コンビニトイレの利用は法律的にOK?コンビニトイレ利用のマナーとは!?
💡 コンビニトイレ利用は、法律的に問題がない場合もある。
💡 コンビニトイレ利用は、マナーを守ることが重要。
💡 コンビニ側の対応も様々で、注意が必要。
それでは、コンビニトイレ利用について詳しく解説していきます。
コンビニトイレ利用のマナー
それでは、コンビニトイレ利用のマナーについて詳しく解説していきます。
✅ コンビニのトイレは店舗によって利用条件が異なり、無断使用や従業員限定トイレの利用は建造物侵入罪に該当する可能性がある。
✅ 判例では、違法な目的で建物に立ち入った場合、建造物侵入罪の成立を広く認める傾向があり、トイレの無断使用目的も違法な目的とみなされる。
✅ ただし、店内に入っただけでは目的がトイレの無断使用と断定できないため、実際に問題になることは少ないと考えられる。
さらに読む ⇒弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律相談事務所検索ポータル出典/画像元: https://www.bengo4.com/c_1009/n_5253/コンビニトイレは、お店にとって貴重な資源であり、大切に利用する必要があります。
コンビニのトイレは、私有地にあるため、無断使用は迷惑行為であり、場合によっては不法侵入と見なされる可能性があります。
トイレを利用する際は、少額の買い物をするか、店員に一言声をかけるのがマナーです。
ただし、トイレの利用に関して「ご自由にお使いください」と明記されている場合は、声をかける必要はありません。
また、コンビニのトイレは、利用客が買い物をするためのサービスの一環として提供されているため、トイレだけ利用して何も買わないのは、お店にとって迷惑行為となります。
なるほどね。確かに、お店側も迷惑やろうね。
法律的な観点から見たコンビニトイレ利用
続いて、法律的な観点からコンビニトイレ利用について解説していきます。
公開日:2024/06/25
✅ コンビニでトイレだけ利用して商品を買わずに立ち去る行為は、刑法上の建造物侵入罪に該当する可能性があり、3年以下の懲役または10万円以下の罰金が科される可能性があります。
✅ ただし、緊急避難が認められる場合は刑事責任を問われない場合があり、民事上は清掃費用や使用料を支払う義務が発生する可能性があります。
✅ コンビニ側がトイレ利用の際に商品購入を義務付ける張り紙をしていても、法的拘束力はありませんが、民事上の不法行為責任を問われる可能性があります。
さらに読む ⇒オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー出典/画像元: https://otonanswer.jp/post/209532/法律的な問題点があるとは、驚きですね。
コンビニで商品を買わずにトイレを使用した場合、法的に違法となる可能性があります。
これは、刑法上の「建造物侵入罪」にあたる可能性があるからです。
ただし、緊急避難が認められる場合は、刑事責任を問われない可能性があります。
緊急避難とは、自身の生命、身体、自由、または財産を守るために、やむを得ずに行った行為が、避けようとした害の程度を超えていない場合に認められます。
例えば、トイレに行かなければ、自分の衣服や店内の施設を汚してしまう可能性や、ぼうこう炎などの病気になってしまう可能性があった場合です。
ほう、そうなのね。でも、緊急時なら仕方ないわよね。
コンビニ側の張り紙と法的責任
では、コンビニ側の張り紙と法的責任について解説していきます。
✅ 緊急避難とは、自分や他人の生命、身体、自由、財産などを守るために、やむを得ず違法な行為を行った場合に、その行為が違法とされないという法制度です。
✅ 緊急避難が成立するためには、①行為時点で危険が生じていること、②危険を回避するための行為であること、③やむを得ない行為であること、④緊急避難により守られる権利・利益が侵害される権利・利益以上であること、の4つの要件を満たす必要があります。
✅ 緊急避難は、正当防衛と異なり、攻撃者ではなく、危険源に対して行われる行為であり、必要最小限の行為であることが求められます。また、緊急避難が成立するかどうかの判断は、状況によって異なるため、専門家の意見を聞くことが重要です。
さらに読む ⇒ベンナビ刑事事件(旧:刑事事件弁護士ナビ)|刑事事件の加害者弁護に強い弁護士検索サイト出典/画像元: https://keiji-pro.com/columns/330/コンビニ側の張り紙は、法的拘束力がないんですね。
コンビニ側が「トイレを使用する際は店員に声を掛けてください」という張り紙をしている場合、張り紙を無視して無断でトイレを使用した場合、建造物侵入罪が成立する可能性があります。
しかし、緊急避難が認められる場合は、刑事責任を問われません。
コンビニ側が「商品を買わない人や店内のサービスを利用しない人のトイレの入室を禁じる」という張り紙を掲示した場合、この張り紙自体は法的に有効ではありません。
しかし、張り紙を無視してトイレを無断で使用し、商品を購入しなかった場合、民事上の不法行為により、清掃費用や合理的な使用料を支払う義務が発生する可能性があります。
えー、張り紙って、法律で決まってるんちゃうの?
