スライダー:打者を翻弄する変化球って、どんなもの?変化球の極意とは!?
💡 スライダーとカーブは、投球の腕振りや回転のかけ方でボールの軌道が変化する。
💡 スライダーは横に、カーブは縦に変化するボールで、打者のタイミングを外す効果がある。
💡 変化球を習得するには、ストレートを磨き、変化球をストレートを効果的に使うためのツールとして考えることが重要。
では、変化球の中でも代表的なスライダーとカーブについて解説していきます。
スライダー:打者を翻弄する変化球
スライダーは、ストレートと同じようなスピードで投げられるため、打者は変化に気付きにくく、打ちにくい球種ですね。
公開日:2024/05/11
✅ 元巨人投手の成瀬功亮さんが、中学生が変化球を習得する際のポイントを解説。スライダーとカーブの握り方や投げ方、練習方法などを紹介しています。
✅ 変化球は、ストレートと同じ腕振りで投げられるチェンジアップを最初に習得することを推奨。スライダーとカーブは、ストレートよりも強い腕振りで投げることや、遊び感覚で試行錯誤しながら練習することが重要だと説明しています。
✅ 変化球を習得する上で大切なのは、ストレートを磨くこと。変化球は、ストレートをより効果的に使うためのツールとして捉えることが重要であり、中学生の3年間で自信を持って投げられる1球種を見つけることを推奨しています。
さらに読む ⇒First Pitch (ファーストピッチ) ― 野球育成解決サイト ―出典/画像元: https://first-pitch.jp/article/well/pitching/20240509/7462/変化球を習得する上で、ストレートを磨くことが重要というのは、改めて実感しました。
スライダーは、ストレートと同じスピードで投げられるものの、打者の手元で横に滑るように変化する変化球です。多くのピッチャーが使用し、ストレートと同じ投げ方で変化を加えることができるため、覚えやすく使い勝手の良い変化球と言えます。スライダーは、手首を内側に捻りながら斜めに回転させて投げることで、右下に曲がる(右投手の場合)変化球です。速球に近い速度で投げられるため、打者はボールの動きを見極めるのが難しく、空振りを誘いやすいという特徴があります。しかし、投げすぎると肩や肘への負担が大きくなるというデメリットも存在します。
なるほどね。スライダーって、ストレートと同じ投げ方で変化を加えることができるってのが、使いやすそうでいいね。
カーブ:変化の大きい変化球
カーブは、スライダーと比べて、曲がり方が大きく、打者のタイミングを外しやすいですね。
公開日:2023/07/27
✅ カーブはバッターの目線を上に引きつけ、タイミングをずらすことで打撃を困難にする変化球です。また、ストレートを速く見せる効果もあり、バッターのタイミングを外しやすくなります。
✅ カーブはコントロールが難しく、リリースの仕方を間違えるとボールが高めに浮いたり、ワンバウンドしてしまうことがあります。また、カーブを多投すると、ストレートのリリースが変化し、高めに浮いてしまう可能性があります。
✅ カーブを効果的に投げるには、ボールを抜くことと、回転をかけることが重要です。ボールを抜くためには、利き腕とは反対方向にボールを押し出すようなイメージで投げ、回転をかけるためには、リリース時に人差し指と中指でボールを強くグリップする必要があります。
さらに読む ⇒At-bat8出典/画像元: https://at-bat8.com/curve-ball/カーブはコントロールが難しいので、練習を重ねてマスターする必要があると感じました。
カーブは、スライダーとは異なる変化球で、手首を外側に捻りながら上から下に向かって回転させて投げることで、大きく右に曲がる(右投手の場合)変化球です。スライダーよりも遅い速度で投げられるため、打者はボールの動きを予測しやすいですが、正確な読み解きが必要となります。そのため、打者のタイミングを外し、打ち損じさせる効果が期待できます。
わしゃ、昔はなぁ、カーブを投げる練習は、竹の棒で地面を叩きながら練習したんじゃよ。
スライダーとカーブ:異なる特徴を持つ変化球
スライダーとカーブは、それぞれ特徴が異なるので、使い分けが重要ですね。
公開日:2019/10/29
✅ カーブは、山なりの軌道で曲がりながら落ちていく変化球で、バッターの手元で外角へ逃げたり、内角に投げた場合は腰を引いてしまうほど効果的な変化球です。
