河村尚子、ピアニストの軌跡!天才少女から世界へ羽ばたくピアニストとは!?
💡 ドイツで育ち、数々のコンクールで優勝
💡 映画「蜜蜂と遠雷」での演奏
💡 ベートーヴェン・プロジェクトの集大成
それでは、河村尚子さんのこれまでの歩みをご紹介いたします。
河村尚子の生い立ちと音楽への道
河村尚子さんの音楽への道のりは、まさに努力と才能の結晶ですね。
公開日:2018/05/28
✅ 河村尚子さんは、ドイツを拠点に活躍するピアニストで、ミュンヘン国際コンクール2位、クララ・ハスキル国際コンクール優勝など、数々のコンクールで高い評価を受けています。
✅ 幼少期にドイツに移住し、ドイツ語が全く分からなかったため、最初は苦労しましたが、子供たちは順応性も高く、友達もでき、なんとかやっていきました。
✅ 12歳の時にポーランド人の先生に出会い、ピアノで生きていくことを決意し、厳しいレッスンを重ねてプロのピアニストへの道を歩み始めました。
さらに読む ⇒ヤマハ | 楽器・オーディオ関連製品 出典/画像元: https://jp.yamaha.com/sp/pianist-lounge/interview/hisako_kawamura/p1/幼い頃から才能を開花させる河村尚子さん。
厳しいレッスンにもめげずに努力を重ねてきた姿に感動しました。
河村尚子さんは、兵庫県西宮市生まれのピアニストです。
5歳の時に父親の海外赴任に伴いドイツへ移住し、ドイツでピアノを学びました。
2006年には権威ある難関ミュンヘン国際コンクールで第2位を受賞、翌年にはクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を飾るなど、ヨーロッパの数々のコンクールで優勝、入賞を果たしました。
幼少期にドイツに移住し、ドイツ語が全く分からなかったにも関わらず、ドイツの学校に通い、ドイツ語をマスターしました。
12歳の時にポーランド人の先生に出会い、その先生からプロのピアニストになる道を示されました。
厳しいレッスンを受けながらも、先生は河村さんの第二の母親のような存在だったそうです。
現在もハノーファー国立音楽芸術大学ソリスト課程に在籍し、精力的に活動を続けています。
おー、すごい!若い頃から才能開花しとったんやね!
輝かしい音楽活動の軌跡
映画「蜜蜂と遠雷」での演奏を担当されたんですね。
✅ 映画「蜜蜂と遠雷」で、ピアニストの河村尚子さんは、主人公の一人である栄伝亜夜のピアノ演奏を担当しました。栄伝亜夜は、幼い頃から天才として扱われてきたものの、コンプレックスを抱え、挫折も経験している複雑な人物です。河村さんも栄伝亜夜と同様に、オーケストラとのリハーサルで不安を抱えるなどの経験を通じて、共感できる部分が多いと感じています。
✅ 河村さんは、栄伝亜夜の演奏を録音する際に、特別な演技指導はせず、自身の音楽を自然に演奏しました。ただし、映画の尺に合わせて、藤倉大さんが作曲した新曲「春と修羅」のテンポを調整したとのことです。
✅ 河村さんは自身のコンクール経験について、新しいレパートリーを弾く機会、同じ目標を持つ仲間との出会い、審査員からのアドバイスなど、多くのものを吸収できる「シンポジウムのような場所」だったと振り返っています。一方で、10代や20代の若いうちは、長時間かけて準備した演奏を短時間で披露しなければならないプレッシャーから、リラックスするのが難しいとも語っています。
さらに読む ⇒音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」出典/画像元: https://ontomo-mag.com/article/interview/hisako-kawamura-piano-beethoven/映画の音楽で、河村さんの演奏がさらに輝きを増していたように感じました。
河村尚子さんは、ドイツを拠点に、ソリスト、室内楽、世界各国の交響楽団との共演など、幅広く活躍しています。
2011年にはドイツ・4ワイマール近郊のエッタースブルグ城での音楽祭でアーティスト・イン・レジデンスをつとめ、4夜にわたるソロリサイタルを開催しました。
2019年には日本でのデビュー15周年を記念して、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクト」に取り組み、全4回のリサイタルで14のソナタを披露しました。
室内楽では、ハーゲン・クァルテットの名チェリスト、クレメンス・ハーゲンとのデュオ、ロンドン・ウィグモアホールでのデュオ、ニューヨーク・カーネギーホールでのデビューなど、積極的に活動しています。
