追悼：東京ロマンチカのボーカル、三條正人さんが逝去

三條正人は、法政大学在学中にコーラスグループを結成し、ダンスホールでプロ歌手として活動を始めました。

その後、山下洋治とムーディスターズに所属し、1967年に鶴岡雅義と東京ロマンチカのリードボーカルに迎え入れられました。

このグループで「小樽のひとよ」でレコードデビューし、大ヒットを記録しました。

さらに翌年には「旅路のひとよ」で日本レコード大賞歌唱賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。

その後も6年連続で出場し、人気を博しました。

鶴岡雅義は、1999年に強盗に襲われながらも所持金を取り返す勇敢さで知られていました。

2003年に東京ロマンチカに復帰し、2013年に結成50周年を迎えました。

2016年以降、体調を崩し、入退院を繰り返しながらもステージやテレビに出演し続けました。

2017年、ロス・インディオスの55周年記念コンサートが最後のステージとなり、同年10月にマントル細胞リンパ腫のため74歳で亡くなりました。

三條正人は、東京ロマンチカのリードボーカルで、ヒット曲「小樽のひとよ」などで知られていた。

5日午前5時54分、マントル細胞リンパ腫のため東京都渋谷区の病院で死去した。

享年74歳。

葬儀は10日午前11時から東京都中野区の宝仙寺で行われ、喪主は妻で女優の香山美子さんが務める。