高橋亜美さん、虐待のトラウマを乗り越え、子供たちの支えに!アフターケア相談所「ゆずりは」とは!?
💡 高橋亜美さんは、児童虐待のトラウマを乗り越え、子供たちの心のケアに寄り添う「ゆずりは」を設立しました。
💡 ゆずりはは、児童養護施設退所者などの自立支援を目的とした相談所です。
💡 高橋亜美さんの活動を通して、虐待のトラウマ克服や支援の重要性について考えていきましょう。
それでは、詳しく見ていきましょう。
虐待のトラウマと克服
幼少期に辛い経験をされたんですね。
公開日:2020/01/23
✅ 「アフターケア相談所ゆずりは」は、社会的養護のもとを巣立った人たちのその後の人生をサポートする駆け込み寺のような場所として、2011年に誕生しました。
✅ ゆずりはでは、生活保護申請、DV相談、精神科や産婦人科への同行など、様々な相談を受け付けており、その多くは児童養護施設や里親家庭など、社会的養護から巣立った人たちからの相談です。
✅ ゆずりは代表の高橋亜美さんは、施設を出た後の「アフターケア」こそが、今まさに必要とされている支援だと痛感し、この場所を開きました。高橋さんは以前、自立援助ホームで職員として働いており、施設を出た後の困難な状況を目の当たりにし、彼らを支える場所が必要だと感じました。
さらに読む ⇒soar(ソア)|人の持つ可能性が広がる瞬間を伝えていくメディアプロジェクト出典/画像元: https://soar-world.com/2017/10/19/yuzuriha/卓球の指導が原因で、万引きなど問題行動を起こされてしまったんですね。
高橋亜美さんは、1973年生まれの岐阜県出身で、現在は東京都でアフターケア相談所「ゆずりは」の所長を務めています。幼少期には父親から卓球の指導を通じて暴力を受け、トラウマを抱えることになりました。その経験から、周りの人に優しくできず、万引きなどの問題行動を起こすこともありました。しかし、父親が卓球の指導をやめたことで、万引きの癖はなくなり、人との関係も改善しました。この経験が、後に虐待などで苦しむ子供たちの心の傷に寄り添う活動へと繋がっていくのです。
そうか、大変だったな。でも、今は克服されててよかったね。
支援への道
なるほど、退所後のサポートが重要なんですね。
公開日:2023/08/15
✅ 「ゆずりは」は、児童養護施設退所者などの自立支援を目的とした相談所です。退所後も、様々な困難に直面する彼らを、生活保護申請や医療サポート、弁護士紹介などを通して、丁寧に支援しています。
✅ 「ゆずりは」は、相談スペースに加えて、就労支援のためのジャム工房も併設しており、相談者にとって安心できる場所を提供しています。また、無料の学習会や夕食提供など、相談者へのサポート体制を強化しています。
✅ 相談者数は年間約300人、のべ12000件に上り、相談内容は生活保護申請や医療、金銭トラブルなど多岐にわたります。電話やメールでの相談も多く、相談者一人ひとりの状況に合わせたきめ細かいサポートを提供することで、相談者の不安解消に努めています。
さらに読む ⇒ぶんハピねっと出典/画像元: https://bunjihappy.com/archives/7234生活保護申請や医療サポート、弁護士紹介など、様々なサポートを提供されているんですね。
大学では当初デザインを志望していましたが、日本社会事業大学社会福祉学部に進学し、大学4年生のときに「自立支援あすなろホーム荘」で実習を行いました。そこで出会った子供たちの状況に衝撃を受け、支援の道へ進むことを決意しました。卒業後は地元岐阜県に戻り、その後「自立援助ホームあすなろ荘」の援助スタッフとして働き始めます。しかし、自立した後の子供たちの困難な状況を目の当たりにし、2011年に東京都でアフターケア相談所「ゆずりは」を設立しました。
あんた、世話好きなんやろ? いいことやで。
相談者の心のケア
高橋さんの経験が、今の活動に繋がっているんですね。
✅ 高橋亜美さんは、卓球の厳しい指導により、反抗的な態度や万引といった問題行動を起こしていた過去を持つ。
✅ 大学で児童福祉を学び、現在は児童養護施設や里親家庭を巣立った人たちを支えるアフターケア相談所の所長として活動している。