✅ スライダーは、水平にスライドするように曲がる変化球で、ストレートと見分けがつきにくいため、バッターは空振りしてしまうことが多いです。
✅ カーブは、手首のひねりでボールを左へ急速にねじるように押し出すように投げ、スライダーはストレートを投げるときの要領で、ボールを放す瞬間に中指に力を加えて投げることがコツです。
さらに読む ⇒ awakest.net出典/画像元: https://awakest.net/curve-slider/スライダーとカーブ、どちらも魅力的な変化球ですね。
スライダーとカーブは、どちらも野球における投球の変化球ですが、ボールの動きや投げ方、回転軸、速度、打者に対する効果などが異なります。それぞれの球種には、メリットとデメリットが存在するため、投球スタイルや状況に応じて使い分けが重要となります。
スライダーとカーブ、どっちもええやん! 投げれるようになりたいわー。
スライダーの使いこなし:投球技術と戦略
社会人野球で活躍されている鈴木健矢投手は、スライダーを武器にされているんですね。
✅ 鈴木健矢投手は、JX-ENEOS所属のサイドスロー投手であり、最速147キロの速球とキレのあるスライダーを武器に、社会人野球で活躍しています。
✅ スライダーの握り方は、縫い目の横に中指と薬指を添え、親指で縫い目を固定し、3点でロックする。投げ方は、直球と同じように腕を振るが、リリース時に指を抜きながら時計回りの横回転を加える。
✅ スライダーは、カウント球では緩くて大きな変化、決め球では速くて鋭い変化と、リリースの仕方で使い分けをする。直球の軌道から打者の軸足に向かって食い込むように投げることで、打者を詰まらせることができる。
さらに読む ⇒ ベースボール・マガジン社出典/画像元: https://www.bbm-japan.com/article/detail/1033スライダーの握り方や投げ方を具体的に紹介していただき、大変参考になりました。
スライダーは打者を翻弄する有効な球種ですが、投球技術の習得が難しく、肘や肩への負担も大きいという側面があります。投手がスライダーを投げる際は、打者の体勢やタイミングを考慮し、外角に大きく変化するか、内側に切れ込むように変化するかなどを工夫することで、打者を打ち取ることができます。
スライダーの使い分け、めっちゃ重要そうやね。
スライダー:投手の武器でありリスクも伴う
スライダーは、投手の武器となる一方で、怪我のリスクも伴うので、注意が必要です。
公開日:2024/02/05
✅ 記事は、スライダーを投げる際に「空手チョップのイメージ」で投げることの是非について、著者の経験と考察に基づいて解説しています。
✅ 著者は、空手チョップのイメージではスライダーのスピードが出ず、変化量も十分でないことを指摘し、自身の経験からスライダーのスピードアップとストレートとの連動性を重視した投げ方を提案しています。
✅ さらに、記事では指導者の重要性も強調しており、個々の投手の特性や感覚を理解した上で、的確な指導を行うことの必要性を訴えています。
さらに読む ⇒スライダー】絶対にやめて!空手チョップのイメージで投げると打たれます 投球アドバイザー飯塚大樹全国大会優勝+MVP千葉出典/画像元: https://www.elevendesign.online/archives/5397スライダーの投げ方について、様々な視点から解説していただき、大変興味深かったです。
スライダーは投手の武器となる一方で、怪我のリスクも伴うため、投球フォームやトレーニングに注意が必要です。スライダーは野球における変化球の一つで、速球よりも遅く、カーブよりも速く変化する球種です。打者から見て、外側に逃げるように変化するスライダー外角と、打者の手元で急に落ちるスプリットスライダーがあります。
わしゃ、昔はなぁ、スライダーを投げる練習は、石を投げて練習したんじゃよ。
今回は、スライダーとカーブについて解説しましたが、変化球は投球技術だけでなく、体力や精神力も必要です。
💡 スライダーとカーブは、投球の腕振りや回転のかけ方でボールの軌道が変化する。
💡 スライダーは横に、カーブは縦に変化するボールで、打者のタイミングを外す効果がある。
💡 変化球を習得するには、ストレートを磨き、変化球をストレートを効果的に使うためのツールとして考えることが重要。