万華鏡って、実は奥深い?万華鏡の世界とは!?
![万華鏡って、実は奥深い?万華鏡の世界とは!?](https://academic-box.be/imgs/ab/1189938/1.webp)
💡 万華鏡の歴史は、19世紀初頭にスコットランドで発明されたことから始まります。
💡 日本には19世紀中頃に伝わっており、おもちゃとして広く親しまれていました。
💡 近年では、芸術性が高く評価され、現代万華鏡作家も活躍しています。
それでは、万華鏡の歴史から見ていきましょう。
万華鏡の歴史
万華鏡の歴史、とても興味深いですね。
公開日:2015/03/26
![Kaleidoscope History in Japan 日本の万華鏡史](https://academic-box.be/imgs/ab/1189938/1.webp)
✅ 日本における万華鏡の歴史は、19世紀初頭に東インド会社の商人が持ち込んだ「更紗眼鏡」から始まります。明治時代には「百色眼鏡」と呼ばれ、おもちゃとして親しまれていました。
✅ 20世紀前半には戦争の影響で万華鏡はほとんど作られなくなりましたが、戦後には再びおもちゃとして人気を集めました。1980年代にアメリカで起きた「カレイドスコープルネッサンス」の影響を受け、1990年代に日本でも現代万華鏡が紹介され始めました。
✅ 現代万華鏡の普及には、万華鏡専門店や美術館での展示会、そしてアメリカのカレイドスコープ界の第一人者であるコージー・ベーカーさんの影響が大きく、日本でも万華鏡作家や愛好家が増え、アートとしての万華鏡が広く知られるようになりました。
さらに読む ⇒![Brewster Kaleidoscope Society - Artists, Retailers & Collectors](https://academic-box.be/fav/brewstersociety_com/fav.webp)
戦後、再び人気を集めたというお話、興味深いです。
万華鏡は、1816年にスコットランドのデイビッド・ブリュースターによって発明されました。当初は灯台の光の届く距離を伸ばす研究中に偶然発見されたものです。ブリュースターはこの発明を「Kaleidoscope」と名付け、特許を取得しました。日本には、1819年に「摂陽奇観」に「紅毛渡り更紗眼鏡流行大阪にて贋物多く製す」という記述があり、発明からわずか3年で日本にも伝わっていたことがわかります。その後、明治時代に「百色眼鏡」として広く知られるようになり、さらに「ばんかきょう」や「錦眼鏡」などと呼ばれ、1891年頃から流行しました。しかし、その後は観光地の土産物として扱われるようになり、その芸術性は忘れられていきました。
へぇ~、知らんかったわ!万華鏡ってそんな昔からあったんや!
そうか、あのキラキラしたやつは、元々は灯台で使われてたもんなんやね。
あら、そうね。私、子どもの頃には、百色眼鏡って呼んでたわよ。
万華鏡の芸術復興
万華鏡の芸術復興、素晴らしいですね。
![万華鏡作家 中里保子 glass](https://academic-box.be/imgs/ab/1189938/2.webp)
✅ Glass Stationは、ガラスアーティストの中里保子さんが運営するウェブサイトです。
✅ 万華鏡やステンドグラスの作品、工房の紹介、展覧会情報などを発信しています。
✅ サイトを通じて、中里保子さんのガラスアートの世界を楽しめます。
さらに読む ⇒![万華鏡作家 中里保子 glass-station](https://academic-box.be/fav/glass-station_com/fav.webp)
アメリカでは150人以上の作家が万華鏡を作っているとは驚きです。
1980年代後半には、アメリカでCozy Bakerさんを中心とした運動によって万華鏡の芸術性を再評価する動きが起こり、Kaleidoscope Renaissanceと呼ばれるブームが生まれました。アメリカでは150人以上の作家が万華鏡の芸術品を作るようになり、その後、1990年代半ばには日本でも万華鏡作家が出現し始め、現在ではアメリカよりも多くの作家が活躍する、芸術的な万華鏡のメッカとなっています。
え、マジ!?今の万華鏡って、めっちゃ芸術的なん!?