✅ 幼少期の経験から、犯罪者の生い立ちや背景に関心を持ち、自身の経験を踏まえて、虐待などで頼れる家族のいない人々を支える仕事を選んだ。
さらに読む ⇒東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞出典/画像元: https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/support/81893/相談者の方々と向き合い寄り添い続けているんですね。
高橋亜美さんは、自身の経験から、支援にゴールはないと考え、相談者と向き合い寄り添い続けています。年間2~3万件の相談を受け、そのうち400人くらいの人と直接関わっています。相談所では、虐待や貧困などの問題を抱える子供たちの支援に尽力しています。高橋亜美さんは、著書『はじまりのことば』を出版しており、虐待や貧困支援の経験に基づいた、心の痛みに寄り添う言葉が綴られています。
相談者さん、めっちゃ多いやん! すごいな。
家庭環境と葛藤
家庭環境の影響が大きいんですね。
✅ 高橋亜美さんは児童虐待によって傷ついた子供たちのための施設「ゆずりは」を運営しており、年間2〜3万件の相談を受け、子供たちの生活を支援しています。
✅ 高橋さんは自身の父親からの虐待経験から、子供たちの問題行動は性格が悪いのではなく、環境やトラウマによるものであると気づき、福祉活動を始めるに至りました。
✅ 高橋さんは父親からの暴力に耐え、万引きを繰り返すなど、辛い経験を乗り越え、その経験から子供たちの心の奥底にある問題を見抜く力を培いました。
さらに読む ⇒人間学を探究して四十六年|総合月刊誌定期購読者数No.1|致知出版社出典/画像元: https://www.chichi.co.jp/web/20200204_takahashi_ami/辛い経験を乗り越えて、子供たちの心の奥底にある問題を見抜く力を培われたんですね。
高橋亜美さんは、母親の自由奔放な性格もあり、自身の問題行動に深く関与することなく、言葉でサポートすることもありませんでした。しかし、実家は岐阜であり、東京で仕事をする高橋さんを経済面や生活面で支え、精神的な支えにもなっています。大学で児童福祉を学び、自分の過去を振り返り、父親に謝罪しました。母親には、話を聞いて欲しかったという気持ちを伝えましたが、理解を得られませんでした。
親御さんとの関係は、難しいよね。
相談所「ゆずりは」の活動
相談所「ゆずりは」の活動は、本当に素晴らしいですね。
✅ 高橋亜美さんは、社会的養護施設を退所した方々の支援を行う「アフターケア相談所ゆずりは」の所長を務めている。
✅ 高橋さんは、自身の経験から、社会的養護で育つ子どもたちが抱える困難さを深く理解しており、特に、退所後の生活支援の必要性を感じていた。
✅ 高橋さんは、子どもたちが安心して自立できる社会を実現するため、様々な支援活動を行っており、その活動は他の団体からも注目されている。
さらに読む ⇒Parade of Fans for Houston’s Funeral出典/画像元: http://machibarry.jp/archives/471高橋さんの活動は、多くの団体から注目されているんですね。
高橋亜美さんは、自身の経験から、虐待などで頼れる家族のいない人たちを支える仕事をしており、アフターケア相談所「ゆずりは」の所長を務めています。高橋亜美さんは、虐待の経験を通じて、子供たちは本来、人を傷つけようと思って生まれてくるわけではないと確信し、子供たちへの深い愛情と理解を持って、活動を続けています。今も、多くの子供たちの心のケアに尽力し、社会生活を営む上で困難に直面する子供たちの相談に乗り、必要なサポートを提供しています。
あんた、子供たちのために頑張っとるんやなぁ。
高橋亜美さんの活動は、子供たちの未来への希望を与えてくれるものですね。
💡 高橋亜美さんは、虐待の経験を乗り越え、子供たちの心のケアに寄り添う「ゆずりは」を設立しました。
💡 ゆずりはは、児童養護施設退所者などの自立支援を目的とした相談所です。
💡 高橋亜美さんの活動を通して、虐待のトラウマ克服や支援の重要性について考えることが出来ました。