交響楽団との共演では、2004年に小林研一郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会でデビューし、世界各国の多くの指揮者から再演の指名をされています。
CDリリースでは、2009年に名門RCARedSealレーベルより「夜想(ノットゥルノ)~ショパンの世界」でデビューし、その後も数々のアルバムをリリースしています。
2019年には映画「蜜蜂と遠雷」で主人公、亜夜の演奏を担当し、その演技と演奏で高い評価を受けました。
映画の音楽を担当するって、すごい責任重大よね。でも、河村さんはきっと素晴らしい演奏をしたに違いありません。
ベートーヴェン・プロジェクトの集大成
ベートーヴェンのピアノソナタ、楽しみですね!。
✅ 河村尚子のピアノ・ソナタ・プロジェクト第3回公演では、ベートーヴェンのピアノソナタ第27番、第26番「告別」、第29番「ハンマークラヴィーア」の3曲が演奏される。
✅ 「ハンマークラヴィーア」はピアニストにとって最も挑戦的なレパートリーの一つであり、特に第4楽章のフーガは聴き手にとっても集中力を要求する。
✅ 河村尚子は、中期の傑作群を完璧なバランスで演奏してきた実績があり、今回の公演では「ハンマークラヴィーア」を含む後期作品を、説得力と清新さをもって演奏してくれることが期待される。
さらに読む ⇒ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル出典/画像元: https://ebravo.jp/archives/52470ベートーヴェンのピアノソナタを、河村尚子さんの繊細で力強い演奏で聴けるのが楽しみです。
河村尚子さんは、ベートーヴェン・プロジェクトの完結編となるアルバムをリリースしました。
2年がかりで取り組んできた成果が詰まった、しなやかな身ぶりと鋼鉄のような構築で表現された新しいベートーヴェンの世界です。
ベートーヴェン・プロジェクトの第1弾として「悲愴」と「月光」を含む「ピアノ・ソナタ集1」が発売され、第2弾として「熱情」と「ワルトシュタイン」を含む「ピアノ・ソナタ集2」が発売されています。
今回のアルバムでは、これまで発表されてきた楽曲に加え、新たな演奏も収録されています。
ベートーヴェンのピアノソナタとか、めっちゃ難しそう!
デビュー20周年記念リサイタル
河村尚子さんのデビュー20周年記念リサイタル、楽しみですね!。
✅ 2024年9月30日(月)にサントリーホールで開催されるピアノコンサートの詳細が記載されています。
✅ 岸野末利加さんの演奏で、バッハ、岸野さん自身の作品、プロコフィエフ、ショパンの楽曲が披露されます。
✅ チケットは6,000円から4,000円、65歳以上は5,400円から4,500円、学割は3,000円から2,000円となっています。
さらに読む ⇒ぶらあぼONLINEコンサート検索 | クラシック音楽情報ポータル出典/画像元: https://concert-search.ebravo.jp/concert/195996河村尚子さんのリサイタル、ぜひ行ってみたいです!。
ピアニスト河村尚子さんのデビュー20周年記念リサイタルが開催されます。
今回のリサイタルでは、バッハ、プロコフィエフ、ショパンなどの巨匠の作品に加え、河村さんが委嘱した岸野末利加さんの新作「単彩の庭IX」も演奏されます。
岸野さんはケルンを拠点に活躍する作曲家で、河村さんは女性作曲家の作品を積極的に取り入れたいという思いから、岸野さんの作品を選んだとのことです。
また、河村さんは1月1日に発生した能登半島地震に想いを寄せて、バッハ=ブゾーニの《シャコンヌ》を演奏します。
この曲は東日本大震災の後の日本ツアーで初めて演奏した楽曲であり、復興の願いを込めて演奏するとのことです。
さらに、プロコフィエフの《戦争ソナタ第7番》は争いの絶えない世の中に対する平和の願いを込めて演奏し、ショパンのピアノ・ソナタ第3番は久しぶりに演奏するとのことです。
河村さんは、今回のリサイタルに向けて、20周年記念アルバムの発売も予定しています。
アルバムには、様々な国や時代の作曲家の作品が収録され、ピアノの多彩な音色を聴くことができるでしょう。
20周年記念ってことは、もうベテランピアニストってことやね!
河村尚子さんの輝かしい音楽人生、これからも注目していきたいですね。
💡 ドイツで育ち、世界的なコンクールで活躍
💡 映画「蜜蜂と遠雷」で演奏を担当
💡 ベートーヴェン・プロジェクトの集大成となるアルバムをリリース