日本の皇族:皇室構成図から読み解く系図と継承順位
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皇位継承問題の行方
皇位継承を巡る問題の原因は?
男系男子の不在
現在の皇室典範では、皇位は「男系男子」のみが継承でき、天皇陛下には男児がいないため、長女の愛子内親王は天皇になれない。
2004年に女性皇族への継承資格拡大が検討されたが、悠仁親王の誕生により保留となった。
しかし、悠仁親王に男児が誕生しない場合、女性天皇を可能にする法改正議論が再燃する可能性がある。
詳しくみる ⇒参照元: 立皇嗣の礼、秋篠宮さまの皇位継承順位1位を国内外に宣言皇族の定義と姻族の関係
天皇の姻族とはどのような関係ですか?
天皇の配偶者と3親等以内の血縁関係にある者
皇族は明治天皇の男系男子とその配偶者、未婚の男系女子のみで、天皇の姻族は皇族ではないものの、民法上は天皇の親族とみなされます。
天皇の姻族は、皇后から3親等以内の血縁関係にある者で、皇族以外の親族とは異なり、特有事項や規制が適用されます。
詳しくみる ⇒参照元: 皇族皇族の身分離脱と皇位継承
皇族の身分を離脱できるのは、どのような場合ですか?
夫の喪失や離婚
皇族の身分を離れた親王・王の子孫で、他の皇族と結婚した女子が、夫の死や離婚によって未亡人となった場合、本人の意思で皇族の身分を離脱することができます。
また、やむを得ない特別の事由がある場合や、男性皇族が離婚した場合も、皇室会議の判断で皇族の身分を離脱することになります。
皇位継承資格を有する男性皇族は、定められた順序に従って皇位を継承できます。
現在の継承順位第一位は秋篠宮文仁親王です。
詳しくみる ⇒参照元: 皇族皇族の範囲
皇族に含まれるのは誰ですか?
天皇の一族
皇族は皇室典範によって定められ、天皇の一族(親族)が皇統に属するものとされています。
皇室典範では、皇后、太皇太后、皇太后、親王、親王妃、内親王、王、王妃、女王が皇族と規定されています。
また、嫡出の皇子と嫡男系嫡出の皇孫は、男子は親王、女子は内親王、三世以下の嫡男系嫡出の子孫は、男子は王、女子は女王とされています。
詳しくみる ⇒参照元: 皇族皇室典範における皇族の身分と離脱
上皇の妻はどのように呼ばれますか?
上皇后
上皇后は上皇の妻を指す呼称で、皇室典範の規定により、皇太后に準じた扱いを受けます。
皇族の身分は一般的に天皇・親王・王の嫡出子に限定されており、女性が皇室に入る場合は天皇・親王・王との結婚に限られます。
また、内親王・王・女王は一定の年齢に達すると、本人の意思と皇室会議の承認により皇族の身分を離脱することができます。
詳しくみる ⇒参照元: 皇族皇族の身分離脱の条件
皇族の身分を離れる条件とは何か?
本人の意思に関係なく、皇室会議の判断により、特別な理由がある場合
皇太子・皇太孫を除く皇族は、皇室会議の判断により、特別な理由がある場合は皇族の身分から離れることができる。
皇族女子は、天皇・皇族以外の者と結婚すると皇族の身分から離れる。
また、皇族の身分から離れた親王・王の妃や子孫も、親王・王と同時に身分から離れる。
ただし、親王・王の子孫とその妃については、皇室会議の判断で身分を離れないものとすることができる。
詳しくみる ⇒参照元: 皇族皇族の身分離脱条件
親王妃や王妃が未亡人や離婚によって皇族の身分を失うことができる場合とは?
本人の意思による場合または皇室会議の判断による場合
親王妃や王妃が未亡人となった場合、本人の意思があれば皇族の身分から離脱できます。
また、やむを得ない特別の事情があれば、本人の意思にかかわらず皇室会議の判断で離脱できます。
ただし、皇太后や太皇太后は離脱できません。
離婚した場合も同様に皇族の身分から離れますが、皇后や上皇后は離婚できません。
詳しくみる ⇒参照元: 皇族立皇嗣の礼で皇位継承順位1位となった人物
新皇位継承順位1位となった人物は?
文仁親王
天皇代替りに伴い、秋篠宮文仁親王が皇位継承順位1位の皇嗣となり、そのことを内外に示す「立皇嗣の礼」が約7ヶ月延期を経て執り行われた。
この儀式には、眞子さまや佳子さまを含む成年皇族や、三権の長や閣僚らが出席し、新型コロナウイルス対策としてマスク着用やソーシャルディスタンスが保たれた。
天皇陛下は文仁親王が皇嗣であることを内外に宣言し、文仁親王は皇嗣としての責務を自覚して務めを果たす決意を表明した。
詳しくみる ⇒参照元: 立皇嗣の礼、秋篠宮さまの皇位継承順位1位を国内外に宣言昭和天皇の皇后
最後の皇后はいつ崩御したか
2000年(平成12年)6月16日
日本最後の皇后である良子は、1903年(明治36年)3月6日に生まれ、1989年(昭和64年)1月7日に昭和天皇が崩御した際に皇太后となった。
その後、2000年(平成12年)6月16日に97歳で崩御した。
昭和天皇との間には、上皇明仁や常陸宮正仁親王など5人の子女がいる。
詳しくみる ⇒参照元: 皇室の系図-皇室とっておき:朝日新聞デジタル天皇皇后夫妻
天皇陛下のご結婚はいつですか?
1959年(昭和34年)4月10日
昭和天皇の息子である明仁氏は1933年生まれで、美智子氏と1959年に結婚した。
美智子氏は1934年生まれで、聖心女子大学を卒業している。
明仁氏は2019年に退位し、現在は上皇となっている。
詳しくみる ⇒参照元: 皇室の系図-皇室とっておき:朝日新聞デジタル