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年賀状、もう送ってない?年賀状じまいは失礼?年賀状の現状と未来とは!?

年賀状、もう送ってない?年賀状じまいは失礼?年賀状の現状と未来とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 近年、年賀状の発行枚数は減少傾向にある。

💡 年賀状じまいをする人が増えている。

💡 年賀はがきは、環境問題にも注目されている。

それでは、年賀状の現状と未来について詳しく見ていきましょう。

年賀状発行枚数の減少と年賀状じまいの増加

年賀状じまいの増加は、時代の変化を表していると言えるでしょう。

年賀状じまいの文例【友達編】ラインやSNSで内容はコピペでOK

公開日:2024/08/05

年賀状じまいの文例【友達編】ラインやSNSで内容はコピペでOK

✅ 友達への年賀状じまいは、郵送よりもSNSやLINEで済ませるのが一般的で、失礼ではありません。

✅ 年賀状じまいの際は、一斉送信やグループチャットではなく、個別にメッセージを送るようにしましょう。

✅ 年賀状をやめる旨を伝える際は、丁寧な言葉遣いを心がけ、相手との関係性に応じて適切な文面を選びましょう。

さらに読む ⇒マイハピ出典/画像元: https://utec1.co.jp/nengajojimai3/

年賀状じまいは、確かに便利でいい面もあるけど、昔からのやり取りを大切にする気持ちも忘れちゃいけないよね。

年賀状の発行枚数は、2003年のピーク時から約3分の1に減少しており、15年連続で減少しています。

主な要因としては、SNSやメールでの新年の挨拶の増加、年賀状じまいの増加などが挙げられます。

年賀状じまいは、高齢者だけでなく、若い世代や会社でも増えています。

年賀状じまいをすることで、忙しい時期の負担軽減、年賀状だけの関係への気遣いの軽減、時間や費用の節約などのメリットがある一方で、年賀状を通してしか繋がっていなかった人との関係の見直しが必要になるという側面もあります。

一方で、親しい友人などには今でも年賀状を送っている人もおり、年賀状の文化は完全に消滅しているわけではありません。

まあ、年賀状って昔からの伝統やし、送るのもええけど、今はLINEとかで済ます人も多いよね。

年賀はがき発行枚数の変遷と影響因子

年賀はがき発行枚数の変遷は、社会状況を反映していると言えるでしょう。

年賀はがきも85円に値上げ、2025年用 発行枚数は大幅減:朝日新聞デジタル

公開日:2024/08/30

年賀はがきも85円に値上げ、2025年用 発行枚数は大幅減:朝日新聞デジタル

✅ 日本郵便は2025年用の年賀はがきを11月1日から販売開始すると発表しました。

✅ 郵便料金値上げにより、年賀はがきは63円から85円に値上がりします。

✅ 発行枚数は前年比25.7%減の10億7千万枚で、電子メールやSNSの普及により年々減少傾向にあります。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASS8Y1GTPS8YULFA01TM.html

年賀はがきの料金値上げは、発行枚数に大きな影響を与えているようですね。

年賀はがきは、昭和24年から令和3年にかけて総発行枚数は増加傾向にありましたが、近年は減少傾向にあります。

特に、郵便はがきの料金値上げや、団塊の世代が年賀状のやり取りを減らしていることが影響していると考えられます。

昭和51年、昭和56年、平成6年の郵便はがきの料金値上げ時には、それぞれ前年と比較して発行枚数が大きく減少しました。

これは、郵便はがきの料金値上げが、年賀状の需要を減少させる大きな要因となっていることを示唆しています。

また、昭和48年から50年にかけてはオイルショックの影響で、昭和14年から16年にかけては個人情報保護法成立の影響で、平成18年から20年にかけては団塊の世代が還暦を迎えた影響で、それぞれ総発行枚数が減少しました。

