今年の残暑はいつまで?お彼岸と猛暑の関係を解説!「暑さ寒さも彼岸まで」とは!?
💡 今年の残暑は例年より長く、9月に入っても厳しい暑さが続いています。
💡 9月19日から、彼岸の入りを迎え、暑さが和らぐ兆しが見られます。
💡 お彼岸は、先祖の霊を供養する大切な期間であり、仏教では悟りの世界への道が開かれる時期とされています。
それでは、今年の残暑と、お彼岸について詳しく見ていきましょう。
厳しい残暑は続く?秋の気象状況
今年の夏の暑さは記録的でしたね。一体いつまで続くのでしょうか。
✅ 今週の週末は関東以西で猛暑が予想される一方で、来週にかけて秋雨前線が南下・停滞し、日本各地で雨の降る日が増加する見込みです。
✅ 日本の南海上では熱帯低気圧や台風が発生しやすい状況が続いており、特に来週は熱帯擾乱が北上し、沖縄・奄美付近で動きが遅くなる可能性があり、台風の発生や影響に注意が必要です。
✅ 秋雨前線の停滞と熱帯擾乱の北上により、沖縄・奄美だけでなく、本州各地でもまとまった雨が降る可能性があり、今後の動向に注意が必要です。
さらに読む ⇒日本気象協会 tenki.jp - tenki.jp出典/画像元: https://tenki.jp/forecaster/gureweather/2024/09/05/30455.html今週はまだまだ暑いですが、来週からは雨が降りやすくなるようですね。
9月に入っても厳しい残暑が続いていますが、9月14日には津軽海峡から対馬海峡にかけて秋雨前線が顕在化し、北海道~東北北部や中国・四国~九州では雨が降りやすくなる見込みです。その他の地域では晴れ間もありますが、暖かくて湿った空気の北上によって雲が広がりやすく、所によりにわか雨や雷雨がある見込みです。秋雨前線は東北南部くらいまでしか南下せず、衰弱する見込みですので、関東から西日本の夏の様相は続きそうです。一方、日本の南の海上では熱帯低気圧が発生・消滅を繰り返しており、しばらくは熱帯低気圧が発達して台風になりそうもありません。そのため、記録的な夏の暑さに引導をわたす可能性がある台風発生はしばらくなく、厳しい暑さは一週間程度は続く見込みです。
うっわ、まじかー。でも、雨降ったら涼しくなるけん、ええやん!
記録的な暑さ、いつまで続く?
今年の暑さは記録的でしたね。
✅ 9月18日は西日本と東日本で猛烈な暑さが続き、東京都心では82年ぶりに最も遅い猛暑日記録を更新するなど、各地で異例の残暑となりました。
✅ しかし、彼岸の入りとなる明日19日から、3連休以降は猛烈な暑さが落ち着き、30℃に届かない日も出てくる見込みです。
✅ 熱帯夜に関しても、来週には25℃を下回るようになり、エアコンなしで眠りにつける日も近づいてきます。
さらに読む ⇒goo ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/nation/tenkijp-30614.html彼岸の入りを過ぎたら、少しは涼しくなるといいですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句がありますが、今年の秋の彼岸の期間は9月20日から26日で、彼岸の入りが9月20日、彼岸の中日が9月23日です。北日本を除いて、彼岸の入りまでは暑さが和らぐということはなさそうですが、9月22日には各地で最高気温が30度を下回り、彼岸の中日までに暑さが和らぎそうです。東京の最高気温は、6月下旬以降平年値より高い状態が続いており、7月10日に今年初の猛暑日となりました。今年の猛暑日日数は9月13日までで22日、真夏日日数は81日となり、どちらもこれまでの記録を大幅に更新しています。しかし、最高気温の予報からみて、これ以上猛暑日や真夏日は増えないと思われ、記録的な暑さは「暑さは彼岸まで」にはならなそうですが、「暑さは彼岸の中日まで」にはなりそうです。
あら、もう彼岸の入りなの?早いなぁ。昔はもっと涼しかったのよ。
お彼岸とは?
