非正規講師の仕事はキツい?働き方と待遇の現状に迫る教員の働き方は今、どうなっているの!?
💡 非正規講師の増加と待遇の低迷が深刻化している
💡 長時間労働による負担増加と精神的なストレスが懸念されている
💡 理想的な働き方を実現するための課題と解決策を探る
それでは、第一章「コロナ禍からの復帰と現状」について詳しく見ていきましょう。
コロナ禍からの復帰と現状
コロナ禍からの復帰、おめでとうございます。
公開日:2022/11/25
✅ 近年、公立学校における非正規雇用の教員が増加しており、その数は全国で5~6人に1人に達している。
✅ 文部科学省は長年、非正規教員の割合を公表してこなかったが、これは非正規率の上昇という不都合な事実を認めたくないためではないかと推測されている。
✅ 「ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会」は、文部科学省が教育委員会に対して実施している「教職員実数調」のデータを入手し、非正規教員の割合の推移を算出している。
さらに読む ⇒ 東洋経済オンライン出典/画像元: https://toyokeizai.net/articles/-/596089?display=b非正規講師の待遇の低さは深刻ですね。特に給与の低さは大きな問題です。
著者は、コロナ禍で非常勤講師の仕事を辞めた後、縁あって産休補助から復帰し、2年が過ぎました。現在は週3日、10時間の勤務で、月収12万円です。15年以上、給与が1円も上がっていないことに対して、著者は不満を感じています。
まあ、世の中そんなもんよ。みんな頑張っとるけん、しゃーない。
新たな仕事のオファーと通勤の負担
副校長や教頭の負担も、想像をはるかに超えて大きいんですね。
✅ 千葉県教育委員会が実施した出退勤時刻実態調査結果によると、副校長や教頭の勤務状況は校長や教員と比べて厳しいことが明らかになりました。
✅ 副校長や教頭の時間外在校時間が他の職種よりも長く、月当たりの時間外在校時間が45時間を超える割合が90%を超えています。
✅ 副校長・教頭の平均時間外在校時間は70時間を超え、全体の平均である55時間を大きく上回っています。
さらに読む ⇒KKS Web:教育家庭新聞ニュース|教育家庭新聞社 | 小・中・高校の先生、職員、教育委員会、PTA役員、教育に携わる企業の方に向けた教育の専門紙です。月2回発行。学校、行政、企業、家庭を教育情報でつなぐ立場からの情報を発信しております。出典/画像元: https://www.kknews.co.jp/post_committee/20221205_chiba通勤時間の負担は、仕事へのモチベーションにも影響を与えそうですね。
著者は、教員バンクへの登録後、複数校からオファーを受けています。以前の勤務校よりも通勤時間がかかる現在の勤務校に、慣れと通勤時間の短さから引っ越しによる遠さを理由に、当初は公立高校のオファーを断りました。しかし、現在の勤務校への通勤時間が負担になっていると感じています。
昔は、自転車で学校に通ってたのよ。今は、車がないと無理よね。
仕事内容の変化と主任からの丸投げ
一括下請負の禁止は、建設業界全体にとって重要なルールですね。
公開日:2024/06/26
✅ 建設業法における一括下請負(工事の丸投げ)は原則禁止されており、元請け業者、下請け業者問わず、違反した場合には監督処分(営業停止)を受ける可能性があります。
✅ 一括下請負とは、元請け業者が請け負った工事の全てまたは大部分を下請け業者に丸投げすることですが、例外として、民間工事で共同住宅の新築以外の場合に、発注者から事前に書面で承諾を得た場合は、合法的に丸投げが可能です。
✅ 一括下請負は、発注者の信頼を裏切り、手抜き工事や労働条件の悪化につながるため、建設業全体への悪影響が懸念されることから禁止されています。
さらに読む ⇒行政書士いわた事務所出典/画像元: https://yumetas-office.com/2021/12/09/round-throw/丸投げは、現場の負担を増やし、質の低下にも繋がりますね。
仕事内容については、以前は8クラス担当していましたが、現在は3科目4クラスです。そのうち2科目は初めての科目であり、主任の先生からの丸投げ状態に悩んでいます。著者は、前任の若い先生が主任の先生の産休中に苦労していたことを知り、今回の体制改善も、一時的なものだと感じています。
えー、まじ!?丸投げとか、ありえへん!
理想的な働き方と今後の展望
残業代未払いは、労働基準法違反ですね。
✅ 名古屋市教育委員会が公立中学校の非常勤講師5人に約130万円の未払い残業代を支払うことを認めました。これは、非常勤講師の働き方改善を求める運動の成果であり、全国の非常勤講師に励みとなるものです。
✅ 市教委は当初、残業代は想定していないとして認めませんでしたが、労働基準監督署の指導を受け、労働時間の適正把握と必要な残業代の支払いを行うよう是正勧告を受けました。
✅ 今回の残業代支払いによって、学校の現場における長時間労働問題が改善され、教職員全体の働き方がより良い方向に進むことが期待されます。
さらに読む ⇒日本共産党出典/画像元: https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-11-24/2020112401_07_1.html労働時間の適正管理は、今後の課題ですね。
著者は、正規の先生とは異なる働き方を模索しており、サービス残業を減らすことを目指しています。しかし、主任の先生の指示や、正規の先生の仕事量の多さから、理想的な働き方を実現するのが難しいと感じています。今後、著者は、非常勤講師として働き続けるか、別の選択肢を検討していく必要があると感じています。
まあ、みんな、サービス残業とか、してるもんよ。
非正規講師の働き方改革は、喫緊の課題ですね。
💡 非正規講師の待遇改善と労働時間管理の必要性が明らかになった
💡 教職員全体の負担軽減と働き方改革が求められる
💡 教育現場の質向上と人材確保のために、働き方改革を進める必要がある