これらの時期は、社会的な変化が年賀状の需要に影響を与えたと見られています。

さらに、平成21年以降は「若者の年賀状離れ」ということも影響していると考えられますが、それ以上に団塊の世代が年賀状のやり取りを減らしていることが、総発行枚数の減少に大きく影響していると考えられます。

年賀はがきは、昔はみんな手書きやったんやで。今は、パソコンで印刷する人が多いんやろうね。

年賀状作成の進化と年賀はがきの遊び心

プリントゴッコを使って年賀状を作成した経験は、貴重な思い出ですね。

プリントゴッコで作る年賀状2021 – fantafonte
プリントゴッコで作る年賀状2021 – fantafonte

✅ この記事は、筆者がプリントゴッコを使って年賀状を作成した過程を詳細に解説したものです。

✅ 特に、製版方法として従来のプリントゴッコの「ピカッ」製版ではなく、JAM社に外注した点、ハイメッシュマスターの代用品として厚紙とプレスンシールを活用した点などが紹介されています。

✅ また、プリントゴッコならではのインクの速乾性や刷り心地の良さ、作業効率の良さなども具体的に描写されています。

さらに読む ⇒fantafonte出典/画像元: http://fantafonte.com/2021/01/703/

年賀はがきには、遊び心があるんですね。

知らなかったです!。

年賀状は、かつては「プリントゴッコ」を使って作成することが一般的でした。

プリントゴッコは、昭和52年から平成20年まで販売され、累計販売台数は平成8年の時点で1000万台を超えていたといわれています。

当時の年末には、文具売り場にプリントゴッコの特設コーナーが設けられるほど人気があり、プリントゴッコで年賀状を作成することが「国民行事」と呼ばれていました。

年賀はがきには、切手にあたる部分にストーリーがあることも特徴です。

例えば、12年がかりでマフラーを完成させたヒツジや、12年後に子どもができたサルなど、ちょっとした遊び心が込められています。

プリントゴッコ懐かしい!うち、昔はそれで年賀状作ってたわ!

年賀はがきと持続可能な社会

環境問題への意識が高まる中、年賀はがきにFSC®認証紙が採用されたことは、大きな一歩と言えるでしょう。

森を守る」年賀はがきが、できました
森を守る」年賀はがきが、できました

✅ 2022年用年賀はがきから、すべての券種にFSC®認証紙が採用された。これは、世界の森林の保全と持続可能な利用を促進することに繋がる。

✅ 世界の森林では、年間1020万ヘクタールの森林が減少しており、これはサッカー場一面分の森林が2.2秒ごとに減少していることに相当する。森林の減少は、水や土地の劣化、二酸化炭素の吸収量の減少、生物多様性の減少などを引き起こし、私たちの生活や企業の成長に深刻な影響をもたらす。

✅ 日本郵便は、環境配慮の観点から、年賀はがきに古紙を40%以上配合した再生紙を採用してきた。しかし、古紙を配合すると、漂白が必要になり、それが環境負荷となるジレンマを抱えていた。FSC®認証紙は漂白なしで白色度の高いはがきを製造することが可能で、SDGsなど社会全体のサステナビリティへの関心が高まっていることから、FSC®認証紙の採用を決めた。

さらに読む ⇒JP CAST(郵便局の魅力を発信するメディア)出典/画像元: https://www.jpcast.japanpost.jp/2022/01/151.html

環境配慮の観点から、FSC®認証紙を採用することは、素晴らしい取り組みですね。

日本郵便は、2022年用年賀はがきから、すべての券種にFSC®認証紙を採用しました。

FSC®認証は、適切に管理された森林から生産された原材料で作られた製品を識別する国際的な認証制度です。

FSC®認証紙の採用は、世界の森林の保全と持続可能な利用を促進することにつながります。

世界の森林では、平均で2.2秒ごとにサッカー場一面分の森林が減少しており、水や土地の劣化、二酸化炭素の吸収量の減少、生物多様性の減少を引き起こしています。

森林を守り、持続可能なかたちで利用することは、私たち自身の生活を守ることにつながります。

日本郵便では、年賀はがきをFSC®認証紙に切り替えるにあたり、環境負荷を低減できる漂白なしで白色度の高いはがきを製造できる点や、SDGsなど社会全体のサステナビリティへの関心が高まっていることを考慮しました。

