ファンキー末吉 vs JASRAC? ライブハウスにおける著作権料分配の闇JASRACの不透明な運用とは!?
💡 JASRACのライブハウスに対する著作権料徴収について、ファンキー末吉さんが問題提起
💡 末吉さんは、JASRACの分配システムが不透明で、演奏された楽曲への分配金が正しく支払われていないと主張
💡 文化庁に調査と業務改善命令を求める上申書を提出
それでは、まず最初の章から詳しく見ていきましょう。
JASRACとの闘いの始まり
ファンキー末吉さんの主張は、JASRACの著作権料分配システムの不透明さを浮き彫りにしています。
公開日:2017/08/19
✅ ファンキー末吉さんは、JASRACがライブハウスから徴収した著作権料の分配が不適切であると主張し、文化庁に調査と業務改善命令を求める上申書を提出しました。
✅ 末吉さんは、JASRACがライブハウスに対して包括使用料を徴収している一方で、実際に演奏された曲に基づいて分配を行っておらず、サンプリング調査によって分配額を決めているため、実際に演奏された曲を作った作詞・作曲者には正しく分配されていないと訴えています。
✅ さらに、ライブハウスでJASRACの管理楽曲を使ったライブを開く場合、曲の許諾申請は店の経営者しかできず、演奏者にはできない点も問題視しており、JASRACの現状が著作権管理事業法に違反していると主張しています。
さらに読む ⇒ハフポスト - 日本や世界のニュース、会話を生み出す国際メディア出典/画像元: https://www.huffingtonpost.jp/2017/08/17/sueyoshi-comdenns-jasrac_n_17773358.htmlこれは深刻な問題ですね。
演奏者である末吉さんが分配金を受け取れなかったというのは、音楽業界全体の課題を感じます。
ファンキー末吉氏は、ロックバンド「爆風スランプ」のドラマーとして活躍した後、ライブバーを経営する中でJASRACとの著作権料をめぐり訴訟に発展しました。
JASRACの運営の不透明さを指摘し、文化庁に調査と改善命令を求める上申書を提出しました。
末吉さんは、JASRACが著作権料の分配方法を明確に説明せず、ライブバーが主催しない場合でも演奏しているとして著作権料を請求したと主張しています。
訴訟では、JASRACの主張が認められ、末吉さんは約546万円の支払いを確定されました。
末吉さんは、JASRACの運営方法に疑問を持ち、透明性を求めています。
末吉さん、なかなかやるじゃん!
新たな訴え: 不透明な分配システム
ファンキー末吉さんは、JASRACの著作権料分配システムに対する疑問を長年抱き続けてきたようです。
✅ 元爆風スランプのドラマー、ファンキー末吉さんが、JASRACによるライブハウスからの著作権使用料の徴収・分配について、不透明な運用がされているとして、文化庁に調査と改善命令を出すよう求める上申書を提出した。
✅ 末吉さんは、JASRACがライブハウスとの包括的な契約により、演奏された曲の特定を行わず、サンプリング調査に基づいて分配金額を算出している現状に問題点を指摘し、自身が作曲した楽曲が演奏されたにも関わらず、分配金を受け取れなかった事例を挙げている。
✅ 末吉さんは、JASRACの運用が不透明で、選択肢がないことを問題視し、音楽家にとってより公平で透明なシステムを求めている。
さらに読む ⇒弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律相談事務所検索ポータル出典/画像元: https://www.bengo4.com/c_1015/c_17/c_1263/n_6530/JASRACがサンプリング調査に基づいて分配金額を算出している現状では、演奏されたすべての楽曲が分配の対象とは限らないということですね。
ファンキー末吉氏は、JASRACの運営に関して文化庁に上申書を提出しました。
過去の裁判では、JASRACの作曲家・作詞家に対する分配金の計算方法が不透明であるという末吉氏の主張は認められませんでした。
今回の上申書は、末吉氏が爆風スランプ時代の楽曲以外に、最近のバンド「X.Y.Z.→A」の楽曲のライブハウスでの演奏料が適切に支払われていないのではないかと主張するものです。
JASRACの著作権使用料分配の仕組みは、CD、出版、カラオケ、コンサート、放送など、利用楽曲に応じて作詞家・作曲家に分配されます。
ライブハウスにおける生演奏は、サンプリング調査によって計算されるため、すべての楽曲が分配の対象となるわけではありません。
末吉氏の主張は、サンプリング調査による分配の不公平性を指摘し、より多くの情報開示と公平な分配を求めるものです。
世の中、すべてが公平じゃないのよ。
演奏者の権利はどこへ?
