下独酌 -」、「Just Being – ここにいるそこにいる -」、「SOLA」、「♡8」、「太陽がいっぱい」、「NewDayComes」などが収録されています。

構成作家として活躍していた彼は、聖飢魔IIの教典購入特典物品「お言葉大全集」の構成・編集にも携わった。

また、著者のラジオ番組「ラジベガス」や「ANNプレミアム」では主として構成作家として支え、著者の夫人との結婚式では司祭を務めた。

そんな彼にとって、ディレクターとして初めて臨んだ番組は生放送だった。

デーモン閣下はミュージシャン・マルチタレント・ジャーナリストで、ロックバンド聖飢魔IIのボーカリストを務めています。

早稲田大学社会科学部を卒業し、POWERPLAYに所属しています。

自らを人間の体を借りた悪魔と称しており、悪魔としての生年月日は紀元前98038年11月10日であるとされています。

通称は「デーモン」や「閣下」で、現在は「デーモン閣下」の名で活動しています。

第2期メンバーになって以降初めてのライブツアーを開催したD.H.C.は、アルバム「運命の支配者」を引っ提げてライブに参加し、高度な演奏テクニックで観客を沸かせた。

第2部では、ツアー初参加となる全盲のギタリスト・田川ヒロアキらとアンサンブルを披露したデーモン閣下が、約23年ぶりにダミアン浜田とコラボレーションを果たした。

このライブは、デーモン閣下の“発生日”に行われた。