実現に3年を要したのは、膨大な発行枚数を誇る年賀はがきをすべてFSC®認証紙に切り替えるには、調達先の森林までさかのぼった厳しい基準をクリアした原材料の確保など、多くの課題があったためです。

日本郵便は、これからも環境配慮を継続し、サステナビリティへの取り組みを強化していくことを目指しています。

FSC®認証って、なんか難しそうやけど、環境に優しいってことかな?

年賀状の現状と今後の展望

年賀状は、時代と共に進化を続けていますね。

日本郵便、LINEで完結する年賀状「スマートねんが」

公開日:2022/11/02

日本郵便、LINEで完結する年賀状「スマートねんが」

✅ 「スマートねんが」は、年賀状の購入・作成・送付・受取・保存をLINE上で完結できるサービスで、デザインテンプレートは100種類以上、メッセージは手書き/打ち文字に対応し、動くエフェクト付きテンプレートや動画挿入など、デジタルの特性を活かしたデザインを作成可能です。

✅ 作成したデジタル年賀状はLINEで送付し、相手のLINEトークに直接届くため、移動中などの空き時間に作成可能です。また、作成したデザインの印刷・投函依頼も別途料金で利用できます。

✅ 2023年1月10日までに「スマートねんが」に届いたデジタル年賀状を見ると、「スマートねんがくじ」に参加でき、LINEポイントが当たるチャンスがあります。

さらに読む ⇒Impress Watch出典/画像元: https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1452641.html

スマートねんがは、年賀状の新しい形として、注目されていますね。

2021年に行った47都道府県別年賀状実態調査の結果では、全国で直近3年以内に年賀状を出したことがある人の割合は66%で、年代別では40代から60代の割合が最も高く全体の58%を占めていました。

年賀状を出している割合が最も高いのは徳島県と長崎県で、どちらも80%を超えています。

一方、最も低いのは沖縄県で42%でした。

年賀状をもらったことがある割合が最も高いのは島根県で96%、最も低いのは山形県で68%でした。

年賀状の作成方法では、約半数が年賀状作成用パソコンソフトを使用していました。

デザインの好みでは、山口県では明るくて賑やかなデザインを好む人が多く、新潟県ではシンプルなデザインを好む人が多かったです。

既成デザインの利用状況では、兵庫県では約3割が完全オリジナルの年賀状を作成しており、徳島県では約7割が既成デザインをそのまま利用していました。

年賀状に写真を使用する割合は、石川県が最も高く約5割、香川県が最も低く約1割でした。

手書きメッセージを添える割合は、全国で約9割でした。

年賀状の発行枚数は減少傾向にあるものの、2022年の干支「寅」や愛知県のご当地柄など、デザインは豊富に揃っている。

日本郵便は、若い世代向けにデジタル年賀状サービス「スマートねんが」を開始した。

LINEアカウントからアクセスし、デザインを選んで写真やスタンプ、メッセージなどを挿入することで、動画や音声も入れられる。

宛名を入力して2022年の元日から送信可能。

一方、コロナ禍で「温もりのある挨拶をしたい」という気持ちが強くなった若者の間では、手書き年賀状への関心が高まっている。

年賀状は、昔は、手紙を書くのが当たり前やったんやで。今は、スマホで送る時代になったんやね。

年賀状の未来は、デジタル化と伝統の融合によって、より豊かなものになるのではないでしょうか。

🚩 結論!

💡 年賀状は、発行枚数は減少傾向にあるものの、依然として多くの人に親しまれている。

💡 年賀状は、環境問題への意識の高まりから、FSC®認証紙が採用されるなど、持続可能な社会への貢献も進んでいる。

💡 年賀状は、デジタル化や新たなサービスの登場など、時代の変化に対応しながら、その姿を変えつつある。