ファンキー末吉さんは、JASRACの運営方法に疑問を持ち、透明性を求めています。
公開日:2017/08/29
✅ ファンキー末吉さんは、JASRACから著作権料の支払いを求められたが、分配方法が不透明だったため、支払いを拒否した。
✅ 長年、裁判で争った結果、最高裁でJASRAC側の主張が認められ、末吉さんは約546万円の支払いを命じられた。
✅ 末吉さんは、JASRACの運営の不透明さを問題視し、文化庁に調査と改善命令を求める上申書を提出した。
さらに読む ⇒ 東洋経済オンライン出典/画像元: https://toyokeizai.net/articles/-/186212?display=b末吉さんが自身の経験を通して訴える「演奏権の独占的な状況」は、音楽業界における深刻な問題だと感じます。
末吉さんは、自身の経験として、爆風スランプと別のバンドで2000年から10年間に全国のライブハウスで計204回のライブを開き、自ら作曲した曲を演奏したものの、それに対する分配が「1円も入っていなかった」と訴えています。
さらに、ライブハウスでJASRACの管理楽曲を使ったライブを開く場合、曲の許諾申請は店の経営者ができても演奏者はできず、それらの実態が「著作権管理事業法」に違反していると訴えています。
一方、JASRACはサンプリング調査について、年間の著作権料徴収額全体のうち2%未満であり、統計学に基づいた一定の正確さがあると反論しています。
末吉さんは、JASRACの調査と業務改善を求めるとともに、演奏権の独占的な状況について、選択肢がないことが問題だと指摘しています。
え、まじで!?そんなことあるん?
ブラックボックス化されたJASRAC
ファンキー末吉さんは、ライブハウスにおけるJASRACの徴収方法の不透明さを問題視しています。
公開日:2017/08/22
✅ ファンキー末吉さんは、ライブハウスでの楽曲使用料徴収・分配の不透明さを指摘し、文化庁にJASRACの調査と業務改善を求める上申書を提出した。
✅ ファンキーさんは、作曲家、演奏者、ライブハウス経営者という3つの立場を経験することで、JASRACのシステムのブラックボックスに気づき、特にライブハウスにおける徴収方法の不透明さを問題視している。
✅ ファンキーさんは、JASRACがライブハウスではサンプル調査に基づいて使用料を算出している点を問題視しており、サンプリング調査では演奏頻度の低い楽曲が漏れてしまい、正当な使用料が支払われない可能性があると主張している。
さらに読む ⇒Business Insider Japan|ビジネス インサイダー ジャパン出典/画像元: https://www.businessinsider.jp/post-100905サンプリング調査では、演奏頻度の低い楽曲が漏れてしまう可能性があるため、正当な使用料が支払われない可能性があると主張しています。
JASRACは、ライブハウスなどの「社交場」では、サンプル調査に基づいて使用料を算出しており、どのライブハウスが調査対象になったかなどは明らかにしていません。
サンプリング調査では、演奏頻度の低い曲は漏れる可能性があり、ファンキー氏は自身の楽曲の使用料が全く入らないと訴えます。
弁護士は、ライブハウスではIT化が進んでおらず、権利者に正しく使用料が支払われない状態が問題だと指摘しています。
ファンキー氏は、文化庁がJASRACに対して業務改善を命じるよう求めています。
末吉さん、頑張って!応援してます!
JASRACの強硬姿勢
ファンキー末吉さんは、JASRACに調査と業務改善を命じるよう求めています。
公開日:2017/08/28
✅ 宇宙飛行士の野口聡一さんが、クイズ番組「くりぃむクイズ ミラクル9」に出演し、女優の大宮エリーさんと対談しました。
✅ 対談の中で野口さんは、宇宙飛行士を目指したきっかけについて、高校3年生の時に読んだ本が影響を与えたと明かしました。
✅ その本がきっかけで東京大学への進学を決意し、「宇宙をやるなら東大だなと」思ったと語っています。
さらに読む ⇒AERA dot. (アエラドット) | 時代の主役たちが結集。一捻りした独自記事を提供出典/画像元: https://dot.asahi.com/articles/-/124288?page=2JASRACの強硬姿勢は、音楽業界全体に影響を与えそうです。
JASRACは、著作権侵害行為に対する法的措置を強化しており、今年6月には178事業者に対し民事調停を申し立て、7月には2店の経営者に対し損害賠償を求めて提訴しました。
理容室経営者の村上聡さんは、JASRACの取り立て行為に疑問を感じています。
JASRACの徴収額は横ばいが続き、その中でサンプリング分配方式は1.98%に過ぎませんが、音楽愛好家との溝は深まるばかりです。
世の中、いろいろあるわね。
ファンキー末吉さんの主張は、JASRACの運営方法の不透明さを浮き彫りにし、音楽業界全体の課題となっています。
💡 ファンキー末吉さんは、ライブハウスにおけるJASRACの著作権料徴収・分配の不透明さを指摘
💡 文化庁に調査と業務改善を求める上申書を提出
💡 JASRACは、著作権侵害行為に対する法的措置を強化している