森山直太朗、20周年記念アルバム『素晴らしい世界』はどんな内容？音楽の原点回帰とは！？
💡 20周年記念アルバム『素晴らしい世界』は、コロナ禍や自身の病気経験を経て「光と影」をテーマに制作された。
💡 アルバムには、新曲や過去のタイアップ曲、代表曲の再録バージョンなどが収録されている。
💡 アルバムは3形態でのリリースで、初回限定盤とファンクラブ限定盤には詩集とボーナストラック、ファンクラブ限定盤にはライブ映像が収録される。
それでは、森山直太朗さんのデビュー20周年記念アルバム『素晴らしい世界』について詳しく見ていきましょう。
20周年を迎え、新たな章へ
森山直太朗さんの音楽は、世代を超えて愛されていますね。
✅ 森山直太朗のデビュー20周年記念アルバム「素晴らしい世界」が3月16日にリリースされる。
✅ アルバムはコロナ禍や自身の病気経験を経て「光と影」をテーマに制作され、新曲や過去のタイアップ曲、代表曲の再録バージョンなどを収録。
✅ 3形態でのリリースで、初回限定盤とファンクラブ限定盤には詩集とボーナストラック、ファンクラブ限定盤にはライブ映像が収録される。
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ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/music/news/462257コロナ禍や病気経験を経て、より深みのある音楽になったと感じますね。
森山直太朗は、2023年3月16日にメジャーデビュー20周年を記念したアルバム『素晴らしい世界』をリリースしました。デビュー作『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』でメジャーデビューを果たした森山は、2003年に『さくら(独唱)』が大ヒットして以降も精力的に活動を続けてきました。今回のアルバムリリースにあたり、音楽ナタリーでは、森山にインタビューを実施しました。インタビューの中で、森山はデビューアルバムのジャケットに母親である森山良子さんのアルバム『日付けのないカレンダー』のジャケットをオマージュしたことを明かしました。幼少期にこのジャケットのイラストに恐怖を感じていたという森山は、自身のルーツでありながら、同時にどこか影のある、不思議な魅力を感じていたそうです。20年の時を経てリリースされた『素晴らしい世界』は、デビューアルバムとどこか共通する部分があると感じられると語られました。これは、森山が2019年のツアー『人間の森』を経て、自身の表現者としての限界を感じ、原点回帰を意識したことが影響しているそうです。森山は、長年共に作品作りをしてきた御徒町凧との距離を置き、自分自身と向き合うことで、音楽の原点である『部屋の片隅でギターを弾きながら歌う』感覚を取り戻したと語りました。この原点回帰が、新たな章の幕開けとなる『素晴らしい世界』を生み出したと言えるでしょう。
え、まじ！？詩集とか入ってるの！？めっちゃ欲しい！
お、これは楽しみやね！直太朗の音楽は、いつも心に響くけん。
20年ってあっという間よ。若い頃みたいに、キラキラした曲もあれば、大人になった今の直太朗の心の内側を表現した曲もあるんじゃないかしら？
不朽の名曲『さくら』
森山直太朗さんの代表曲といえば『さくら』ですよね。
公開日:2022/03/13
✅ 小学校の卒業式で歌われた曲は、6割の人が「校歌」を歌ったと回答し、次いで「仰げば尊し」が6割弱と僅差で続きました。年代別に見ると、60代以上では「仰げば尊し」が7割を超え最も人気でしたが、30代以下では「旅立ちの日に」や「3月9日」「さくら」などのJ-POPも人気でした。
✅ 卒業式の思い出について、忘れられない出来事があったと回答したのは13.3％で、卒業アルバムのメッセージ、友達との別れ、先生のスピーチ、初恋など、様々な思い出が語られました。
✅ 卒業式の思い出は、卒業アルバムのメッセージや友達との別れ、先生のスピーチなど、人それぞれ大切な思い出を持つことがわかりました。また、年代によって人気の卒業ソングや思い出の内容も異なることが明らかになりました。