コンビニトイレ利用の現実的な問題点
コンビニトイレ利用の現実的な問題点について解説していきます。
✅ 量販店やコンビニが、性的少数者(LGBT)や車いす利用者を含めた「誰もが使いやすいトイレ」の整備を進めている。
✅ ドン・キホーテは渋谷の旗艦店にオールジェンダー向けトイレを設置し、ファミリーマートは、車いす利用者の意見を受け、多目的トイレの設置店舗をホームページで検索できるようにした。
✅ これらの取り組みは、多様性の尊重や社会貢献だけでなく、トイレの利用をきっかけとした「ついで買い」や、2020年の東京五輪・パラリンピックを見据えた顧客満足度向上に繋がると期待されている。
さらに読む ⇒日刊工業新聞 電子版出典/画像元: https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00429601コンビニ側も、トイレの利用をしやすいように工夫しているんですね。
コンビニで商品を購入せずにトイレを使用する行為は、緊急避難が認められれば刑事責任を問われないということです。
しかし、トイレの管理・維持には一定の費用がかかることから、民事責任を問われないために、使用後はペットボトル飲料やガムといった少額な商品でもよいので、購入するのが望ましいでしょう。
なんか、世の中って、難しいね。
店員側の意見
それでは、店員側の意見について解説していきます。
公開日:2024/06/18
✅ コンビニのトイレを何も買わずに利用するのはマナー違反だとする意見が多く、特にトイレを汚く使用したり、何も買わずに立ち去る客に対しては、店員は不快感を抱いている。
✅ 店員は、トイレの清掃や水道代、電気代、ペーパー代などのコスト負担を顧客に理解してもらいたいと考えており、せめてコーヒーなど何かしら購入してくれることを期待している。
✅ コンビニ店員は、トイレをきれいに使用してくれることによって、次の利用者が気持ちよく利用できるようになり、感謝の気持ちを感じると述べている。
さらに読む ⇒au Webポータル出典/画像元: https://article.auone.jp/detail/1/2/2/172_2_r_20240618_1718659603571420店員さんの気持ちもよく分かりますね。
コンビニのトイレを何も買わずに利用することについて、元コンビニ店員の2人が、それはマナー違反だと主張しています。
千葉県の男性は、朝早くから働いていた際に、トイレを汚く使ったり、何も買わずに立ち去る客を多く見てきた経験から、そうした客はマナー違反だと考えています。
愛知県の女性は、現役のコンビニ店員として、トイレの水道代、電気代、ペーパー代は店側が負担しているため、せめて何かしら購入してほしいと訴えています。
また、トイレを汚く使う客についても、掃除はスタッフが行うため、次の人が気持ちよく使えるように綺麗に使ってもらえると嬉しいですと締めくくっています。
この投稿は、コンビニのトイレ利用の是非について、店員側の意見を反映しており、客側にもマナー意識の向上を求めるものです。
あら、そうなのね。でも、トイレは綺麗に使わないとね。
コンビニトイレの利用については、法律的な問題点やマナー、店員側の意見など、様々な側面があることが分かりました。
💡 コンビニトイレの利用は、法律上は問題がない場合もあるが、マナーを守ることが重要。
💡 コンビニトイレは、お店にとって貴重な資源であり、大切に利用する必要がある。
💡 コンビニトイレを清潔に保つために、利用者側も協力していくことが大切。