聴覚障碍者のオリエンティア、辻悠佳さんの挑戦!デフリンピックでメダルを目指す彼女は、一体どんな人物なのか?オリエンテーリングの世界とは!?
💡 聴覚障碍者のオリエンティア、辻悠佳さんの挑戦を紹介
💡 オリエンテーリング競技のルールや魅力を解説
💡 東京2025デフリンピックでの辻悠佳さんの活躍に期待
それでは、辻悠佳さんのオリエンテーリングへの道のりを紐解いていきましょう。
オリエンテーリングへの道
辻悠佳さんのオリエンテーリングへの熱い想いが伝わってきますね。
公開日:2024/05/10
✅ 辻悠佳さんは、登山が趣味の友人からオリエンテーリングを紹介され、全国大会でエリートクラスの選手の熱意に触れて競技の世界に足を踏み入れました。
✅ 失格という苦い経験から、オリエンテーリングの奥深さと重要性を理解し、競技への情熱を燃やし続け、毎週大会に参加するようになったとのことです。
✅ 山登りを始めるきっかけは、昼寝中に突然湧き上がった山への憧れだったそうで、最初は高齢者の趣味というイメージから抵抗があったものの、低い山から始めて今では山登りを愛するまでになったそうです。
さらに読む ⇒TOKYO FORWARD 2025 〜世界陸上・デフリンピック〜出典/画像元: https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/player/tsuji-yuka/水泳から登山、そしてオリエンテーリングへ。辻悠佳さんの挑戦は、私たちに勇気を与えてくれます。
辻悠佳さんは、1993年生まれの聴覚障害を持つオリエンティアで、株式会社JTBに所属しています。幼少期から水泳に親しみ、ジャパンパラ競泳大会で優勝するなど、スポーツに親しんできましたが、20歳で水泳を離れ、旅行会社へ就職しました。その後、登山に目覚め、聴覚障害者の登山仲間からの紹介でオリエンテーリングを始めました。オリエンテーリングを始めたきっかけは、登山好きの友人に勧められたことでした。最初は興味は薄かったものの、全国大会の光景を見て、競技の面白さに気づき、本格的に取り組み始めました。初めての大会では失格を経験し、その悔しさからオリエンテーリングへの情熱が燃え上がりました。
すごいなー。登山もオリエンテーリングも体力いるやろ?
オリエンテーリングの挑戦
オリエンテーリング、地図とコンパスだけで山を駆け巡るなんて、想像しただけでもワクワクしますね。
✅ オリエンテーリングは、山林や公園などの決められた地点(コントロール)間を自由なルートで回り、そのタイムを競うスポーツです。
✅ 特徴は、選手が自分でルートを選択することです。そのため、速く走るだけでなく、いかに良いルートを選ぶかが重要になります。
✅ オリエンテーリングでは、コースが書かれた地図とコンパスのみを使って、ナビゲーションを行いながらコントロールを巡ります。GPSなどの電子機器の使用は禁止されています。
さらに読む ⇒オリエンテーリングってどんなスポーツ?出典/画像元: https://koyamsfc.amigasa.jp/orienteering.html地図を読む力、体力、そして判断力…。オリエンテーリングは、まさに心・技・体の競技ですね。
オリエンテーリングは、地図とコンパスだけを頼りに、体力、走力に加え、地図を読み、判断力も求められる競技です。辻さんは、オリエンテーリングに必要な要素として、心・技・体を挙げています。心は、自分自身との孤独な戦いに負けない強い精神力、技は、ルート選択や地形把握、そして体は、体力と瞬発力が重要になります。競技中には、川を渡ったり、滑落しそうな斜面を登ったりするなど、危険な場面も経験するとのことです。しかし、辻さんは、テープや監視員による安全対策がされているため、大きな心配はないと語っています。それでも、ルート選択によっては危険なコースもあり、実際に水量の多い川を渡ったり、滑りやすい斜面を登ったりした経験を持つそうです。
若い頃は、山登りとかよくしたわよ。地図もコンパスも、使いこなしてたわよ。
輝かしい実績と未来への展望
聴覚障碍者向けのオリエンテーリング競技、国際ルールに準拠しているんですね。
✅ オリエンテーリングは、地図とコンパスを使って山野に設置されたコントロールを順番に通過し、ゴールまでの速さを競う競技です。道なき道を進み、地図を読みながら自らの力で進路を選択する決定力や判断力、そして体力も必要とされる競技です。
✅ 聴覚障碍者向けのオリエンテーリング競技は、国際ルールに準拠しており、スタートの合図は旗振りや電光掲示板など視覚的に伝えられます。また、コントロール通過の確認は、音だけでなく光も用いるシステムを採用することで、聴覚障碍者の選手も安心して競技に参加できます。
✅ 東京2025デフリンピックでは、聴覚障碍者の選手が集中して競技に取り組めるように、スタートやコントロール通過の確認システムが検討されています。また、大会会場への事前立入制限など、競技参加者への注意事項も発表されています。
さらに読む ⇒東京2025デフリンピック 大会情報サイト出典/画像元: https://deaflympics2025-games.jp/main-info/sports/orienteering/辻悠佳さんの輝かしい実績、そして東京2025デフリンピックでの活躍が楽しみですね!
辻さんは、2022年にオリエンテーリングを始めてわずか1年で、全日本オリエンテーリング選手権の年齢別クラスで入賞を果たしました。現在は、エリートクラス出場権獲得と東京2025デフリンピックでのメダル獲得を目指しています。オリエンテーリングの練習は、週末に大会に参加して経験を積む、地図を見ながらルートをイメージするトレーニング、過去の大会地図を参考にルートを検討することなど、多岐にわたります。2023年度全日本オリエンテーリング選手権大会で、辻選手がW21ASクラスにおいてミドル/ロング・ディスタンス競技部門で優勝/3位を獲得しました。これは、一般の日本最大大会でデフ選手がミドル、ロング続けてメダルを取るのは初めてであり、東京2025年デフリンピックに向けて大きな一歩となりました。
え、まじ!?すごい!もうすでに表彰台に立ってるやん!
辻悠佳さんの挑戦は、私たちに多くのことを教えてくれます。これからも、辻悠佳さんの活躍を見守っていきましょう。
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