さらに読む ⇒@kobeshinbun出典/画像元: https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202203/0015131973.shtml卒業式の思い出が蘇りますね。
森山直太朗の代表曲『さくら』は、卒業式や別れをテーマにした春ソングの定番曲です。歌詞は、桜の花が散る儚さと、別れを経験する切ない感情を対比させて表現しています。歌詞は、友人との別れを惜しむ気持ち、再会を願う希望、そして友人の笑顔に励まされ、自分も頑張ろうという決意が込められています。また、桜の花が咲き誇り、すぐに散ってしまう様子を『刹那』と表現することで、時間の流れの速さや、別れが永遠ではないというメッセージが込められています。『さくら』は、シンプルながらも深い歌詞とメロディーで、多くの人々に愛され、世代を超えて歌い継がれている名曲です。
卒業式で『さくら』歌ったわ！懐かしいなぁ〜。
うん、確かに。直太朗の『さくら』は、卒業ソングの定番やし、聞くたびに青春時代を思い出すわ。
昔は、卒業式といえば『仰げば尊し』だったのよ。今は、時代が変わって、J-POPも人気になったのね。
『さくら』新たなアレンジへの挑戦
『さくら』は、アレンジによって全く違う印象になるんですね。
✅ 森山直太朗が「さくら（二〇一九）」の配信を記念して、ダウンロード購入者80人を招待したプレミアムライブを開催した。
✅ ライブでは「さくら（二〇一九）」のアレンジを担当した世武裕子がゲスト出演し、楽曲制作秘話やミュージックビデオ撮影の裏側を語り、2人で「さくら（二〇一九）」を披露した。
✅ ライブでは定番楽曲に加え、昨年原宿VACANTで行ったイベントで歌った「群青」を再び披露し、普段のコンサートとは異なる濃密な空間で森山直太朗の音楽を味わえる特別な時間となった。
さらに読む ⇒BARKS | アーティストの新曲・動画・ライブ・コンサート情報をお届けする音楽メディア出典/画像元: https://www.barks.jp/news/?id=1000175393森山直太朗さんの音楽は、アレンジによって新しい発見があるのが面白いですね。
森山直太朗は、日本テレビ系水曜ドラマ『同期のサクラ』のプロデューサーからの熱いオファーにより、16年前にリリースされた『さくら(独唱)』をセルフカバーする形で『さくら(二〇一九)』を制作しました。最初は『さくら』という楽曲の認知度や信頼感から、リレコーディングに抵抗を感じていたものの、プロデューサーの熱い想いと誠実さに感銘を受け、制作を決意しました。アレンジは、森山直太朗と親交のある作曲家・ピアニストの世武裕子に依頼しました。世武裕子は、森山直太朗の『人間の森』のレコーディング時にピアノを担当したことがきっかけで親交を深め、今回のアレンジでは『さくら』を知らない外国人にアレンジしてもらいたいという森山直太朗の意向を汲み、シンプルで新しい『さくら』の世界観を生み出しました。
え、外国人にアレンジしてもらったの！？どんな感じなんやろ？
シンプルで新しいって、どんな感じなんかな？気になるわ〜。
若い子の感性を取り入れたアレンジって、新鮮よね。
新たな境地を開く『カク云ウボクモ』
『カク云ウボクモ』は、映画のために書き下ろされた楽曲なんですね。
公開日:2020/12/11
✅ 2020年にNHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」が、視聴者からの反響を受けて映画化され、『心の傷を癒すということ《劇場版》』として2021年1月29日に公開されることが決定しました。
✅ 本作は、1995年の阪神・淡路大震災時、被災者の「心のケア」に奔走した精神科医を描いた実話に基づいた作品で、柄本佑、尾野真千子など実力派俳優陣が出演しています。
✅ 予告編では、震災の状況や被災者への「心のケア」に奮闘する精神科医の姿が映し出され、森山直太朗が書き下ろした主題歌「カク云ウボクモ」も印象的です。