そうか、アメリカで流行ったんか。知らんかったわー。
あら、そうね。今は昔みたいに、ただのおもちゃじゃないのね。
万華鏡の仕組み
万華鏡の仕組み、とても複雑で興味深いですね。
![スコープの種類※オイルタイプとドライタイプ※](https://academic-box.be/imgs/ab/1189938/3.webp)
✅ 万華鏡は、鏡、オブジェクト、光によって映像を映し出す装置で、チェンバースコープ、ワンドスコープ、ホイールスコープ、テレイドスコープなど様々なタイプが存在します。
✅ チェンバースコープは、密閉された容器にオブジェクトを入れ、鏡に反射させて映像を映し出すタイプで、オイルタイプとドライタイプがあります。オイルタイプはオイルによってオブジェクトがゆっくりと移動し、幻想的な映像を作り出す一方、ドライタイプはオブジェクトが早く動き、一部に溜りがちになるため、素材の種類を工夫して変化を生み出しています。
✅ その他、ワンドスコープは棒状容器にオブジェクトを入れ、落下を楽しむタイプ、ホイールスコープは車輪を回転させて映像を見るタイプ、テレイドスコープはレンズを通して景色を万華鏡模様に映し出すタイプなどがあります。
さらに読む ⇒![cocokara工房 | 大阪・中崎町のアトリエにて、万華鏡作家 宮崎久美子が主宰する万華鏡教室です。 気軽に選べる「体験ワークショップ」から作家育成の「インストラクター養成講座」のコースをご用意しています。お気軽にお越しください。](https://academic-box.be/parts/googlefav.png)
オイルタイプとドライタイプがあるんですね。
万華鏡は、鏡と筒でできたおもちゃです。筒の中に鏡を組み合わせて小穴から覗くと、ビーズや対象物が様々な模様に見えます。万華鏡には、ビーズや色ガラスなどのオブジェクトが入った「カレイドスコープ」と、オブジェクトが封入されていない「テレイドスコープ」の2種類があります。カレイドスコープには、オブジェクトケースにオイルが入っている「オイルセル」と、オイルが入っていない「ドライセル」があります。オイルセルはオブジェクトがゆっくりと流れるように見え、ドライセルはオブジェクトが素早く移動し、鮮やかな模様が見られます。
へぇ~、オイルタイプとかあるんや!
オイルタイプって、なんかロマンチックやな~
あら、そうね。昔はただ覗くだけだったけど、今は色々あるのね。
万華鏡の魅力とプレゼントとしての魅力
万華鏡は、見ている人の心を癒す魅力がありますね。
公開日:2022/11/29
![プレゼントに最適!万華鏡の選び方](https://academic-box.be/imgs/ab/1189938/4.webp)
✅ 万華鏡は、1816年にスコットランドで発明された、筒と鏡でできたおもちゃで、筒の中の鏡に映し出されたビーズやオブジェクトの模様を楽しむことができます。
✅ 万華鏡には、オブジェクトが封入された「カレイドスコープ」と、景色を鏡に映し出す「テレイドスコープ」の2種類があり、それぞれオイルセルやドライセル、チェンバータイプやワンドタイプなど、さまざまな種類があります。
✅ 万華鏡を選ぶ際には、オブジェクトの種類、形、鏡の数など、自分の好みに合わせて選ぶことが大切で、プレゼントとしても喜ばれるアイテムです。
さらに読む ⇒![漆器 | うるしギャラリー久右衛門 | 鯖江市](https://academic-box.be/parts/googlefav.png)
万華鏡、プレゼントに最適ですね。
万華鏡は美しい模様を見るだけでなく、リラックス効果も期待できます。医療現場でも使われているほどです。万華鏡は、深い意味を持つプレゼントではありませんが、幻想的な世界観や癒やし効果、童心に戻れる楽しさといったプラスのイメージを贈ることができます。プレゼントとして贈る場合、意味は自分自身でつけられます。万華鏡は、女性や子供、年配の方など、幅広い層に喜ばれる可能性があります。特に、美しいものや個性的なアイテムが好きな人には、最適なプレゼントと言えるでしょう。万華鏡の種類は多岐にわたり、キーホルダータイプやネックレスタイプなど、持ち運びやすいものも存在します。デザインもキャラクターものから、花火、星座など、ロマンチックなものまで様々です。価格帯も1,000円前後から10,000円前後までと幅広く、予算に合わせて選ぶことができます。万華鏡は、もらったことがない人が多い、ユニークで印象的なプレゼントとして、おすすめです。大切な人と万華鏡を覗いて、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
万華鏡って、プレゼントにいいんかな?
確かに、万華鏡って、もらったら嬉しいかもね。
あら、そうね。万華鏡をプレゼントするなんて、粋な心遣いね。
万華鏡は、歴史と芸術が融合した、魅力的なアイテムですね。
💡 万華鏡は、19世紀初頭に発明され、長い歴史を持つおもちゃです。
💡 近年では、芸術性が高く評価され、現代万華鏡作家も活躍しています。
💡 万華鏡は、プレゼントとしても喜ばれるアイテムです。