お彼岸は、仏教では大切な行事ですね。
公開日:2024/01/09
✅ この記事は、2024年の春彼岸と秋彼岸の時期、お彼岸の意味や由来、お彼岸の過ごし方について解説しています。
✅ お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日とする前後3日間で、仏教では極楽浄土に想いをはせ、善行を積むべき大切な時期とされています。
✅ お彼岸の期間には、お墓参りや法要を行い、先祖や故人を偲び供養するのが一般的です。また、お彼岸の意味や由来、お彼岸の過ごし方について、詳しく解説されています。
さらに読む ⇒葬儀・葬式・家族葬なら「いい葬儀」日本最大級の葬儀相談・依頼サイト出典/画像元: https://www.e-sogi.com/guide/2175/お彼岸の期間は、ご先祖様を偲び、供養をする大切な期間ですね。
お彼岸とは、春分の日と秋分の日を中日とした前後3日間、合わせて7日間のことです。春彼岸は3月17日から23日、秋彼岸は9月19日から25日です。お彼岸は仏教で、悟りの世界である「彼岸」とこの世である「此岸」が最も通じやすい時期とされ、先祖供養をする風習が生まれました。お墓参りをするのは、彼岸期間であればどの日でも構いません。
お彼岸って、お墓参りとか行くやつやん?
「暑さ寒さも彼岸まで」の由来
お彼岸は、仏教用語の「彼岸」に由来するんですね。
✅ 「彼岸」は本来、仏教用語の波羅蜜多(パーラミタ)に由来し、迷いの川を乗り越えて悟りの境地に達した状態を表す「向こう岸」を意味する。
✅ 春分の日と秋分の日が「彼岸」と呼ばれるのは、昼と夜の長さが同じで、太陽が真東から昇って真西に沈むことから、極楽浄土への最短ルートが開通すると考えられてきたため。
✅ お彼岸は、ご先祖様を供養することで、悟りの境地=極楽浄土へ至るための最善の機会とされている。
さらに読む ⇒日本文化と今をつなぐウェブマガジン - Japaaan出典/画像元: https://mag.japaaan.com/archives/115050「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざは、自然のサイクルと深く関係しているんですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざは、秋彼岸を過ぎると太陽の力が弱まり、暑さが和らぐことから生まれたと言われています。お彼岸は、自然のサイクルと深く関係する日本独自の行事であり、ご先祖様への感謝や供養の気持ちを表す大切な期間です。
なるほど、勉強になったわ。
「暑さ寒さも彼岸まで」の意味と使い方
「暑さ寒さも彼岸まで」は、色々な意味で使われているんですね。
✅ 「暑さ寒さも彼岸まで」は、春分または秋分を中日とする7日間を指す「彼岸」を境に、厳しい暑さや寒さが和らぐことを表す慣用句です。
✅ この言葉は、季節の移り変わりを表すだけでなく、「つらいこともいつかは終わる」という希望を込めて、困難な状況にある人に寄り添う言葉としても使われています。
✅ 「彼岸」は仏教用語で悟りの境地を指し、「暑さ寒さも彼岸まで」は、厳しい状況も「彼岸」を過ぎれば好転するという意味合いも含んでいます。
さらに読む ⇒@DIME アットダイム出典/画像元: https://dime.jp/genre/1160121/このことわざには、希望を込めたメッセージも込められているんですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」は、夏の暑さは秋の彼岸ごろまで、冬の寒さは春の彼岸ごろまでで、それを過ぎると過ごしやすくなるという、気候の変化を表すことわざです。由来は、春分と秋分の日を境に昼夜の長さが逆転し、気候が変化することから来ています。また、人生にたとえて、辛いことも時期がくれば終わって楽になるものだという解釈もあります。類義語には、「冬来たりなば春遠からじ」「一陽来復」があり、対義語には「一難去ってまた一難」「前門の虎、後門の狼」などがあります。例文としては、「暑さ寒さも彼岸までとはいっても、この暑さがあと3週間も続くと思うと何もやる気がおきない。」や、「暑さ寒さも彼岸まで、近いうちにコロナが終息し、自由に行動できる日が来るはずだ。」などがあります。英語では、「Neither heat nor cold lasts beyond the equinox.」のように表現できます。
あら、昔の人の言葉は、深いものね。
今年の残暑は長く、厳しい暑さが続いていますが、彼岸の入りを過ぎれば、少しずつ涼しくなる見込みです。
💡 今年の残暑は例年より長く、9月に入っても厳しい暑さが続いています。
💡 9月19日から、彼岸の入りを迎え、暑さが和らぐ兆しが見られます。
💡 お彼岸は、先祖の霊を供養する大切な期間であり、仏教では悟りの世界への道が開かれる時期とされています。