さらに読む ⇒ 映画がもっと面白くなる映画情報サイト「ムビッチ」出典/画像元: https://moviche.com/contents/news/177918/歌詞の内容も、とても深いですね。
森山直太朗の新曲『カク云ウボクモ』は、映画『心の傷を癒すということ《劇場版》』の主題歌として制作された楽曲で、ピアノと弦楽器を基調とした繊細なサウンドが特徴です。歌詞は、日々の些末な出来事に翻弄されながらも、心の奥底に抱える根源的な問い『愛はどこから来るんだろう』を歌い上げており、リスナーの心の奥底に寄り添うような力強いメッセージが込められています。編曲は世武裕子が担当し、クラシックや現代音楽の要素を巧みに取り入れつつ、親しみやすいメロディーに仕上げています。楽曲後半のドラマティックな展開を支えるドラム演奏も印象的です。さらに注目すべきは、作詞作曲が森山直太朗自身であることです。これまで多くの楽曲を御徒町凧との共作で発表してきた森山直太朗ですが、今年は『カク云ウボクモ』をはじめとする楽曲を自身で作詞作曲しており、シンガーソングライターとしての新たな一面を見せています。
映画の主題歌って、なんかドラマチックでかっこいいよね！
直太朗が作詞作曲したんや！知らんかった！
心の傷を癒すって、難しいことよ。でも、直太朗の音楽は、きっと人の心を優しくしてくれるわ。
20周年ツアーの集大成
両国国技館でのライブは、圧巻だったでしょうね。
✅ 森山直太朗の「素晴らしい世界」ツアーの番外編は、両国国技館でのセンターステージライブとして開催され、これまでのツアーを振り返りつつ、音楽を通して人生の複雑さを表現した。
✅ 相撲、オペラ、森山直太朗といった異なる要素を組み合わせ、一見脈絡のない風景をシームレスにつなぐことで、様々な変化を経験していく人生や人間の内面を表現した。
✅ 楽曲アレンジは、ツアーを通じてスタイルを変化させてきたことを反映し、ブルーグラス、フルバンド、弾き語りなど、様々な表現方法を楽曲ごとに組み合わせており、特に「papa」では、父の死という経験が楽曲への取り組み方に大きな変化をもたらしていることが感じられた。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/2863066bdc5796a370827965eb566c2b06b9af6d20年の集大成、という感じがしますね。
2024年3月16日、両国国技館で開催された森山直太朗20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』番外篇は、土俵を模したステージ、赤い衣装のメンバー、劇的なオープニングで力強いスタートを切った。森山直太朗は、デビュー20周年を迎えた吟遊詩人として、客席との距離感を大切にしながら、数々の名曲を歌い上げた。アカペラの『生きてることが辛いなら』から始まり、フォーク、カントリー、ブルース、ジャズなど、楽曲ごとに異なるアンサンブルを披露し、シンプルながらも豊かな音楽時間を提供した。特に印象深かったのは、故郷の父へ捧げる『papa』と、スライドギターと二人で奏でる『アルデバラン』だ。前者は、感謝と祝福の気持ちを込めて、悲しみを乗り越えようとする歌であり、後者は、高揚感あふれる演奏で会場全体を一体化させた。『愛し君へ』では、ピアノとチェロによるクラシカルな伴奏が、森山直太朗の稀代のバラードシンガーとしての魅力を引き出した。終始、ハンドメイドでヒューマンな音楽が展開され、観客は森山直太朗の歌声と演奏に酔いしれた。このライブは、森山直太朗の20年の集大成であり、未来への布石となる、特別な夜であった。
両国国技館でライブって、めっちゃスゴイやん！
直太朗のライブって、いつも最高やけん！
昔は、こんなライブ、なかったわよ。時代は変わったわね。
森山直太朗さんの20周年の活動は、これからも目が離せませんね。
💡 森山直太朗は、20周年記念アルバム『素晴らしい世界』をリリースし、音楽の原点回帰を遂げた。
💡 代表曲『さくら』は、新たなアレンジに挑戦し、世代を超えて愛されている。
💡 新曲『カク云ウボクモ』は、映画『心の傷を癒すということ《劇場版》』の主題歌として制作され、深みのある歌詞とメロディーが特徴。
