尼崎から姫路まで...兵庫県「ヤンキー高校」伝説と真実

飾磨工高の体罰問題では、三輪容疑者が部員への体罰や暴言で停職3カ月の処分を受けた。

部員らは大会の成績不振を理由に叱責を受け、その際に体罰や厳しい指導があったことを訴えていた。

県教委の調査によると、三輪容疑者は平成30年4月以降、部員らに繰り返し体罰を加え、「殺す」「くず」などの暴言を吐いていたとされている。

三輪容疑者は、停職明けに定時制で勤務していた。

部活動の担当はなかったものの、主幹教諭として校長を補佐するなど、熱心に働いていた。

姫路市で行われた大会で成績が振るわなかったことに対し、顧問が1〜2年生の部員を叱責したところ、10人が集団で家出した。

その後、顧問による体罰や厳しい指導があったことが学校側に訴えられた。

兵庫県立飾磨工業高校の多部制柔道部で、昨年末に部員の生徒10人が顧問3人から体罰を受けたとして訴えた。

学校側は体罰を認め、部活動を休止し、顧問3人に自宅待機を命じた。

顧問3人は厳しい指導があったことを認めているが、体罰については生徒と顧問の記憶に食い違いがあり、調査中である。

飾磨工業高校の多部制柔道部では、顧問3人による生徒への体罰があったとして、昨年末から活動が休止されています。

生徒からの訴えを受け、学校は体罰を含めた不適切な指導があったことを認め、顧問3人を自宅待機処分にしています。

この顧問には、熱血教師として著書も出版している55歳の男性教諭が含まれています。

部員10人が成績不振を理由に叱責された後、集団で家出をし、過去の体罰や厳しい指導を訴えたことが活動休止のきっかけとなりました。

県立龍野北高校の58歳の教諭が、知人女性のスマートフォンにLINEで「地獄に道連れじゃ」「必ず恨み倒したる」などとメッセージを送り、脅迫した疑いで逮捕された。

女性は去年7月に警察に相談しており、教諭は一部容疑を否認している。

三輪容疑者は、自身の著書で体罰を容認する持論を展開し、たとえ胸ぐらをつかんだり蹴り上げたりしても「当事者間でジャッジされることだろう」としていた。

しかし、令和2年2月に飾磨工高の複数の柔道部員から体罰の申告があり、顧問の三輪容疑者らに対する処分につながった。

学校は、生徒からの訴えとアンケート調査の結果に基づいて調査を進めており、十数年間在籍し、問題児を更生してきたことで知られる男性教諭が体罰を行っていた疑いがある。

教諭は「全国高校柔道選手権大会」で11度の優勝を達成し、「ヤンキー先生」として著書やテレビ番組にも出演している。

学校側は「生徒間や教員で記憶が食い違う部分もある」としながらも、「今の時代において容認できない教育活動」として反省と是正の姿勢を示している。

三輪容疑者は、県立飾磨工業高校多部制の柔道部を指導し、熱心な指導で部員を全国大会で10回以上の優勝に導いた。

また、問題児とされた生徒の更生にも尽力し、「ヤンキー先生」と呼ばれて注目を集めた。

テレビ出演や著書出版も行っていたが、その後、体罰や脅迫の疑いで逮捕された。

兵庫県立龍野北高校教員の三輪光容疑者が、知人女性に「地獄に道連れじゃ」「必ず恨み倒したる」という脅迫メッセージを送信したとして逮捕された。

三輪容疑者は、かつては別の高校の柔道部を率いており、日本一を10度以上経験し「ヤンキー先生」として知られていたが、3年前に部員への体罰が発覚し停職処分を受けていた。

三輪容疑者は著書で自らを「アホ」と自称していたが、現在は部活動の指導からは遠ざかっていたという。